寝たきりの高齢者に贈るプレゼント

寝たきり高齢者のへのプレゼント

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施設で働いていると、日々の業務に追われてなかなか気が回らない事があるかと思います。寝たきりの高齢者でも日々の生活はありますし、少しでも季節を感じられたり刺激になるような事をしてあげたいと思うのは当然です。

そこでここでは、寝たきりの高齢者の方へ贈るプレゼントについて紹介していきます。少しでも気分転換になったり、笑顔を見る事ができるきっかけになれば幸いです^^

目次

寝たきりの方の生活

寝たきりの方の生活は基本はベッド上の生活で、食事や入浴などのセルフケアの時間以外は天井を見つめる生活が多いと思います。家族のご面会もあるかと思いますが、1日を通して考えるとほんの少しですよね。

施設で面会制限がある場合は、もっと家族と会える時間が限られているかと思います。そんな寝たきりの生活に少しでも刺激となったり、気分が紛れるようなプレゼントを贈るとしたらどんなものが良いのでしょうか。

プレゼントは消耗品がベスト!!

ベストなプレゼント

寝たきりの高齢者へプレゼントを渡したい場合、どんなものが良いのか悩みますよね。好みには個人差もありますし、施設入所されているご高齢の方1人1人に合わせてプレゼントを選ぶには時間も労力も必要になります。そこでプレゼントとして渡してもハズレのないものを紹介していきたいと思います。

靴下

足が冷たい人には靴下がオススメ

市販されている靴下のほとんどは、靴下がズレないようにゴムを使用してます。

高齢者で足がむくんでいると、靴下の締め付けが冷えの原因になったりします。そのため、介護用の靴下では「ゆったりとしてゴムが無いもの」を選ぶのがよいでしょう。

靴下の素材も通気性が良く、肌を刺激しない物を選ぶようにしましょう。

通気性が悪い靴下だと汗で蒸れてしまって、冷えてしまいます。

汗をよく吸って、水分を外に逃すことができる素材の靴下を選んでください。

暖かく過ごして頂けます!

高齢者の肌は乾燥していて敏感です。

ちょっとした刺激で急に痒くなってしまうことがあるので肌への刺激が少ない素材を選ぶようにして下さい。

気を付けたいポイントは2つ
  • 締め付けが無いものを選ぶ
  • 通気性が良く、肌を刺激しない素材

帽子

寝たきりの方でも散歩に行かれることはあります。

ベッドにいる時間が長いので、外へ行かれる時はオシャレをして出かけてもらいたいですね。

寝たきりの方は髪の毛が乱れがちですし、お風呂に入るのも週に2.3回と毎日入れなかったりします。

帽子をかぶれば髪型を気にせずに外に出かけることもできますし、日差しが強い時の日よけ対策や寒い季節の防寒対策としても役立ちますよ。

ヘアブラシ

寝たきりだと髪の毛も乱れがちで、髪を整えないまま人前に出ている方もおられます。

言葉に出さなくても、身なりを気にされいる方は非常に多いですよ。

ヘアブラシがあれば髪の毛もすっきりとさせられますし、ブラシをかけると頭皮のマッサージにもなり気持ちもいいです。

なによりも、身だしなみを整えると気持ちも前向きになり意欲も出てきます。

自分で髪の毛を整えることが出来ない方でも、目立つ場所に置いておけば介護士さんや看護師さんが髪を整えてくれます。

腕が上げにくく自分でブラシをかけるのが大変な方でも柄の部分が長い介護用のヘアブラシがあるので、そちらをプレゼントすると喜ばれます。

ブリザーブドフラワー

花は奇麗ですし、見ているだけでも癒されます。しかし花は生き物なので水を替えるなどの世話をしなければいけません。

寝たきりの方には、花の水替えは難しくどうしても周りに助けてもらわないといけないので世話をしている人の負担になってしまいます。

他にも、花粉のアレルギーや花によっては匂いがきついものもあるので大部屋の場合は周りに気を使わなければなりません。

花を贈るときには、手間がかからない「プリザーブドフラワー」や、「ハーバリューム」の贈り物がおすすめです。

介護用クッション

「介護用クッション」は、寝たきりの高齢者に無くてはならないアイテムですが、さまざま物が販売されています。

寝たきりの方が快適に過ごされるよう、用途に合わせて適切な介護用クッションを選びましょう。

介護用のクッションの主な用途は、褥瘡予防と姿勢保持になります。

褥瘡ができやすい箇所は仰向けの場合、仙骨、肩甲骨、かかと、後頭部になり、褥瘡予防には、2時間に一回体位の交換をするのですが、適切なクッションを使わないと効果が薄かったり、使われている人が不快な思いをします。

  • 3角形のクッションは体位交換時、時背中にあてて体を支える時に使います。
  • 「長方形」「筒型」のクッションは背もたれとして使ったり、横向きで抱えるように寝転びたい場合に使われます。小さいものは、かかとや後頭部の褥瘡予防にも使われることがあります。

「円座クッション」は使い方を間違うと床ずれを悪化させるおそれがあるので、詳しい方にアドバイスを受けた方がいいでしょう。

膝掛け

寝たきりでも車イスに乗ったりする機会はあるかと思います。そんな時に膝掛けがあると良いと思います。

イヤホン

同室の方に迷惑をかけずにTVを見たりラジオを聞いたりするのに便利なのではないでしょうか。1人時間を充実できるアイテムとしてオススメです。

寝たきり高齢者に避けるべきプレゼントは?

ダメなプレゼント

寝たきり高齢者に避けるべきプレゼントがある事をご存知でしょうか。念のため簡単に紹介しておきますね。

生もの

家族が付き添って食べさせる分には許可している施設もありますが、時期によっては食中毒の可能性も出てきますのでご本人が望んでもプレゼントとしては好まれない傾向にあります。

瀬戸物

見て楽しむ分には良いですが、割れる可能性が高いため施設側としては使いにくいという背景があります。落としても割れないプラスチック製なら良いかも知れません。

鉢植えの花や植物

鉢植えは“根を生やす”という意味合いから、施設に入所中の高齢者からは好まれない傾向にあります。定期的に水やりなどの管理もしなければならないのでプレゼントには不向きと言えるでしょう。

車椅子へ移られる事がある方には

寝たきりといっても、全員がベットに一日中居るわけではなく、リハビリや散歩などでベットから離れて余暇活動を楽しまれる方も見えます。

ベットから離れるときは車椅子を使うのですが、人によっては座り心地があまり良くない事もあるので、車いす用クッションの購入を考えてもいいのかもしれません。

車いす用のクッションが気になるなら、参考にこちらの記事を読んで見てください。

車椅子に使う最適なクッションの選び方


寝たきりのお年寄りに贈るプレゼントを聞いてみました。

祖母が寝たきりのとき、一緒に写っている写真を何枚か可愛く貼り付けて、メッセージやイラストなども描き込んだボードをプレゼントしました。ボードであれば壁に飾ることができるので、寝たきりでもいつでも見ることができます。壁の写真ボードを見ながら、祖母は喜んでいました。どんなときに撮った写真なのかもよく覚えていて、写真を見ながらお話もできて良かったです。壁に飾る写真のプレゼントはおすすめです。

施設に入居していた私の祖母は、寝たきりになっても甘いものが好きでした。 なので、施設に遊びに行くときは、やわらかいお菓子(水ようかんやゼリー、プリンなど)を買って持っていくことが多かったです。 そして、ベッドを少し起こして一緒に食べました。 耳も遠くなりあまりおしゃべりできなくても、甘いものを食べるときは一緒に笑顔になれるひとときでした。

私の父は、脳梗塞を患い、麻痺が残り、しばらく寝たきりでした。入院しているときは、テレビが見れるようにと、テレビカードを渡しましたが、自宅に戻って来てからは、体温調節ができるような、汗の吸収が良い、綿のインナーをプレゼントしました。 寝たきりだと、暑い寒いが自分で調整できないので、汗をかいていても、私も気づかない時もありましたので、インナーにしました。

曾祖母が寝たきりになってしまったときに、お菓子やお花などいろいろなものを購入してプレゼントしたのですが、中でも「動物のぬいぐるみ」が一番喜んでくれました。動物が好きな人で、犬や猫・インコなど様々な動物に囲まれて生活してきたので、自室に一人っきりで寂しかったらしく動物のぬいぐるみは非常に喜んでくれていつも枕元に置いてくれていました。

寝たきりの高齢者の方は、基本的に刺激の少ない毎日を送っています。 そこで、ご本人が興味を持ちそうな写真のプレゼントはおすすめです。 お孫さんがいるなら成長の様子をちょっとしたアルバムにする、自然が好きな方なら、自宅周辺や公園で見つけた季節の花や綺麗な景色などをアルバムにして渡すなどをすると何度でも楽しめるのでおすすめです。

パジャマが良いと思います。私の義理の祖母が、介護施設でほぼ寝たきりの状態なのですが、敬老の日にパジャマを贈ったことがあります。パジャマは必ず利用するものですし、寝たきりの人はほぼ一日着ています。食事や排せつで汚れることもあるので助かるそうです。祖母も喜んでいましたが、祖母の着替えの交換を行う義母にも喜んでもらえました。

寝たきりの高齢者に送るプレゼントは、思い出の場所の写真がオススメです。私の曽祖母も寝たきりになってしまい、たまに意識がある時は、昔の写真を懐かしそうに眺めて、涙を浮かべておりました。その為に、意識があるのであれば、思い出の写真をアルバムなどにしてプレゼントすることがおすすめです。私の曽祖母はとても喜びました。

寝たきりの高齢者の方は、基本的に運動が出来ないので、夏でも身体の末端が冷えてしまうことが多いです。 そこで、肌ざわりの良いブランケットをプレゼントすると喜ばれます。 素材は、肌触りが良く、温かいもの、爪にひっかけたりしにくいものを選ぶと良いです。 また、ご本人の好きな色や柄のものが近くにあるというのは、安心感や幸福感にもつながるので特にオススメです。

父が寝たり起きたりの生活なので、色々と気を使います。冬になるととても寒がり、手がいつも冷たいと言っているので、百均ショップで見つけた綿生地の指なし手袋を買いました。 夜、寝る前に着けて寝ると、だいぶ違うようです。 冬は日中でも着用しています。滑り止め付きの物もあるので、食事中の時や飲料水のボトルも持てます。

脳梗塞から寝たきりになり、施設へ入所している祖父に万華鏡とぷにぷにした樹脂のおもちゃを贈りました。 万華鏡はわずかな動きで中の景色が変わるのでよい暇つぶしになったようです。 景色の元になるビーズ等を入れ替えられ、飽きが来ないとのこと。 外装が紙製の筒なので怪我をしにくいのもいい点でした。 樹脂製のおもちゃは手のひらの機能訓練用です。 固いボールが用意されていたのですが、握りすぎて痛いと訴えていたのでやわらかいものを選びました。 こちらは安価で、様々な形がありますので、人によって好きな色や形を選べるのがいいポイントです。

娘(ひ孫にあたる)が、よくお花や犬や猫などの絵を描いてプレゼントをしていました。いつもとても喜んでくれて、娘のその絵を見ながら、2人でゆっくりとお話を楽しんでいました。 次回お見舞いに行くと、いつも病院のベッドのサイドテーブル飾ってくれていました。 新しい作品を娘が描いて、それを持ってお見舞いに来てくれる事を、とても心待ちにしていてくれたようです!

手のひらサイズのガラスケースに入ったプリザーブドフラワーはいかがでしょうか。以前、高齢者施設に住む祖母に胡蝶蘭の花を贈りました。コンパクトなのでベッドの脇に置いても邪魔にはならないですし、割れないガラスなので誰かが落としてしまったとしても安全です。「いつまでもきれいなので見ていて嬉しい」と喜んでもらえました。

知り合いの病院で寝たきりの女性はとてもおしゃれな方だったので、ご家族が華やかな花柄のパジャマでピンクとブルーの明るい色のものを誕生日にプレゼントされていました。 ちゃんと着せて貰えるようにと、ボタンではなくマジックテープ式で脱ぎ着しやすいものにしていた為、スタッフさんも着せやすかったようです。明るい色だったため、顔色も明るく見えて良かったと思います

私の勤めていた病院では、寝たきりの患者様への母の日のプレゼントとしてブリザードフラワーを送る方が多かったです。 病院では、床頭台の限られたスペースしかありません。そこに乗せても患者さんの治療などに影響がない大きさで、また、万が一患者さんのベッドや床に落としてしまったとしても怪我や事故につながらなくて良かったです。

勤めていた病院で患者様のご家族がプレゼントで冬場に簡易加湿器を送られていました。上から吊るす紙のタイプのもので、あまり高額ではなく、300円ショップなどでも販売されているものです。 カラフルな色で床頭台のランプに吊るすだけなので簡単に取り外しができ、治療の妨げにならずに済みます。霧吹きなどで加湿器を湿らせれば、ワンシーズン使えます。又、暖かくなってきたら破棄すればいいので衛生面から見ても良いと思いました。

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