認知症・介護

介護による負担をラクにする3つのポイント

要介護者人口が増加する近年、介護に追われる人の人口も同じく増加しています。

長く続く介護、心も体も疲れ果ててしまわないよう、介護者は自分のことも大切にしなくてはいけません。

そうはいっても日々の介護に追われれば、なかなか自分のことまで手が回らないのが現実。

体を壊して自分まで誰かの手が必要になってしまうなんてことにもなりかねません。

負担を減らす3つのポイント

心の整え方や介護サービスの知識を得る

いざ介護が始まってみると、介護について学んでいたり、経験があるなど事前に十分な準備をしていない限り、最初からうまくいくことばかりではありません。失敗を繰り返すうちに自信がなくなって、心が折れてしまい追い詰められることも。

うまくいかないことで辛くなる場合は、介護についての知識を身に付けましょう。人は「知らないこと」に対してとても大きなストレスを感じるものです。

例えば相手の体を抱き起すとき、お風呂やトイレの介助をするとき、慣れていないと膝や腰など自分の体に負担をかけてしまいます。介助をするときには「ボディメカニクス」という、小さな力で相手を動かす技を身につければ、介護の負担はずっと軽くなります。

自分が何に負担を感じているかを知り、それに対しての知識を得ることで、心が自動的に整うようになります。

グチや弱音を吐ける場所を持つ

日本人は忍耐強い性格です。さらに昔から「親の面倒を見るのは当たり前」という精神もあり、親の介護を他人に任せる介護サービスを利用したり、介護について「辛い」「やめたい」などと口に出すことはいけないことだと思い込んでいます。

しかし誰だって、弱音を吐いたり、話を聞いてもらったりしたいときがあります。本音ではないにしろ「もう介護をやめたい!」と声に出したくなることだってあります。

そんなとき、そういう弱音やグチを受け入れてくれる場所を作りましょう。同じような境遇の人が集まるコミュニティに参加したり、SNSで悩みを書き込める場所もあります。

地域包括センターで困っていることを相談することができる場合もありますので、問い合わせてみましょう。

自分のことを優先する時間を必ず持つ

介護は命に係わる重要な役割です。ちょっと目を離したすきにベッドから落ちたり、浴槽で転んでしまったりして、さらに体が悪くなってしまう事故も起こりかねません。

しかし、自分の一日を100%介護に使ってしまうと、自分の心と体のケアやストレス解消もできなくなってしまいます。また、仕事を持っていたり、高齢で体がうまく動かなかったり、小さい子どもがいるなどそれぞれの事情で、一日中相手につきっきりはできない人もたくさんいます。

そんなときは、他の家族に少しの間でも変わってもらったり、介護サービスを利用するなどして、自分の時間を作りましょう。

気分転換が必要だったり、ストレス発散の時間が必要だと感じたら、それを優先してください。

最後に

介護をがんばっている人にしか、介護の辛さや大変さはなかなかわからないものです。

自分のことを優先したり弱音を吐くことが「わがまま」と言われていましたが、そんなことはないのです。

介護をがんばりすぎて心も体も追い詰められてしまい、虐待や放置などの悲しい事件もたくさん起きています。

そういった事件を減らすために、ぜひこの3つのポイントを試してみてください。

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