デイサービスの8月レク
1年の中で最も暑いのが8月という方も多いでしょう。
特に近年の猛暑は、お年寄りでなくとも辛いものです。
こんな時期のレクは、室内で行えるものなど、暑さに晒されない工夫が必要ですね。
そうめん流しをされるところは多いようです。室内で出来て、目にも涼しく、しかも美味しく素麺が食べられるので非常に理想的ですね!
夏祭りを行うところも見かけます。規模にもよりますが、これは人手も必要ですし、利用者さんがある程度お元気に動ける状況がないと、なかなか難しいかもしれませんね。
実際、私が働いていたデイサービスは職員3~4名、利用者さん10名前後でほとんどの方が重度の認知症でご自分では歩けない方が中心でしたので、夏祭りは行うことができませんでした。
そういった施設でも、盆踊りはイスに座ったままでもある程度再現できますので曲を流してみなさんで練習から始めるのも、きっと楽しんで頂けることでしょう。
私が働いていたところでは、送迎の車を出してヒマワリを見に行くドライブを8月に行います。鮮やかな黄色は高齢者にも見付けやすいようで、「あっちにもあるよ」「こっちにも」等、みなさんイキイキとされて楽しんでいただけました。
脱水症状はもちろん、逆に冷房を利かせ過ぎないようにするなど、一層の配慮が必要な時期ですが、職員一同で協力し、より楽しい思い出を作ってくださいね!
デイサービスで行うレクリエーションを聞いてみました。
暑い8月にはぴったりの流しそうめん大会が実施されました。竹で流しそうめんの台を作るのは大変なので、スタッフの皆さんが、使用済の牛乳パックを繋ぎ合わせ、流しそうめんの台を作ってくれていました。最初はなかなかそうめんが流れずでしたが、そこも流しそうめんの面白いところ。うまく流れてきたそうめんをキャッチできれば、拍手喝采!暑さも吹き飛ぶ大盛り上がりのイベントでした。
8月の毎週月曜日にはかき氷の会を行っています。スタッフが自宅にあるかき氷機を数台持ち寄ります。利用者さんをかき氷の台数のグループに分けます。(昨年は3台あったのでの3グループになりました。)ご利用者様と一緒にかき氷を作ります。 シロップは数種類用意した方が喜ばれます。暑い所で食べるかき氷はより美味しいと感じてもらえると思っているので、食べる少し前から部屋の冷房の温度を上げておいたり、わざと窓をあけてセミの鳴き声を部屋に聞こえるようにするといった一工夫にこだわってます。
8月は盆踊りがいいです。前の日までに準備を済ませて、当日は、施設の職員も一緒に楽しみます。車いすの方も、盆踊りの雰囲気を楽しむことができ、好評です。花火を上げる施設もあり、夜まで楽しめます。いろいろな花火を見ることで、楽しく過ごせます。町中の人が見に来るので、大賑わいです。屋台も出せると、とても楽しく過ごせます。
竹を使用し、屋外でそうめん流し。患者さんが掴みやすいように緩やかな角度でゆっくりそうめんを流し、そうめんを食べてもらう。夏なのでスイカやトマトなども冷やして食べてもらうよう、そうめんの後に流す。屋外で夏の暑さを感じてもらいつつ、昔を思い出してもらえるよう歌を歌い、夏の風物詩、そうめんを味わってもらう。
夏祭りを開催しました。動ける方は広場の中央で盆踊りをしていただき、動けない方は踊りを眺めるという感じで椅子を配置して座っていただきました。音楽はテープで流しウチワと手ぬぐいを100均で準備しました。事前にウチワに絵を描いたり切り絵を貼ったりする作業も利用者さんにしていただきました。職員が浴衣を着て出店のような物を出し輪投げゲームもしていただきました。
流し素麺大会です。竹を縦半分に割って、木で作った高さを段階つけた足にのせ、流し素麺台を作ります。下に桶をおいて取り残した素麺が入るようにしておきます。上からお水と一緒に素麺を流し、その下に竹二沿って縦に並んで割り箸でとってもらいます。少量ずつ流すのがコツです。とっても盛り上がりますし、暑い夏に涼しさが出てとってもおすすめです。
8月はとても暑いですが冷房を効かせすぎるわけにはいかないので、利用者の皆さんが使えるうちわを作成するレクリエーションを行います。骨組みだけを用意して、自分たちが好きな柄や絵を貼り付けたり、書いたりして自分好みのうちわを作っています。とても気に入っているようで暑いときは自分のうちわで扇いで涼んでいます。
8月のレクリエーションは夏祭りを行ないました。部屋には提灯が飾られ、お祭りの音楽が流れ職員の皆さんが開いて下さった屋台で輪投げやヨーヨー釣りなどを楽しみました。赤や青や黄色のお祭りのハッピを着せてもらい、希望する方は浴衣を着付けて貰うことも出来ました。レクを楽しんだ後にはみんなで輪になって盆踊りを踊り、車椅子の方も一緒になって楽しみました。