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介護職を辞めて他職種への転職をオススメできない理由

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介護の仕事に嫌けがさして、もう介護業務とは全く関係のない業界に転職したいと検討されている人は多いのではないでしょうか。

介護のお仕事は、介護が必要な人にとって本当に必要なお仕事ですので、感謝もされますし、尊い仕事であることは間違いありません。しかし、人間関係や業務内容、給料など、一般的に離職の理由となる問題も少なくありませんので、他業種への転職を検討されているか方も少なくないでしょう。

もしもあなたが30才にもなっていないというお若い方であれば、まだまだ将来的な事も考えていける時間も十分にありますので、ご検討くだされば良いでしょう。しかしあなたが40才を越えており、特に他業種の知識に長けているというものがないということでしたら、特にこれから先の記事を読み進めて頂きたいと思います。

なぜならまだまだ就職や転職については、厳しい状況はどの業界においても続いていると言えるからです。特に終身雇用という考え方がなくなった今、中途採用市場においてはかなり厳しいものになっているからなのです。

介護業界での経験は他業種への転職にマイナスとなることもある

介護業界で働いておられる方の中には他業種を経験されたことがないという方がたくさんおられます。これには、介護のお仕事が他の業種にそのまま活かせるような事ができずに、悪く言えば潰しの効かない仕事であるからであるからだと言えます。

仮に介護業界において長い期間、一生懸命頑張ってこられたとしても、他の業種を経験したことがない人を雇用する事は、一般企業からするとよっぽど期待できる人でないと採用が難しいのが本音だからです。

場合によっては、履歴書の段階で不採用となることも少なくありません。
これにはもちろん理由はさまざまあるのですが、厳しい介護の仕事であるとは言え、その介護の仕事が嫌になったから他業種に救いをもとめているのではないかというネガティブなイメージを持たれてしまう可能性があります。そのようなイメージを持たれてしまうということは、今回選んだ業界であっても嫌になればまた辞めてしまうのではないかという疑念を持たれてしまうのです。

そもそもよっぽどその業界への転職を検討していたという人でなければ、「なぜ介護の業界からこの業種に転職してくるのだろう」と思われてしまうことは仕方のないことであると思います。

それに加えて「人間関係が良くなかったから」とか「介護の仕事の現状に嫌けがさした」といったようなネガティブな退職理由を聞いてしまうとしたら、雇用できないのは尚更であるのは言うまでもないでしょう。

介護職を辞めて就きたいと考える職業とは

介護業界に勤めている人が転職先と考える職業には、それまで働いていた介護サービス事業所での介護業務や職場の雇用条件などが影響されます。

例えば現在働いている介護サービス事業所において「人間関係」に問題があるとしたら、人間関係を避けたような仕事を選ぶ傾向にあります。人に関わるということを苦労したという意識が強ければ強いほどその傾向が強いと言えるでしょう。具体的には工場でのラインの仕事などになりますが、工場への転職については多くは派遣職員になります。特に名前が通っているような大きい工場になればなるほど派遣での雇用や一時的な契約であったりして、必ずしも満足である採用とはならないことが多いと思います。

また人間関係が介護業界よりも少ないから楽であったり、気を使わなくて良いと言うことは必ずしも言えず、仕事はやはり厳しいものになると思って良いでしょう。仕事に対して厳しく指導されることも多いでしょうし、やはり人間関係が嫌になって再度退職されてしまうという方もたくさんおられるのが現状です。

特に言えることは、「人間関係」に行き詰まった人というのは、仮に職種を変えたとしても再度、人間関係に行き詰まってしまうと言えます。ですので、職種を変えてしまおうと考えるのではなく、自分が人間関係に行き詰まってしまうその原因について追求するほうが良いでしょう。

介護業務が大変忙しく、人員不足であったり、サービス残業が多いなどの経験をされた方が選ぶ職種は事務職であると言えます。そもそも介護業務が心身ともに大変であると感じてしまうという人は、座ってするような体の負担が少ない仕事を選ぶ傾向にあります。また介護業務は大変であるにも関わらず、給料が低いと考えており、ある意味割りに合わないと感じている人も多く、「座ってできる事務職がいい」と安易に考えがちなのです。

このような人においても、転職市場はなかなか厳しいということが言えます。なぜなら介護職員を続けていた人は、そもそも事務員が行うための基本的な経理であったり、パソコン操作などができないことが多いからです。

介護業務においても記録などにおいてパソコン操作をしていたとおっしゃる方もおられますが、文章を打てるという位では、パソコン操作ができるとは言えません。ワードやエクセルを少々使える人ぐらいはたくさんおられますし、それが得意な技術であるとはとても言えません。

他業種に移ってみたいという根本的な原因をもう一度考え直してみよう

よくある介護業界から他職種への転職の失敗事例をお伝えさせて頂きましたが、安易な考えでは他職種の転職で成功することはできないと考えて良いのではないかと思います。

冒頭にも申しましたが、他職種に転職するというのは、介護職が嫌になったという理由ではなく、その業種に進むための明確な理由が必要なのです。その業種に就くことが将来的な夢であるとか、どうしてもその業種に就きたいという気持ちであったりという明確な理由がなければ必ず挫折します。

介護業界で人間関係に嫌になったという事であれば、その人間関係は介護業界のせいではないという事です。人間関係で苦しみながらでも仕事を続けておられる方はたくさんおられます。何もみなさんだけが抱えている問題ではないのです。

その介護サービス事業所が忙しすぎて、その理由として人員配置が悪く、サービス残業が多いなどという事であったとしても、それは介護業界がすべて悪いのではありません。業務の改善についてはその介護サービス事業所の責務になりますので、介護業界のせいにしてはなりません。

自分の介護業務や介護サービス事業所への捉え方を変えれば良いのではないかという考えができるのであれば、介護業界に居続けることで改善する方法がないものかと考えてみれば良いのではないかと思います。

現在の就業先での問題をもう一度考えてみよう

介護職員の離職理由というものはたくさんありますが、やはり「人間関係」「給料が低い」などという内容が多くあります。それだけ多くの人が同じことで悩んでいるという事が言えるのではないかと思います。

絶対に他職種への転職を否定するものではもちろんありませんが、例えば人間関係や給料が低いと言った職場での処遇などが理由であれば、介護業界での転職においても十分みなさんの希望を満たすことはできると言えます。

もう一度、自分が介護に対する思いがなくなったのか確認しましょう。「お年寄りの喜んでくれる笑顔は好きなんだけど・・・」という人が他職種への転職に失敗される人がたくさんおられます。そういう失敗をしないためにもぜひもう一度自分自身の気持ちの整理をして頂きたいと思います。

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