介護マニュアル

2019/1/3

高齢者の災害対策で備えておきたい物と震災直後の生活ニーズ

高齢者における災害対策 災害は人々の生活や心身の健康に大きな影響を与えてしまいます。疾患や障害を持つ高齢者への影響は更に大きなものになるため、いつ起こるかわからない災害に対して、日頃の備えが必要と言えるでしょう。 災害が起こってしまった時になるべく高齢者の健康を維持するために、重要なことを考えていきます。普段から備えておくものについては色々なメディアに取り上げられているため、ここでは一般的な項目は列挙せず、備蓄品や非常用持ち出し袋に対して高齢者についての注意点を説明します。 高齢者に特有の必要なもの お薬 ...

2019/1/3

介護現場での吸引の目的と準備、実施とコツ

介護職の吸引 介護の現場での「医療」と「介護」の線引きは難しいものです。 吸引の処置は、以前は介護職には許可されていませんでした。 しかし、痰が貯留し呼吸苦を呈す高齢者に対して手をこまねいて吸引を行わずにいることは、高齢者にも介護職にとっても辛いものです。 また、在宅で頻回な吸引が必要な高齢者に対しては、介護職が吸引できないとご家族の介護負担が軽減されません。 これらの背景から平成24年に始まった「喀痰吸引等制度」により、介護の現場でも条件を満たせば吸引が可能になりました。 施設や在宅で介護職が吸引を行う ...

2019/1/3

高齢者介護の摘便について「目的と準備と実施方法」

摘便とは 便秘には様々な原因がありますが、疾患がなくても筋力や運動量が低下したり、摂食量が減少した高齢者ではよく見られる状態です。 高齢者介護に関わるスタッフは、必ずと言っていいほど直面する問題でしょう。 便を排出できずに長時間腸内に滞留していると、便が更に硬くなり排出困難になったり、腸閉塞などの原因ともなります。 そのため、直腸内に手指を挿入して便を排出させる行為を摘便と言います。 介護現場における摘便 摘便は医療行為であるため、現在では介護職に推奨される行為ではありません。 しかし、実際の現場には摘便 ...

2019/1/3

認知症の徘徊に対する基本的介護と具体的な対応

徘徊とは何でしょう? 認知症になると、家の中や外をあてもなくうろうろと歩き回る行動が見られます。これを徘徊(はいかい)と呼びます。高齢者の介護現場に従事する方は、少なからず直面する問題であるでしょう。 屋内を歩き回るだけのケースは比較的対応しやすいと思いますが、高齢者にまだ体力があり家の外に出て徘徊をしてしまうと、行方不明や事故などの大きな問題に繋がります。 認知症を持つ行方不明者の届け出は、近年では年間一万人を超えているという発表もあります。 徘徊中に電車にはねられて死亡した認知症の男性の遺族に対してJ ...

2016/4/18

胃ろうを持つ高齢者の介護について

胃ろうとは何ですか? 高齢者介護を担う方でしたら、胃ろうを造設した高齢者にお会いする機会は多いと思います。 胃ろうとは、内視鏡を使って造られた「おなかの小さな口」のことです。 口から食事を摂ることが難しい方や、食べても誤嚥して肺炎などを起こすリスクの高い方に対して、胃に直接栄養を入れる投与方法です。 手術は比較的簡単なもので体への負担も少ないため、体力の落ちた高齢者でも受けやすく、全身状態の改善が見込めると言えるでしょう。 胃ろうの長所と短所  胃ろうの造設による長所と短所は以下のようなものです。 【長所 ...