高齢者と介護にかかわる人へ

高齢者ねっと

認知症・介護

どうしたらいい?「がんばりすぎない介護」で心と体を楽にしよう

投稿日:

家族の介護による心や体の負担の問題は、年々大きくなっています。

少子化・高齢化社会の今、介護が必要な人を支える力が少なくなり、介護疲れによる悲しい事件まで起こるようになってきています。

そうならないためにも、最近「がんばりすぎない介護」が注目されています。介護される方にも介護する方にも負担のかかりすぎない「がんばりすぎない介護」とはどういうものなのでしょうか。

介護だけに捕らわれず自分の生活も大切にする

介護には、細心の注意と献身的なお世話が必要になります。家族の命がかかっているのでそれは当然のことですが、介護だけを中心にした生活になってしまうと、介護をしている人は精神的にも肉体的にもいっぱいいっぱいになってしまいます。

自分の生活を犠牲にしすぎると、介護は長続きしません。たまには他の家族に協力してもらったり、介護サービスを利用して気分転換をすることも必要です。

友達と会うことや外に食事に出かけて気分転換をすることで、「またがんばろう」という力が沸いてくるのです。

仕事はなるべく続ける

調べによると、仕事をしながら介護をしている人は90万人以上います。

そのほとんどが50歳以上の中年層の人たちです。体力がだんだん落ちてくる年齢層で、昼間は仕事をして夜は介護、心と体が休まらない日々が続けば、しだいに仕事も難しくなるのは当然です。

家族の介護を優先して早期退職し、介護中心の生活を送る人が多くなってきているのです。

しかし、がんばりすぎない介護を目指すためには、仕事はなるべく続けた方がいいと言えます。

人間は、仕事をして社会とつながることによって意欲が沸いたり、気分転換できるもの。時短勤務や介護休暇の制度を利用して、仕事を続けることも考えてみましょう。

介護サービスを利用することに罪悪感を感じない

家族の介護に他人の手を借りることに罪悪感を感じ、ひとりでがんばりすぎてしまうと介護は長く続きません。

「家族のお世話を他人にお願いするなんて…」と後ろめたい気持ちもあるかもしれませんが、介護を続けるためには、プロにお願いしてたまには気分転換をすることがとても大切です。

介護されるのを嫌がる人もいますが、施設に行ってみたら気分も変わって喜んで帰ってくることだってあります。

よほど嫌がって暴れたりするようなら、けがや事故防止のためにやめたほうがいいですが、プロを信用してお願いするのもがんばらないためには必要です。

最後に

「がんばらない」と聞くと、「なまける」「手を抜く」ということを想像されるかも知れませんが、それは違います。

人は、ずっとがんばり続けることはできません。

どこかで気分転換や休憩を入れながら出ないと、介護生活を乗り切ることはできないのです。

介護を続けるためにこそ、がんばりすぎないことは必要なのです。

おすすめ記事

老人ホーム 1

あなたは介護職の人ってどういうイメージをお持ちですか? 優しい人、いい人。周りとの和をとても大切にしていて、気が利いてよ ...

-認知症・介護
-