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介護職に多いうつ病のセルフチェックをしてみよう

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ストレスチェッ

介護職に就いている人には、うつ病になりやすいという傾向があります。

それは、命を預かる気の抜けない現場であることや、夜勤と日勤のシフトで生活リズムを崩し体内時計の不調が起こりやすいこと、張り詰めた現場で人間関係のトラブルが多いことが原因にあります。

うつ病で体がだるかったり、やる気が起きない、眠れないなどの症状を「甘えているせいだ」「様子を見ていれば治るだろう」と見逃すと、だんだんと症状がひどくなり、悪化すれば外出ができなくなることだってあるのです。

もし今、いつもと違う体調の変化に気付いているなら、セルフチェックで自分の状態を確認してみてください。

まずは自分で確認してみよう。「うつ病セルフチェック」

自分で自分のうつ症状をチェックすることができる、簡易抑うつ症状尺度(QIDS -J)」というものがあります。

これはアメリカの精神科医ジョン・ラッシュ医師によって開発され、世界中で使用されています。

この内容を参考に、自分のうつ病危険度をチェックしてみましょう。

  • 寝つきが悪く、眠りにつくまで1時間以上かかることが週に3回ある。
  • 夜中に目が覚めることが週に3回以上ある。
  • 起きる時間よりも早く目が覚めてしまい、そのあと眠れなくなることがよくある。
  • 1日12時間以上寝ている(昼寝を含む)
  • 毎日、常に悲しみを感じて過ごしている。
  • 食欲がわかず、「食べなければ」と自分に言い聞かせたり、人に食べるように言われなければ,1日以上食べないことがある。
  • 逆に、常に食べ過ぎている。
  • ここ2週間で体重が2kg以上減った。

これらは、QIDS-Jテストの各項目の中でも最も点数が高いものです。これに当てはまる数が多ければ多いほど、あなたのうつ症状は重いということになります。

体調に異変を感じたらまず、心と体を休めよう

心と体にいつもと違う症状を感じたら、まずはしっかりと休養してください。

一番いいのは、栄養バランスのいい食事をして、テレビやスマホ、PCを控え、部屋の明かりを少し落とした中でのんびりと過ごすことです。

運動をすると血流が良くなり、脳に酸素と栄養がしっかりと行き渡るので疲労回復に効果があるのですが、激しい運動は逆効果です。ウォーキングや水泳などの有酸素運動がおすすめです。

仕事や家事、育児で忙しい現代人には、なかなかゆっくりする時間を取るのが難しいこともありますよね。そんな人は、夜寝る前の1時間~30分だけでもいいので、静かに過ごしてみてください。

特に不眠症の傾向がある人は、寝る前には照明は必ず落としてください。明るい光は交感神経を刺激し、寝つきを悪くします。

最後に

現代病とも言われるうつ病は、最初のうちは「疲れているのかな?」くらいにしか感じない症状ですが、だんだんと悪化してきます。

甘えや疲れと思い込まず、早めに専門科を受診して早期治療を心がけましょう。

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