デイサービスの6月レク
6月と言えば、梅雨の時期ですね。
雨で鬱陶しいと感じる方も多いようですが、しとしとと響く雨音は心を落ち着かせてくれて心地よいと感じる方も多いようですよ。どうせ来てしまった梅雨ですから、楽しく乗り切れるレクリエーションを行いたいものですね!
私が勤務していたデイでもやりましたし、クチコミにも見られますが紫陽花(あじさい)の花をちぎり絵で再現するところは多いですね。紫陽花は色も様々ですし、大小のバラつきがあっても違和感なく、ちぎり絵で再現しやすいお花です。カタツムリやカエルのイラストも添えて、ぐっと季節感を出しましょう。
てるてる坊主も欠かせません。ティッシュで作ると、利用者さんにとって顔が描きにくいですから紙に書いて切り取ったてるてる坊主が良いでしょう。たくさん作ってぶら下げると可愛らしさが倍増します。
可能であれば紫陽花やツツジの花を見に行くと、女性利用者さんには喜ばれます。ご家庭のお庭でも咲いていることが多いので、遠出せずに見ることができるかもしれませんね。
日によって蒸し暑かったり、案外ひんやりと寒かったりと調整が難しく、体調を崩しやすい時期でもあるかもしれません。そのあたりも気をつけながら、楽しくコミュニケーションをとってくださいね。
デイサービスで行うレクリエーションを聞いてみました。
6月から本格的に梅雨の時期。指や手の運動も兼ねて、6月のレクリエーションとして、てるてる坊主作りがありました。ティッシュだけだと全部白のてるてる坊主になってしまうとのことで、ピンクやオレンジ、水色、黄色などさまざまな色の紙が用意されていました。30個近くの色とりどりのてるてる坊主を作り、窓辺に飾ると、まるで虹がかかったように鮮やかでとっても華やかな印象になりました。参加された皆さんも、「綺麗だね」と喜んでいらっしゃいました。
6月は、ツツジの花が、とてもきれいに咲きます。公園などへ散歩できるのであれば、花を見ながら歩くのは、とてもリラックスできます。初夏ということもあり、暑い日差しは注意が必要です。利用者は、花を見ると、笑顔になります。楽しくワイワイと過ごすことができ、とても好評です。熱中症が心配ならば、朝がいいですね。
6月は雨季で天候が読めませんので、室内でできるレクリエーションがお勧めです。私の福祉施設では、様々な和楽器をレンタルして触れ合ったり演奏したりするイベントを行いました。指を使うので脳のトレーニングにもなると思います。また、うどんや白玉団子などを作ったりして、皆で食べました。小麦粉や白玉粉で簡単に出来ますし、コミュニケーションにもなるので楽しい時間が作れます。
デイサービスで行う6月のレクリエーションは、ちぎり絵をします。
6月といったら紫陽花なので、黒一色で紫陽花の絵が描かれた紙に紫や青などの紙を用意し、好きな大きさにちぎりその紙に貼っていきます。
色の組み合わせを考えたり、ちぎって貼るだけではなく少しぐしゃぐしゃにして花びらの質感に近づけたりと、頭や指先の体操にもなります。
また、梅雨明けの来月からの猛暑の前に備えて熱中症にならないようにするための○×クイズも行います。
6月は紫陽花やカタツムリのデザインのちぎり絵や塗り絵を行ったりしています。女性の利用者の方はお花の話題で盛り上がったり、ちぎり絵や塗り絵をすることがお好きな方が多いので助かっています。
また男性利用者の方には、広告などで作るてるてる坊主作りを行ったことがあります。広告を丸める作業は少し力が必要だったり、他の方より大きいものを作ると喜ばれたりしていました。
6月といえば梅雨の季節です。
外でのイベントやレクリエーションは出来ないので施設の中で切り絵や折り紙を折るレクリエーションがおすすめです。
6月に因んであじさいの花の折り紙を折ったり、切り絵をして施設内を飾り付けするようにすると良いです。
切り絵や折り紙は手作業なので手先を使い、頭を使うレクリエーションとしておすすめです。
折り紙でカエルや紫陽花を作り、箱庭のようなものを作ったり、お風呂場にカタツムリの作り物や紫陽花の造花を飾り、楽しんでいただく。
梅雨をテーマに習字をしていだだく。
映画上映会をする。
雨の日は、画用紙に絵の具を少しおいて、雨にあてて模様を作り、マーブリングようにし、好きな形(雫の形など)に切って、デイルームに飾る。
私の祖母がお世話になっている老人ホームでは、大きなゴムボールとペットボトルを使ってボーリングをしていました。他には輪投げをしていました。あとは、シソは6月が旬らしく、シソのお味噌汁が提供されていました!お味噌汁は嫌いな人がほとんどいないでしょうし、短時間でも食べられるので良いなと思いました!6月は梅雨時でじめじめしているので、室内で楽しめるものがいいですね。
6月といえば雨の季節。雨が降ると、お散歩が出来なくなるので、楽しみが減ってしまいます。
その出来事を逆手にとって行ったレクリェーションが、雨が降った分だけ「紫陽花を咲かせよう」という企画です。6月の一か月間、雨が降った日には利用者全員で、紫陽花を折り紙で折ります。紫陽花は1輪の集合体なので、1人数輪折って頂き、ホールのメインの壁に皆で張っていきます。次に雨が降った日には、折り紙の色を変えてまた別の紫陽花を作ります。折り紙の色や質感を変えるだけでも、かなり印象が変わります。
6月が終わる頃にはメインの壁が紫陽花でいっぱいになるので「紫陽花寺にわざわざ行かなくてもここで十分ね」「これだけ雨が今年も降ったんだね」と利用者も楽しんでくれています。