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介護疲れやストレス・・・家族に対するメンタルケア

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家族の介護は自宅でしたい、そう思ってがんばっても、やはりどうしてもうまくいかなくてストレスを感じたり、自分の仕事との両立で疲れがたまってしまい体を壊してしまうことがあります。

特に同居している家族の疲れやストレスは大きくなりがちで、自分でも無理をしていることを自覚できずにいるパターンも少なくありません。

そうならないためにも、介護疲れやストレスを抱える家族へのメンタルケアは、どのように行えばいいのでしょうか?

身近な人にほど当たりやワガママが出やすいことを理解する

高齢になったり認知症が進んでくると、感情を抑えることが難しくなってきます。

特に怒りの感情は強く表れやすく、ちょっとしたことでカッとなって怒鳴ったり、大声でわめいたり、自分の思うようにならないイライラをぶつけたりするようになります。

いくら家族と言えど、一生懸命お世話をしてるのにそんなことをされたらストレスを感じますよね。

しかしこのような症状は、身近な家族にだからこそ起こるのです。子どもが親に遠慮なしにワガママを言うのと同じで、自分の不満をわかってほしい気持ちから、信頼しているからこそ現れることが多いのです。安心して自分の気持ちを吐き出せる相手だと思われているんだ、と理解して、自分の気持ちを楽に持ちましょう。

嫌なことを言われても正面から受け止めない

先にお伝えした通り、高齢になったり認知症の症状が進んでくると、怒りの感情や不満、イライラが抑えられなくなり、介護をしている家族にその怒りや不満をぶつけてくることがあります。ワガママを言えるくらい信頼されているんだと思ってはいても、自分が一生懸命していることに不満や文句を言われると、反論したり言い返したくなることもあるでしょう。

しかし、メンタルヘルスのためには、カッとなって言い返すより「はいはい」と受け流した方がずっといいのです。もちろん訴えてくる不満の中には、どこかが痛いとか苦しいなど受け流してはいけないこともありますので注意しなければいけませんが、単なるワガママや不満は正面から受け止めず、笑顔で受け流してあげることも、自分のためにも介護する家族との関係性のためにもいいこともあります。

辛いときは遠慮せず助けを求める

介護疲れやストレスで「介護うつ」を発症してしまう人が年々増加しています。

介護鬱になりやすい人には、責任感が強い、がんばり屋、調和を気にする、弱音を吐けない、友達付き合いが少ない、完璧主義という特徴があります。このような人は一人でなんでもかんでも背負いすぎてがんばりすぎてしまうため、自分が疲れやストレスを感じていることに気付きにくいのです。そしてある日突然心が折れ、うつ病になってしまう傾向があります。

介護うつを防ぐのに大切なのは「がんばりすぎない」「辛い時には助けを求める」ことです。他の家族に介護を手伝ってもらったり、介護サービスを利用して、心と体の負担を軽減しましょう。

最後に

介護疲れやストレスは、自分自身が気を付けることが第一ですが、周りが気が付いて率先してケアをしてあげることも大切です。

「疲れていそうだな」と思ったら、電話やメールで心配してあげるだけでも違います。

顔を見せに行ったり話を聞くだけでもケアになります。

みんなで支えあうことが介護うつを減らすことにつながるのです。

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