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介護現場でリーダーに求められる、スタッフのメンタルケアとは?

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人手不足に悩む現代、増えていく高齢者を介護する介護職のスタッフの人手不足は、かなり深刻な問題です。

介護現場は、人の命を預かる仕事。24時間緊張の連続で、休みたくてもなかなか休みが取れない、緊急の呼び出しや利用者の急変など、心が休まる暇はありません。
そんな状況ではストレスから体調を崩したり、人間関係にも影響したりすることにもなりかねません。現場をまとめるリーダーは、利用者だけでなく、スタッフのメンタルケアも行う必要があります。

では、介護職のリーダーは、スタッフに対してどんなメンタルケアをしているのでしょうか?

介護現場のストレス原因1位は、人間関係

どの職場でもそうですが、仕事上受けるストレス原因で最も多いのが「人間関係」です。

特に緊張が続きストレスを受けやすい介護の職場では、そのストレスや疲れからついイライラしたり集中力が切れたりして、ミスや連絡不足を引き起こす原因になってしまいます。
スタッフが十分に心も体も休める時間を確保するのは、人手不足が続く介護現場では難しいこともあるかも知れません。そんな状況の中、リーダーはスタッフの様子に細かく注意する必要があります。

スタッフのメンタルケアには、どんなに忙しくてもスタッフひとりひとりとコミュニケーションを取ることや、「何か話したいことがあるのかな」「顔色がさえないけど、体調が悪いのかな」「このスタッフは休みがきちんと取れているのだろうか」と言った細かいスタッフの状況を常に把握することが求められるのです。
「おはようございます」「お疲れ様です」の何気ない一言からでも、相手の様子を伺うことはできます。自分のことをちゃんと見てくれていることを知ると、スタッフは安心して働くことができ、ストレスも軽減します。

リーダーがスタッフとの信頼関係を築くために必要なこととは?

スタッフのメンタルケアに、お互いの信頼関係を築くことは必須です。

相談をしたい、話を聞いてほしいと思っても、信頼していないリーダーには相談したくありませんよね。相談したいことや言いたいことが言えずにストレスを自分の中に溜めてしまうと、人間関係はうまくいかなくなります。

ささいな話もおざなりにしない、相談には誠意をもって回答する、常識的なことですが、自分が忙しい時には心も視野も狭くなり、忘れがちになることも。そんな中でもスタッフの状況を配慮することが、リーダーには求められます。
また、一緒にランチに行ったり、プライベートな話をすることも、信頼関係を築くためには大切です。

そしてスタッフのメンタルケアをする前に、自分のメンタルケアをすることも忘れずに。自分の心に余裕がないと、相手を受け入れることはできません。時には部下を頼って「これ、お願いできる?」と仕事を頼むことも、スタッフからすれば「信頼してもらっている」と嬉しいこともあるのです。

最後に

どんな仕事においても、責任者やリーダーは大変な仕事です。仕事の重責のほか、スタッフをまとめる人間関係調整能力も磨かなくてはいけません。書類仕事も増え、心が折れそうになることもたくさんあるでしょう。
だからこそ、自分のケアも忘れずに行うことが重要なのです。スタッフのメンタルケアのために、自分のことも大切にしてあげましょう。

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