問13
認知症総合支援事業において配置の対象とされているものとして正しいものはどれか。3つ選べ。
- 福祉用具専門相談員
- 認知症地域支援推進員
- チームオレンジコーディネーター
- 認知症初期集中支援チーム
- 介護サービス相談員
正解は2・3・4。認知症施策の「実行部隊」
地域支援事業の中に「認知症総合支援事業」というパッケージがあります。
この事業で配置される専門職やチームは、まさに地域の認知症ケアの最前線を担う人たちです。
地域の「司令塔」(選択肢2)
認知症地域支援推進員
この記述は適切です。
市町村の認知症施策をぐいぐい引っ張るリーダー役です。
医療や介護のネットワークを作ったり、相談に応じたりする、地域の「要(かなめ)」となる存在です。
サポーターをつなぐ「架け橋」(選択肢3)
チームオレンジコーディネーター
この記述は適切です。
「チームオレンジ」とは、認知症サポーターがチームを組んで、認知症の人や家族を支援する活動のこと。
このチームと、支援を必要とする人をマッチングさせるのがコーディネーターの役割です。
早期からの支援体制を作るキーマンです。
初期消火の「専門部隊」(選択肢4)
認知症初期集中支援チーム
この記述は適切です。
「認知症かな?」と思っても、受診を拒否したり、家族が困り果てているケースがあります。
そんな時に、専門職(医師や看護師など)がチームで自宅を訪問し、集中的に支援を行って医療や介護につなげる部隊です。
「初期」の段階で介入するのが最大のミッションです。
誤答は1・5。分野違いの専門職
誤りの選択肢は、介護保険には関わるものの、「認知症総合支援事業」の枠組みではない職種です。
用具のプロは別枠(選択肢1)
福祉用具専門相談員
この記述は不適切です。
車椅子やベッド選びのプロですが、配置されるのは「福祉用具貸与・販売事業所」です。
認知症総合支援事業の配置対象ではありません。
苦情解決のプロも別枠(選択肢5)
介護サービス相談員
この記述は不適切です。
施設などを巡回して、利用者の不満や疑問を聞く「相談員」です。
これは自治体の「介護サービス相談員派遣等事業」などによるもので、認知症施策とは別の事業です。