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よく耳にするけど、どうしたらいい?「がんばらない介護」とは?

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要介護人口が年々増加する中、介護している人が無理をしすぎて体を壊してしまう、という問題も少なくありません。

そんな中、よく耳にする「がんばらない介護」。本来、誰かのお世話はがんばって行うものなのですが、この「がんばらない介護」は、介護する側とされる側の両方にメリットがある介護の考え方なのです。

では、具体的にどう「がんばらない」ように介護を行えばいいのでしょうか?

悩みや不安を一人で抱え込まない

介護は、何も準備がないまま始まることが多いものです。あらかじめ親子や夫婦などで介護についてあらかじめ勉強して知識を備えておく、ということは少ないでしょう。

何もわからない状態で介護を始めれば、悩みや不安が出てくるのも当然です。それでもなかなか誰かに打ち明けたり相談することができず、ひとりで辛い思いをして、そのストレスから体を壊したり、近年問題になっている「介護うつ」を引き起こす原因にもなりかねません。

介護でわからないことがあれば地域包括センターに相談したり、SNSや電話で話ができる、同じ悩みを持つコミュニティに参加してみるなど、一人で抱え込まないようにしましょう。

介護サービスは自分のどうしようもなくなる前に利用する

介護をがんばろうと思う人は、優しくて責任感が強く、面倒見がいい頼れるタイプの性格である傾向があります。このような人は、「自分ががんばらなくては」とついつい一人で無理をしてしまいがちですが、無理のしすぎで自分が倒れてしまうことになったら大変です。

自分が体を壊してどうしようもなくなる前に、介護施設やデイサービスを利用しましょう。このようなサービスを利用することに抵抗を感じ、自分の限界ギリギリまで我慢する人が多いですが、自分の体が動かなくなってしまえばサービスを利用する準備や手続きもできなくなってしまいます。

自分の時間を必ず持つこと

介護度によっては、一瞬も目が離せないような介護が必要になることもあるでしょう。外出や電話もままならないこともあり、自分のことはつい後回しにしてしまうことも。

それでも、自分の生活の100%を介護で使うことはできるだけ避けましょう。適度に気分転換をしなければ、長く続く介護は乗り越えられません。

外出することが少なくなっても、家の中でストレッチをしたり、誰かと話をする時間が少しでも持って、介護に押しつぶされることをできるだけ避けましょう。

最後に

近年、介護を背景にした虐待や暴力などの悲しい事件が増えています。

介護での心や体の負担は、経験していない人には計り知れないほど大変なものです。

「がんばらない介護」をできるだけ意識し、不安やストレスを減らすようにしましょう。

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