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介護の疲れとストレスに負けないためのメンタルセルフケア

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家族のためとはいえ、介護は辛く大変なものです。

24時間365日続く介護を乗り越えるには、自分の心と体のケアを、自分できちんと行うことが重要なポイントになってきます。

しかし、体の不調は病院で診察を受けて回復できますが、心のケアはどうしていいかわからない、という意見もたくさんあります。

そこで今回は、介護の疲れとストレスに負けないためのストレスケア方法をお伝えします。

規則正しい生活で自律神経のバランスを整える

人間の体は、体を動かす交感神経と、体を休める副交感神経のバランスで正しく動いています。

しかし、このバランスが崩れると、体が正しく機能しなくなってあちこちに不調が出てくるのです。自律神経のバランスが崩れるとまず、睡眠障害や食欲不振または過食、全身の倦怠感が見られるようになります。

このような症状が現れたら、まず生活のリズムを整えてください。

昼夜続く介護では規則正しく睡眠や食事を摂ることは難しいかも知れませんが、体調が回復するまでの間だけでも他の家族の手を借りたり、介護サービスを利用するなどして生活リズムをできるだけを整えましょう。

仕事はできるだけ辞めないで続ける

介護の負担が大きくなって仕事への影響が出はじめると、肉体的にも精神的にもまいってしまい、ついには仕事を辞めざるを得なくなる「介護離職」が年々増加し、社会的な問題になっています。

会社を辞めれば経済的に苦しくなり、社会とのつながりが減って会話をする人が急にいなくなることで精神的に辛くなって、さらに追い詰められてしまうことにも。

このようなことを減らすために、介護休暇や時短勤務など介護をする人のためにさまざまな制度が制定されていますので、それを利用しながらできるかぎり会社は辞めないようにすることが、メンタルケアにもつながります。

うまくいかなくても自分を責めたりしないこと

介護が必要になるのは、ある日突然というパターンは少なくありません。

介護の知識や経験があれば別ですが、そうでない限り最初から上手に介護ができるものではありません。

家族といえども他人の体のお世話と言うものは、頭ではわかっていてもうまくいかないもの。

特にお風呂やトイレの介助は、プロでも大変な作業なのです。

介護が自分の思うようにいかなくても、それは当たり前です。

うまくできない自分を責めたり、悲しんだりする必要はありません。

そもそも習った通りにうまくいくことばかりではありませんので、日々こなしていく中で上達することもありますので、それでいいのです。

最後に

介護を頑張っている人は、ついつい自分のことを後回しにして介護をがんばりすぎてしまいがち。

ちょっとくらいの疲れなら「しっかりしなければ」と無理をしてしまいます。

長く先が見えない介護だからこそ、自分の心と体のケアに気を配り、きちんと行ってください。

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