介護ベッドのシーツ交換は重労働!腰痛と生傷を防ぐ、プロ直伝「手のひら」の使い方

「週に一度のシーツ交換が憂鬱…」
「マットレスが重くて腰にくるし、ベッドの金具でよく手を怪我する」

在宅介護において、地味だけれど体にこたえる家事ナンバーワン、それが「ベッドメイキング(シーツ交換)」ではないでしょうか。
重たいマットレスを持ち上げ、中腰でシワを伸ばす作業は、介護者の腰にとって大きな負担です。

でも、介護施設で何十台ものベッドをテキパキと交換しているプロたちは、なぜ腰を痛めないのでしょうか?
そこには、体を守るための明確な「技術」と「ルール」があるからです。

今回は、家庭でもすぐに真似できる、楽で安全なシーツ交換のテクニックをご紹介します。

目次

鉄則1:シーツを入れる時は「手のひらを下」に!

シーツの端をマットレスの下に入れ込む時、ベッドのフレーム(枠)の金具で手の甲を擦りむいたことはありませんか?
これ、実は「手の向き」が間違っているから起きる事故なんです。

プロの正解は、「手のひらを下に向ける」こと。

手のひらを下にして、マットレスの裏側を撫でるようにシーツを押し込みます。
逆に「手のひらを上(手の甲を下)」にしてしまうと、皮膚の薄い手の甲がベッドの金具やスプリングに直接当たってしまい、怪我をするリスクが高まります。

「手のひらは下!」
この合言葉だけで、痛い擦り傷とはサヨナラできます。

鉄則2:腰を守るなら「膝」を使え

中腰で作業をしていて、「あいたたた…」となるのは、足が棒立ちになっているからです。
介護の基本技術(ボディメカニクス)では、「足を前後に開き、膝を軽く曲げる」のが鉄則です。

腰(背骨)だけで前かがみになるのではなく、膝のクッションを使って重心を下げるイメージです。
これだけで、腰への負担は劇的に減ります。

また、介護ベッドなら「ベッドの高さを一番上まで上げる」のも有効です。
自分の腰の高さまでベッドを上げてしまえば、屈む必要がなくなり、作業が驚くほど楽になります。終わったら元の高さに戻すのをお忘れなく!

シーツ交換だけでなく、親御さんをベッドから車椅子へ移す時も腰を痛めやすい瞬間です。抱え上げずにスルスル動かす『魔法の板』を使えば、腰痛リスクはさらに減らせます。

手間を減らす「時短グッズ」の活用

体力勝負を避けるために、便利なアイテムをフル活用しましょう。

1. 伸びてフィットする「ボックスシーツ」

一枚布のフラットシーツをきれいに折り込むのは、プロでも技術がいります。
家庭では、ゴムが入っていて被せるだけの「ボックスシーツ」や、伸縮性のある「ストレッチシーツ」を選びましょう。
シワになりにくく、交換の時間も半分以下になります。

2. 汚れをガードする「防水シーツ」

「おむつ交換のたびにシーツまで汚れてしまう」という場合は、腰のあたりだけに敷く「部分用防水シーツ」を一番上に敷きましょう。
汚れてもその部分だけ交換すればいいので、大掛かりなベッドメイキングの回数を減らせます。

3. 重ね技「シーツ2枚敷き」

頻繁に汚れる場合は、あらかじめ防水シーツや敷きパッドを2枚重ねて敷いておくという裏技もあります。
汚れたら上の一枚を剥がすだけで、すぐに綺麗なシーツが出てきます。夜中の交換作業などで威力を発揮します。

防水シーツは購入するものですが、介護ベッド本体や付属品は『レンタル』できるのをご存知ですか? 損をしないための『借りる・買う』の線引きを解説します。

まとめ

シーツ交換は、「きれいにすること」よりも「介護者が疲れないこと」を優先してください。

「今日は手のひらを下にして、膝を使ってやってみよう」
その小さな意識の変化が、あなたの腰と手を守り、長く続く介護生活を支えてくれます。

シーツをきれいに張り替えたら、親御さんの体もサッパリさせてあげませんか? ベッドの上でできる、湯冷めしない『プロの体拭き』の手順をご紹介します。

「シーツを入れる時は手のひらを下に」。これが怪我を防ぐプロの技です。
なぜ手のひらが下なのか。それは「手の甲を金具から守るため」です。
こんな細かい動作一つにも、介護職の安全を守るための理屈があります。この知識は国家試験でも正解となる重要ポイント。ぜひ実際の試験問題で確認してみてください。
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