高齢者と介護にかかわる人へ

高齢者ねっと

転職・就職

求職者支援訓練を利用して介護資格を取得しよう

投稿日:

求職者支援訓練は、ハローワークが行なっている職業訓練の一種です。

介護職を希望する方にとって、無料で受講でき、修了後に資格取得できる介護職員初任者研修養成講座は大変に魅力的です。

公共職業訓練とは対象となる条件が異なるため、これまで公共職業訓練の受講を希望しながら、条件に合わないために諦めざるを得なかった方も利用することができます。

求職者支援訓練の対象となる方や、職業訓練受講給付金の受給要件など、気になる資格とお金の問題を詳しく見ていきましょう。

求職者支援訓練の対象になるのはどんな人?

求職者支援訓練の対象となる方は、

  • 現在求職のためにハローワークで就労相談を行っている
  • 雇用保険に加入していない、又は加入期間が足りないために失業保険を受給できない
  • 労働の意思と能力がある
  • 職業訓練の支援を行う必要があるとハローワーク所長が認めている

以上のすべてを満たしている必要があります。

雇用保険に加入していないパートやアルバイトだけでなく、
これまで働いていなかった専業主婦や、自営業廃業者、卒業後に就職していない学卒未就職者も対象です。

手続きの方法は?

求職者支援訓練を申し込むには、条件にもあるように、ハローワークで就労相談を行わなければなりません。まずは、居住地を管轄するハローワークに一度足を運んで下さい。

ただし、条件さえ満たせば希望するコースを誰でも受講できるわけではなく、訓練実施機関による筆記試験や面接を受ける必要があります。

選考の結果落選となる場合もあるので、就職活動中の面接同様、きちんとした服装や態度で臨みましょう。

お金はかからないの?

受講料に関しては無料です。ただし、テキスト代・交通費は自己負担となります。

職業訓練受講給付金は誰でも貰える?

失業手当の給付を受けながら受講できる公共職業訓練とは違い、求職者支援訓練を受ける人はそもそも収入がないか、あってもわずかな場合がほとんどです。

そのため、生活に困窮した受講生への救済策として、条件を満たせば月々10万円が支給される、職業訓練受講給付金があります。

職業訓練受講給付金の支給を受けるには、

  • 本人の収入が月8万円以下
  • 世帯全体の収入が月25万円以下
  • 世帯全体の金融資産が300万円以下
  • 住んでいるところ以外に、土地や建物を所有していない
  • すべての訓練日に出席している
  • 同一世帯の中に同じく給付金を受給中の者がいない
  • 過去3年のうちに、失業保険やその他の手当の不正受給をしていない

これらすべてを満たさなければなりません。

特に、出席に関しては厳格に定められていて、やむを得ない理由がない限り、一度でも遅刻や欠席、早退をした場合は給付金が不支給となり、何度も繰り返した場合、訓練開始日まで遡って受給した給付金を返還しなければならなくなります。

少々厳しすぎる気もしますが、そもそも就職を目指した支援であるという訓練の性格上仕方ありません。

また、本人や家族の病気や怪我など、やむを得ない理由がある場合でも、該当する訓練日の8割以上に出席できなければ、不支給となるので注意が必要です。

介護職員初任者研修養成講座はどんなことを学べるの?

求職者支援訓練の実施機関は、おもに認定を受けた民間の専門学校です。職業訓練に限らず、資格取得のための講座を多く開いているので、経験豊富なことや業界の知識を有していることが魅力です。

介護職員初任者研修養成講座では、介護に関する技術だけではなく、介護をする上で大切な知識や理念、履歴書・職務経歴書の書き方や模擬面接など、介護の就職に役立つ指導まで幅広く行っています。

また、座学だけではなく受講者同士で行う実習や、専門学校が経営する介護施設や、提携している介護施設の見学や実務研修も受けることができます。

介護職として働き始める前に、実際に介護の現場を知る機会は大変貴重です。

特定の介護施設のみならず、特養や老健、デイサービスなど様々な施設を知れば、自分にはどんな施設が向いているか、どんな働き方が合っているかを見極めることもできるため、資格取得後の就職にも有利に働きます。

求職者支援訓練のメリットとデメリットを知って上手に利用しよう

求職者支援訓練の出席要件は、小さなお子さんを持つお母さんには少々厳しいかも知れません。しかし、もしもの時の預け先を確保できれば、職業訓練受講給付金を受け取りながら資格も取れる、これほど魅力的な制度はないですよね。

その上、求職者支援訓練を利用すれば、講座の修了後も継続してハローワークの就労支援を受けることができます。資格取得から就職まで、一貫したバックアップを受けられるのは心強いです。

介護は無資格・未経験でも施設によっては就職することが可能ですが、いざ資格を取ろうと思った時、働きながら学ぶことは本当に大変です。

介護士として働き始める前に、求職者支援訓練の利用をぜひ検討してみて下さいね。

おすすめ記事

老人ホーム 1

あなたは介護職の人ってどういうイメージをお持ちですか? 優しい人、いい人。周りとの和をとても大切にしていて、気が利いてよ ...

-転職・就職
-