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介護職のパワハラによる人間関係トラブルを解消したい!

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介護職におけるストレス原因第1位は、何だと思いますか?

実は、「職場における人間関係のトラブル」なのです。

介護職と聞くと「キツイ、苦しい、汚い」のいわゆる「3K」仕事だと思いつきやすいのですが、実際のところ、介護職を選ぶ人は、お年寄りが大好きだったり、誰かの役に立ちたいという尊い志を持って始めている人が多く、高齢者のお世話や体力的な面が大変という点ではそこまでストレスは感じていないようです。

それよりも、同僚との足の引っ張り合い、リーダーや上司からのパワハラなど、人間関係のトラブルで心が折れてしまうことの方が多く、そこが辛くて介護職から離れてしまう人も少なくありません。
せっかく胸に抱いた尊い志や、苦労して手に入れた資格、そんなことで台無しにしたくないですよね。

そこで今回は、介護の現場でトラブルが多いパワハラやマタハラの解決方法についてお伝えします。

介護職以外の現場でも問題視されるパワハラの現状

どの業種においても、社員が会社を辞める理由の第1位は「人間関係」です。

「上司との仕事に対する熱量の違い」「具体的に何も教えてくれないのにやれと言われる」「先輩から面倒な仕事は全部押し付けられて断ると怒鳴られる」などという理由から、早い人では入社1~3か月で耐えられなくなり「辞めます!」というパターンも・・・

介護の現場では、基本的なことは学校や数日の現場実習で習うことはあっても、就職した先の現場での仕事の進め方、会社の風習、上司やリーダーとの接し方などは実際働いてみないとわかりません。時間が経つにつれて、休みがほぼない、入ったばかりの頃には優しく教えてくれていた先輩からきつく当たられるようになるなど、会社の悪いところや人間関係のよどみがうっすら見えてくるものです。

最近では「アルコールハラスメント」という言葉も生まれました。歓送迎会などのお酒の席において、飲酒を強要されることです。お酒を飲まないと「付き合いが悪い」「上司からの酒を飲まないなんて失礼な奴だ」と怒鳴られ、仕事を教えてもらえない、輪に入れてもらえなくなるなどいわゆる仲間外れ」のような状態で悩む人もいます。

また、女性が活躍する割合の多い介護職の現場においては、妊娠・出産というライフステージの大きな変化も仕事に影響してきます。お腹が大きくなるにつれ、入浴介助などの体に負担がかかる仕事もできなくなり、そのことをネチネチ周りから言われてしまう辛さから、精神的に追い詰められる人も少なくありません。

パワハラ、マタハラを受けたときの対処法

パワハラやマタハラなどは、「〇月〇日〇時〇分、〇〇さんにこんなことを言われた」「〇月〇日〇時〇分、このような扱いを受けた」などという「具体的な内容」の証拠が必要になります。
細かいところまで、手帳などに記録しましょう。
具体的なやりとりをしっかり残していればいるほど有力な証拠になります。周囲に他に人がいて協力してもらえるようなら、口添えをしてもらうとよいでしょう。

精神的に追い詰められていたり、パワハラのストレスから体調を崩しているようなら、労働災害として申請できる場合があります。明らかなパワハラがあり、それによっての症状である場合は、病院などで診断書を出してもらい、併せて会社に報告します。

待遇の面でパワハラを受けていると感じた場合は、信頼できる上司に待遇に対して不服があるなど、相談してみましょう。

また、日々の出来事をメモしたり、周囲に相談することで状況を客観的に理解し、パワハラだと思っていたことが実は自分のネガティブな思い込みだったり、職場になじめない孤独感からくるものだと判明することもあります。
自分の中に何かしら問題を抱えている場合も、上司や会社に相談することで改善できることもありますので、一人で抱え込まないようにしましょう。

最後に

パワハラについては、厚生労働省のHPにも詳しいサイトがあります。

厚生労働省 「職場のパワーハラスメントについて」
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000126546.html

悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

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