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先が見えない介護生活…向き合っていくための心の整え方

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介護に疲れた

介護生活は、大変で先が見えないもの。介護についての知識はあっても、人間相手ではうまくいかないことの方が多いものです。

頭ではわかっていても、ついイライラしたり、大声で怒鳴ってしまったり…疲れやストレスがたまれば、誰にでもあることです。

体の辛さは、睡眠や食事などで回復できますが、心の疲れはなかなか取れにくく、どんどんたまってしまうもの。うまく発散することができないと、いずれ体にも影響が出てしまいます。

心の疲れは、心を整えることで予防することができます。今回は、疲れをためないための心の整え方をお伝えします。

うまくいかないことがあっても、決して自分を責めない

他人のお世話をすることは、いくら知識があっても難しいもの。自分が思ったようにできなくて落ち込むことも、誰にでもあるでしょう。

でも、うまくできない自分を責めるのはやめましょう。誰かの生活の面倒を見ていることですでに立派なことをしています。

少しくらいうまくいかないことがあっても落ち込まず、前向きでいましょう。

弱音や悩みはためこまずに吐き出す

人に助けを求めたり、弱音やグチを吐くことを悪いことだと思い、なかなかできない人がいますが、心の中にたまりすぎたネガティブは、どんどん吐き出した方がいいのです。

人は誰かと話をするだけで、ストレスを発散できます。目的のないおしゃべりでも有効です。特に同じ境遇の人と共感できるようなおしゃべりは、より心を癒してくれます。

離すことがためらわれたり、話をする相手が見つからない場合は、日記のように紙に書くことでも同じような効果が得られます。自分の心の状態を知ることもできるため、ひとこと日記をつけるのもいいでしょう。

相手を変えようとしない

介護がうまくいかないからと言って、介護する相手にこうなってほしい、ああだったらいいのにと、変わることを求めないようにしましょう。

自分の体をうまく動かすことができない人に変わることを望むのは酷なことであり、うまくいかないことでさらに自分のイライラが募ることになります。

「うまくいかなくて当たり前」「完璧を求めない」と自分の考えを変えれば、ちょっとしたことでもうまくいったときはとても嬉しく感じるはずです。

さらに、うまくいったときには相手や自分を大いにほめてあげましょう。

軽い運動やストレッチをする

心か疲れているときは、体も疲れていることがほとんど。介護生活で外出や体を動かすことが減ると、血行が悪くなって体のあちこちが凝ってしまいます。

血行が悪くなると、体に十分な栄養が行き渡らなくなり、さらに脳が酸素不足になるので集中力や判断力も低下します。そして思考もネガティブになり、ささいなことで落ち込んだり自分を責めるようになってしまうことも。

体がなまっているな~と感じたら、30分程度の散歩に出かけたり、家で簡単にできるストレッチをするのがいいでしょう。

また、心と体が疲れているときは、呼吸が浅くなりがちなので、窓を開けて新鮮な空気の中で深呼吸をすると、体がリラックスします。

最後に

介護生活には体力が必要ですが、気力も同じくらい必要です。

病は気から、と言うように、心が落ち込むと体の調子も悪くなるもの。

不調を感じる前に、心をうまく整えて不調を予防しましょう。

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