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誰もが抱く介護中のネガティブ思考は、受け入れることでラクになる

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介護のネガティヴ思考

 

いつ終わるともわからない介護を毎日続けていれば、疲れやストレスからネガティブな考えに捕らわれることもあります。しかし、誰もが「家族のお世話をしているのに、こんないやな考えを抱いてはいけない」と、そのネガティブな思考を払拭しようとします。

しかし、ネガティブな思考と言うものは、無理矢理抑え込めば抑え込むほど強く意識に残って自分を苦しめることになります。

介護中に抱いてしまう自分の中のネガティブ感情と、どのように付き合えばいいのでしょうか?

自分の心と体の状況を把握しよう

介護中だけではなくても、仕事や人間関係で疲れているときは、心も体も落ち込んでしまいがちです。

ネガティブな思考に陥ってしまう自分を責めたりする前に、まず自分の心と体の状態を把握し、疲れていることを知りましょう。

疲れやストレスからネガティブ思考になってしまう人は、自分の心と体をないがしろにしてでも人のお世話をしてしまうことが多くあります。無理をして自分も倒れてしまうことになる前に、自分の心と体のケアもしっかりしましょう。

ネガティブな思考を抱いてしまうのは自分だけじゃない

家族のお世話をしているのに、「いつまで続くのか」「もうやめたい」などと思ったり、介護している家族に対して声を荒げたりしてしまうと、「自分はなんて意地悪なんだ」と自分を責めてしまうことがあるでしょう。

しかし、疲れやストレスがたまっていれば、そのような思考を抱くのも当然です。自分一人ではなく、介護で大変な人は誰でもそう思ってしまうものです。

ネガティブな思考や考えと言うものは、発散することを抑えて心の奥底に押し込もうとすればするほど、意識の深いところへ入り込み、疲れやストレス、マイナス思考などのネガティブな状態を悪くさせます。

同じような立場の人に話を聞いてもらったり、SNSでコミュニティに参加したりするなどして、弱音やグチなどを吐き出すことも時には必要なのです。

ひとりで抱え込まず、助けを求めよう

どうしてもひとりでは大変なときには、迷わず周りに助けを求めましょう。

家族に一時的にでも介護を手伝ってもらったり、介護施設や介護サービスを利用するなど、自分が大変なときには誰かのサポートが必要になります。

特に介護施設や介護サービスを利用することをためらう人が多いですが、サービスを利用することに申し訳なさを感じることはありません。

近年、介護疲れからくる悲惨な事件や介護離職などが大きな問題となっています。これらの問題解決のためにも、介護施設や介護サービスを利用しましょう。

最後に

気の抜けない、長く続く介護だからこそ、介護する方の自分の体調管理にも注意が必要です。

心の疲れやストレスはついないがしろにしがちですが、そのようなケアこそ自分でもしっかりしていくことが、大変な介護を乗り越えるために必要なことなのです。

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