介護職員のメンタルケア

男性介護職員の悩みとストレス

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医療業界の中でも介護職や看護職は、女性が多い職場というイメージが定着していましたが、最近は男性の介護職員や看護職員が増加傾向にあります。

とは言っても、まだまだ女性が多い職場には変わりなく、そこで働く男性職員が肩身の狭い思いを強いられるケースも少なくありません。

そこでここでは、女性が多い職場で働く男性介護職員が抱える悩みとストレスにスポットを当ててまとめつつ、解決策までを紹介していきたいと思いますので、少しの時間お付き合い下さい^^

介護の現場において男性職員が抱える悩みやストレスは?

介護職や看護職は、思っている以上に力仕事が多い事をご存知でしょうか。特に介護職は入浴介助や排泄介助などの日常的な生活援助の場面で、力のある男性の方が安定感もあり有利なため、ついつい男性職員に頼ってしまう事も少なくありません。

女性職員からすると、いざという時に頼れる男性職員の存在はありがたい事なのですが、男性職員は男性職員なりの悩みやストレスがあるようです。では、介護の現場において男性職員が抱えやすい悩みやストレスについて具体的に見てみましょう。

男性だからという理由で重労働を強いられる

女性が多い職場では、どうしても男性の手が必要になる事もあります。暴れる利用者を抑えて落ち着かせたり、体格の良い利用者の介助など、女性だけでは力不足な様々なシーンで男性職員の力を借りる事がありますが、中には男性だからという理由だけで業務外の仕事を任されたりする事もあります。

他に男性職員がいない場合や引き受けざるを得ない状況など、男性職員だからという理由で仕事を任される事は、嬉しいという気持ちよりも迷惑だったり負担になる事の方が多いようです。

力仕事はもちろん女性よりも得意ですし、繊細さも兼ね備えていると、一般的なイメージより男性職員の活躍の場は多いと言えますが、逆にそれがストレスの原因になる事もあるので注意が必要です。

周りが女性ばかりで居場所がない

介護の現場で男性職員が増加傾向にあるとはいえ、まだまだ女性職員の割合が多いのが現実です。清潔感がある事は良い事ですが、着替えや休憩スペースも女性仕様になっているところも多く、男性職員は女性職員に気を遣う場面も結構あるようです。

女性が多く感情的な話し合いになる場面でも、男性職員がいるだけで冷静で論理的な男性の存在が意見をまとめる事もありますが、女性との価値観の違いなどからなかなか自分の意見を正直に言えないという意見もありました。

女性利用者やその家族から介護を拒否される

介護対象者が女性の場合、男性だからという理由で介護を拒否される事もあります。男性職員からすると、業務の一貫として行うだけなのに、偏見を持たれてショックを受けたという意見もありました。

女性の立場から見ると、入浴や排泄を男性に手伝われるのは確かに恥ずかしいという気持ちもわかりますが、ベッドからの起き上がりや歩行などの介助行為でも「男性はやめて欲しい!」と言われるとショックですよね。

介助される女性の気持ちを汲み取りたい反面、男性というだけで自分の仕事を全うできない辛さや仕事を外されたショックで業務自体がストレスに感じる人もいます。

周り(世間)からの理解が少ない

介護職員に限った事ではありませんが、昔から女性が就く事の多かった仕事を男性がするとなると周りから理解されない事があります。世間のイメージも変えていかなければならないのですが、現実はなかなか難しいようです。

また、一般的な会社員よりも賃金が安く、女性の中で働いている事を下に見る人もいて、心ない言葉に傷つく事もあるという意見もありました。

いかがでしょうか。女性職員からすると男性職員の存在は頼りになる事が多いと思いますが、期待されすぎたり重労働な仕事ばかりを任されたりするのは確かにストレスになりますよね。また、自分の意見を言いたくても言える人がいないのも悩みが解決しない原因なのではないでしょうか。

それでは次に、男性介護職員の人間関係についてまとめてみたいと思います。

男性介護職員の人間関係について

ひと昔前までは、ほぼ女性しかいなかった職場でも、最近は男性職員が活躍する場面が多くなってきました。男性と女性が同じ職場で働くという点は、他の企業と変わりありませんが、介護職のようなただでさえストレスが多く人間関係にトラブルが生じやすい職場では、少数派の男性職員が辛い思いをする事も少なくありません。

女性が多い職場という事はわかっていても、想像していた以上に人間関係が辛いという意見もありましたので、人間関係に関する悩みなどについて具体的に見ていきましょう。

ちやほやされるかと思いきや決してそうではない

女性が多い職場で働くと、周りからは「ハーレム」と思われる事もあるようですが、現実はそう甘くないようです。

男性だからという理由だけで期待されすぎたり、その期待に応えられなかった時の対応や扱いは凄まじいものがあると話していた男性職員もいました。

女性上司からの嫌がらせ、スタッフからの冷たい風当たり

年上の女性職員からプライベートな事を根掘り葉掘り聞かれたり、からかうような事を言われて嫌な思いをしている男性職員もいます。

女性職員からするとスキンシップも兼ねたコミュニケーションのつもりでも、男性としてのプライドを傷つけたり、嫌な思いをする事もあります。

陰口や悪口に巻き込まれる

女性の中には陰口や悪口が大好きな人がいます。その人にとってはそれがストレスの発散方法になっているのかも知れませんが、そこに巻き込まれてしまうと同意を求められたり、逆に悪口の仲間に入らないと仲間として認められず、仲間外れにされてしまうケースもあります。

だからと言って悪口を言っている女性職員と一緒に悪口を言う必要はないので、うまく話を切り替えたり、一定の距離間で付き合うなどの線引きが大切と言えます。

いかがでしたか?女性の多い職場で働く男性職員は、女性職員が思っている以上に気を遣って仕事をしているかも知れません。そんな悩みやストレスを抱える男性職員のために、今すぐにでもできる解決方法を紹介して終わりたいと思います。

おすすめのストレス発散方法と悩みやストレスを溜めないためにできること

男性や介護職員に限った事ではありませんが、悩みを抱えた時の解決策やストレス発散方法を紹介します。

仕事・職場に関する悩みがある場合

仕事や職場に関する悩みがある場合は、1人で悩まず第三者の意見を聞いたり、とりあえず誰かに話すだけで気持ちが楽になる事もあります。

職場内に信用できて相談しやすい人がいればその人でも良いと思いますが、同僚に相談する場合、内容によってはリスクもあるので、同僚ではない同業者もしくは家族などプライバシーが守られる状況で話をするようにしましょう。

ストレスが溜まった時は…

ストレスが溜まった時にオススメの解決策をいくつか紹介します。

気分転換

カラオケや旅行、自分の友達と食事に行くなど仕事の事は忘れて楽しめる事がオススメです。

睡眠

良質な睡眠は体力の回復だけでなく、気分もスッキリさせてくれます。思い切って自分に合う寝具に買い替えてみるのも1つの方法です。

転職する

極論かも知れませんが、今の職場や仕事内容がストレスの原因になっている場合は、環境を変えるためにも思い切って転職する方法もあります。介護の仕事は引く手あまたですし、一旦介護という仕事から離れてみるのも自分を見つめ直す良い機会になります。

ストレスの発散方法は人それぞれあると思いますが、いかに自分に合ったストレス発散方法を見つけるかが大切です。

ちなみに私のストレス発散方法は、学生時代からの友人と定期的に会い、美味しい物を食べて美味しいお酒を飲む事がストレス発散になっていますよ♪

まとめ

どの職場でも男性に限らず、悩みやストレスを抱える事は珍しくありませんが、介護という人の命を預かる現場で、毎日たくさんの人と関わりながら仕事をする事は緊張やストレスを抱えやすい環境と言えます。

悩みやストレスをため込む事は、知らず知らずのうちに自分の体調も悪化させかねません。今回紹介した解決策を参考にしながら、自分なりの解決法を導き、少しでも楽な気持ちで業務に専念できると良いですね。

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