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介護職への面接時において退職理由などのネガティブな内容を伝えるポイント

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採用面接時において、最大の山場というのが、「前職の退職理由」など自分にとってネガティブな事を話さねばならない時ではないでしょうか。

採用面接の場においては、必ずこの介護サービス事業所をなぜ選んだのかという転職理由については確実に聞かれる事になります。

その中できっと、なぜ前の仕事を辞めてまでこの介護サービス事業所を選んだのかという理由も、同じように聞かれる事になるかと思います。 
 
もちろんいきなりこの話になるわけではありません。 

採用担当者は、転職希望者がどういう人なのか、その人のマナーや人柄、コミュニケーション能力などを見極めるために、最初は話のしやすい内容から質問していきます。

趣味や特技に関する事でしたら、その人の事が良く見える部分ですし、そのような内容で緊張が少しでもほぐれてくると、逆に「前職の退職理由」などネガティブな事も答えやすくなるだろうと思うのです。 
 
もちろん円満な退職というのなら何も問題はありません。例えば結婚による退職や妊娠出産という理由もあるでしょう。

そのほかにも何かしらステップアップのためや、自分の夢をかなえるためなどについては、何も問題なくお伝えして頂ければ良いでしょう。 
 
しかし例えば前職が似たような介護サービス事業所であるような場合、「前職で何かあったのだろうか」と採用担当者が思ってしまう事は普通の事です。

もう少し具体的に言いますと、何かあったのだろうという事は想像がつく事であって、その「何か」についてどう考えているのか、どういうふうに答えるのかという事が採用担当者は聞きたいわけなのです。そこに注意して答えるようにしましょう。 
 
 

実際にあったネガティブな発言による不採用となった事例

 
実際のところ、前職や現職の会社のあり方、上司、職場の同僚などに対するネガティブな思いを持っている方は少なくないと思うのです。

このネガティブな思いを正直に話をすることで、逆にここの介護サービス事業所へのやる気を見せようとしているのかと思うくらいに正直にお話しくださる方がおられます。 
 
例えば・・・ 

「頑張って仕事に打ち込んできましたが、正当に評価を得られることができませんでした」 

「会社の人事考課制度に対する不満を感じます」
 
「前職は自分にあった仕事であると思えませんでした」 

「上司の考え方が合わなくて、尊敬することができませんでした」 

「職場の人間関係が悪くて、業務を続ける事ができませんでした」 

「給料が安くて生活をする事ができなくなった」 

「ノルマが大変で仕事をこなすことができなかった」 

「残業を認めてもらえなかった」 

これらは実際にお話し頂いた内容の一部です。 
 
これを客観的に聞いてどう思いますか。確かに内容は本当のことかもしれません。

頑張ったのに評価されずに悔しい思いをしたのかもしれませんし、悪い人間関係に巻き込まれて辞めざるを得なくなったのかもしれません。 
 
しかし、これらの話に採用担当者が同情するようなことは間違いなくないという事です。そこをしっかりと頭に入れておきましょう。そして担当者はこのように思います。 

「自分中心の人」 

「ここに転職しても不満があればまた辞めてしまうだろう」 

「きっとまた悪口を言いふらすのだろう」 
 
恐らくは面接時にこのようなネガティブを言う人は自分を正当化したいのだと思います。

しかしこんな場面で正当化する必要はまったくないという事です。

事実はまったく採用担当者側にはわからない事ですし、悔しいかもしれませんが言い方を変えて答える事にしましょう。 
 
 

ネガティブキーワードをポジティブキーワードに変えるポイント

 
ネガティブキーワードをポジティブキーワードに変えるという事は、言い廻しという事で、自分の言葉を選んで伝えれば良いものだと思います。 
 
気をつけなければならないことは、ネガティブな言葉を使って、あなたの不満からあなたの本心や悪い部分を読み取られるといった事です。

ようするにこのような言葉を使う人は間違いなく今後も同じ事を繰り返すリスクが高いからなのです。 
 

給料が安いなど、職場の処遇に不満がある退職の場合 

このような内容であれば、「業務に対する成果や実績を正当に評価を頂ける御社を選びました」で良いのではないでしょうか。

裏を返せば「給料が安いので退職しました」という事になるのですが、そこは言い廻しを行う事で大人な対応をしているのだと理解しましょう。 
 

業務に対する不満、残業代が出ないなどで退職した場合

 

仕事に対する不満については、これから本気でしたい仕事について答えることが良いでしょう。
「介護業務をさらに深く学びたいと思い、ステップアップとして御社を選びました」

「積極的に人事考課制度を導入しておられるために、モチベーションを維持しながら働ける場所だと思いました」

という内容で良いと思います。 
 

上司と合わないなど、人間関係により退職をした場合

 
実際はこの人間関係による退職は退職理由の中でもかなり多い理由であろうと思います。それだからこそ人間関係は大事な部分であると認識しましょう。

これに関しても連携の大切さについて答えることが良いでしょう。

「周囲と協力関係を築きながら業務を行う環境に身を置きたいと思っている」

「チームケアに力を入れている御社に魅力を感じています」

など積極的な理由で退職をしたという印象にすれば良いでしょう。 
 
 

セクハラやパワハラなどが理由による退職の場合 

セクハラやパワハラ、マタハラなどが理由による退職というものも少しずつ多くなってきているように思います。

これらは、退職理由としては正当な理由であると認められるものだと思います。 
 
例えば前職でセクハラによって退職があった場合、明らかに悪いのは転職者ではなくて前職の職場や職員であるのは間違いありません。

とはいえ、面接の場でそのような内容で退職したという事については、やはり言い方には気をつけねばならない事であると思います。 
 
そもそも言いにくい事もあるかと思いますのではっきりという事もないかとも思います。

面接の場で言いにくいという事があれば事前に面接担当者に伝えておいても良いのかもしれません。

その場で話をすることで微妙な空気となり、自分自身も雰囲気が重くなってしまい、あまり良い影響があるようにも思えません。 
 
 
さてネガティブな内容を伝える際のポイントをお伝えしてきました。 

冒頭にもお伝えしましたが、そもそもなぜネガティブな内容をわざわざ質問してくるかというと、それは別にあなたの正当性を伺っているのではなく、あなた自身を見たいから他ありません。 
 
悪口を初対面の人に言う人は、間違いなくいろいろな場面で悪口を言っているのだと思います。そのように評価されても仕方のない事なのです。みなさんの普段から行っている振る舞いの中に、みなさんの本音が隠されているのです。 
 
介護の仕事は人と関わる仕事ですから、さまざまな事があります。その中でもポジティブに仕事ができる人を採用したいと思っているのです。

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