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周りに反対されているが介護職員になるという選択肢について

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介護職員の一般的なイメージがあまり良くない部分もあることから、自分自身が介護職員になりたいとしても家族や仲の良い友人などに反対されてしまうといったことがあるようです。

「給料が安い」「仕事がたいへん」「介護職員のなり手が少ない」「サービス残業が多い」「介護職員から離職する人が多い」「キレイな仕事ではない」など、一般的にはあまり良いイメージがあるとは実際言えません。

そんな中でも、介護職員としてやりがいを求めて来られる方も少なくはありません。やはり人に対してお世話を行う仕事ですから、その充実感というものは図りしれないものがあります。

しかし、介護職員になることを反対されるご家族や友人の方も実際におられるようです。実際にそのような事があったと相談があるのですが、どのような話になっているのかというと、
「介護職員ではいつまでも給料が良くないから、生活が安定しない、結婚できないと言われる」
「男性なのに人のお下をお世話する仕事をするのかと言われる」
「どうせたいへんな仕事をするのなら、もっと違う仕事をしたほうが・・・」
「職員同士での人間関係が良くないから、巻き込まれてしまうのでは・・・」
そのような話になるというのです。

一般的なイメージの中で、自身が介護職員になるという選択肢についてお伝えしていきたいと思います。

一般的なイメージはイメージでしかないという事

私自身は長く介護業界にいるせいなのかもしれませんが、まったくそのようなイメージは持ち合わせていません。と言いますか、よく言われる一般的なイメージというのは、完全に当たっているということでもなく、やはりイメージの独り歩きが強いなと思っています。

介護に対する向きや不向きについては、明確に存在するものであるということは分かりますし、無理に誰でも行うことのできる仕事であるとは思いません。

逆に言いますと、介護職員は不向きの人には絶対にできない仕事ですから、仮に不向きの人が介護の仕事を選んだとしてもそれは続かない要因となってしまうように思います。

周りの家族などに反対されているのを無理やり押し切って、介護職員になることが正しいのかどうかということは分かりませんが、本当に介護職員になりたいのであれば、周りの人たちが持っている間違ったイメージを、本当はどうなのかという事について伝える努力は必要になるのではないかと思います。

介護職員の給料に対するイメージを壊してしまう

例えば「介護職員はいつまでも給料が良くない」という事に関しては、本人の頑張り次第でステップアップしていくことは可能な業界ですし、そういう意味においては一般の会社員よりもはるかにステップアップしやすい業界ではないかと思うのです。

介護職員から一法人の施設長にまでなった人などたくさんおられますし、介護主任や介護部長などの要職についている人だって、もともと一人の介護職員であったのです。

一般の会社員よりもはるかにたくさん給料を稼いでいる人もたくさんおられます。

給料ということに関しては、いわゆる昔の年功序列というものはまったくなく、スキルの高い人がどんどん上がっていくことのできる世界であると思います。そのために、いつまでものほほんと仕事をしている人は、いつまでも現場の一介護職員でしかないのです。

それがダメだとは言いませんが、給料を上げてもらうという観点で言えば、やはり人よりも秀でたところがないと給料も上げてもらえないと言えます。

介護業界だけでなく、一般の会社であっても同じではないでしょうか。

そのような業界であるということをしっかりと周りの人たちにもアピールすることが介護職員の悪いイメージを払拭することに繋がるように思います。

介護職員が行う介護業務に関するイメージを壊してしまう

介護職員に対する介護業務のイメージとして、「業務がたいへん」「キレイな仕事ではない」「離職が多い」というものがあります。このイメージについてお伝えしたいと思います。

介護業務がたいへんであるというイメージには、さまざまな思いが入り混じっているように思います。例えば「給料に比べて割が合わない仕事」であるとか「身体的な負担が多くある仕事」「人が足りない中、少ない人員で働かなくてはならない仕事」といったイメージではないかと思います。

給料に比べて割が合わない仕事なのかどうか、これはその人の価値観にもよるものではないかと思います。逆に言いますと、給料をどれだけ貰ったら割に合う仕事なのかという基準はあるのでしょうか。

確かにそれほど良い給料をもらえるものではないかと思いますが、介護職員の多くはやりがいを感じて介護業務を行っていますし、人との関わりの中で自分自身の成長も感じながら仕事ができますし、人に対するお世話が仕事ですからとても責任のある仕事です。

自分自身が人の役にたっているという事だけで満足している人もおられるでしょう。こんなやりがいを持って働けるという仕事もそうはないと思います。

辞めておいた方が良いという理由はたくさんあると思います。

どんな仕事であっても、一長一短のところがあると思います。例えば車両の運転手であれば事故を起こすリスクがありますし、医者であっても医療ミスを犯す可能性だってあります。一般の会社員だって、ノルマを果たせずに責められるといったこともあるでしょう。

「大変だから」という言葉は、よくないように使われることが多いのかもしれませんが、「大きく変わる」と書いて「大変」なわけですから、大変な仕事であるというのは自分自身が成長するチャンスでもあるわけなのです。

これはどんな仕事だってそうでしょう。大変であれば大変である仕事であるからこそやりがいがあったり、成長を感じることができるのだと思います。

介護という仕事は絶対になくならない

介護のお仕事は、なくなる事は今後も絶対にありません。どれだけロボット技術が進もうが、医療の進歩があろうが、絶対になくなるものではありません。

人は必ず老いていきます。人生の最後に私たち介護職員がその人に寄り添う事ができるということは、介護職員だからこそできることであるのです。

人がどう思おうが自分自身は自分自身であるように思います。

その中で自分自身が成長したい、やりがいを感じながら介護の仕事がしたいと感じているのならば、周りに対してもしっかりとした意見を言えるようになって頂きたいと思います。それでこそ、今後の介護のイメージが出来上がっていくものなのですから。

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