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増える介護離職を防ぐための心と体のサポートとは?

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介護離職

 

近年、介護のために仕事を辞める人が増えていることをご存知ですか?

仕事をしながら家族のお世話をすることは、心と体に大きな負担となります。その負担に耐えられずに離職する人は、年間10万人以上という調べもあるほど

しかし、せっかく続けてきた仕事を、経済的にも自分のためにも辞めたくないと感じる人も多いはずです。

介護離職を防ぐためにはどうしたらいいのでしょう?自分でできることと受けられるサポートはどのようなものがあるのでしょうか?

遠慮せずに会社の制度を利用する

介護離職する人を減らすため、国がいろいろな制度を制定しています。その制度を上手に利用して、心と体の負担を減らしましょう。

介護が必要な家族がいる場合、「介護休業制度」「介護休暇制度」と言うものがあります。

対象家族が配偶者、父母、子、配偶者の父母、祖父母、兄弟姉妹、孫の場合で、それぞれ取得できる日数が違うので、詳しくは会社の総務などの担当部署に確認してみましょう。

また、就業時間を短縮したり、残業を減らしてもらう制度もあります。自分の就業状況に合った制度を利用してください。

話を聞いてくれる場所を作る

普段から職場のコミュニケーションはとても大切なものですが、介護中に休みを取ったり勤務時間短縮で同僚や後輩に自分の仕事をお願いすることもあるでしょう。

また、弱音を吐きたいときや誰かに話を聞いてもらいたいとき、介護と両立しながら働く大変さをわかってくれる人がいるとありがたいもの。

普段から職場のコミュニケーションを培っておくのはとても大切です。

また、最近ではSNSでも同じ立場の人たちとつながってアドバイスをもらったりグチを聞いてもらうこともできます。

がんばることはいいことですが、一人で抱え込むと介護うつを発症したり自分が体を壊すことになりかねません。

話を聞いてくれる場所を持ちましょう。

弱音は我慢せずに吐く

特に昔の人は、家族の世話を家族がすることは当たり前、「辛い」だの「疲れた」だの弱音を吐くなんてとんでもない!という考えを持っている人が多いもの。

どんなに辛くても弱音を吐いたりグチを言ったりするのは「甘えている」と思われるんじゃないかと、なんでもかんでも一人で背負ってしまいがちです。

しかし、弱音やグチをたまには吐き出さないと、自分の中で処理できないほどたまってしまい、感情が爆発したり自暴自棄になってしまい、近年大問題になっている悲惨な事件につながることにもなりかねません。

弱音を吐く=自分は弱い、ということではありません。

誰だって辛いことが続けば、弱音を吐きたくなるもの。

それは、悪いことではないのです。

最後に

仕事を辞めてしまい、社会とのつながりが薄れると、人は意欲がなくなったり無気力になってしまいがちです。

気持ちが落ち込んでは、介護もままならなくなってしまうでしょう。

自分のためにも仕事が続けられるよう、会社や地域の相談窓口で、自分が受けられる制度を積極的に利用しましょう。

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