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介護転職に失敗した40代男性から学ぶ成功法則とは

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40代の介護転職

違う業界から介護業界へと転職された40代男性の方の悩みとその答えを見ながら、介護転職における注意事項と成功するための方法について見ていきたいと思います。

製造業から老人ホームに転職した40代男性の悩み

「もともと製造業で派遣職員をしていた40代の男性です。派遣職員の仕事がとても不安定で、正職員での雇用を目指す事にしました。

もともと興味のあった介護職員になりたいと思い、退職時に介護職員初任者研修の資格を取得し、とある老人ホームに転職することができました。

もともと私は自分自身がコミュニケーション能力に長けていると思っており、高齢者などへのコミュニケーションはうまくやっていけると思っていました。

若い頃に営業職をやっていたので、特に初対面の方であっても、スムーズにコミュニケーションを取れることができます。

しかし私が転職した先の老人ホームでは、想像以上の業務量があり、転職してから3ヶ月経つものの今だ業務をすべて把握することができません。

他の先輩職員は常にバタバタしている状態で、いま何をすれば良いのか確認しても、冷たくあしらわれてしまいます。

さらに『まだ業務が覚えられないんですか』『早く業務を覚えてください』と私よりもはるかに若い職員から、きつく指摘されてしまいます。

業務においては、メモを取るようにしていますが、あまりの業務の多さに、今何をしているのかメモを見つけるだけで時間が経ってしまいます。

他の職員から陰口を叩かれているような状態です。

転職を見つけたと介護業界に入りましたが、このまま続けていけるか不安です。

職場でも相談する職員もいませんし、もう辞めようかとも思っています。」

元採用担当者からの答え

実は、40代以上の男性が初めて介護職員となった場合に、このような悩みで退職されるようなパターンが少なくありません。

実際、このような悩みを持つ方にお話を伺うと、介護業界に対して持っているイメージと実際に行っている業務内容にあまりに理想と現実のギャップを感じるというのですね。

持っているイメージとしてはお年寄りの中で、優しく声をかけたり、お話をしたりする中、必要な介護業務を行い、笑顔で感謝されるといったもの。毎日をお年寄りの笑顔で包まれた職場で働いているといった内容です。

その反面、老人ホームでの業務は、お年寄りの声かけをするほどの余裕はなく、決められた時間に淡々と業務をこなしていく。

また業務量はあまりに多く、業務をこなすだけの余裕すらない。

業務は時間でおおむね決められているが、その時間に業務を終えることができず、ほかの職員から業務を早く終えるようせかされている毎日。

こんな感じではないでしょうか。

特に老人ホームでの業務というのは、在宅で生活が継続できなくなった高齢者が生活される場であるために、その利用者、個々の介護や支援を行っていくという事は、相当大変な業務であるという事は想像すべきであったと思います。

高齢者の生活を支えていくというお仕事はそれほど甘いものではないという事です。

しかしそれらの想いは誰しもが通る道です。中高年であっても大学卒業したてであっても、その時期というものは誰しも経験する道なのです。

あまりの業務の多さに愕然とし、お年寄りへなかなか思うように関われないもどかしさを感じながら最初は業務を覚えていくのです。

その中で手際よく業務が行えるようになり、少しずつ余裕が生まれ、お年寄りへの関わりや気配りができるようになってくるのです。

これから頑張って何とか、みんなの業務についていきたいというのであれば、業務に対する取り組み方を少し変えてみたほうが良いでしょう。

メモの取り方について

まずは業務をきちんと覚えきってしまう事が大事です。次の業務が分からない状況ではいつまでも効率よく業務をこなすことができません。

そのために重要なのはやはり「メモの取り方」にあるように思います。

先ほどのお悩みの中では、業務中メモを取っていると仰っていましたが、そのメモをうまく活かせていないようなことも言っておられます。

せっかくのメモが活かせないなら何のためにメモを取っているのかがわからない事になります。

誰しも最初はメモを取って業務を覚えていかねばなりませんし、ベテラン職員であればあるほど、覚えなければならないことはメモを行います。

これは「記憶」より「記録」が大事であると理解しているからです。

人間の記憶は曖昧です。覚えたつもりでも覚えておらず、また違うように覚えてしまっている事もあります。

記憶に頼りきると、利用者に迷惑をかけたり、事故を起こしてしまう事にも繋がりかねません。ですので適切にメモを取る必要があります。

またメモをどのように活かしていくかですが、メモを取った後、ご自宅でも良いので、本日行った業務を時系列に理解できるように整理するべきです。

恐らくメモはいろいろな所に走り書きをしているのだと思います。

しかしそれでは後から見返して、何が書いてあるのかわかりません。

この曜日、この時間に何をすべきなのか、メモを一目見た時にすぐに業務に取りかかれるようなメモでなければなりません。

そのためには、メモをメモした時だけではなく、メモをメモとして活かせるように復習し、整理する作業が必要になります。

1日の業務量が多く、初めて覚える事ばかりですので、最初はメモの量も半端なく多くなるとは思いますが、そのうち段々と業務におけるメモが少なくなってくるでしょう。

挨拶は欠かさずに行う

またどんなに大変だとしても、利用者に対する挨拶と職員に対する挨拶は徹底して行いましょう。

職員や利用者から冷たい言葉を掛けられる事もあるかもしれませんが、あなたの振る舞いは必ずみな見ています。

業務に愚直に取り組む姿を見せていれば、いずれ素晴らしい業務が行えるようになりますし、その時に得られる職員や利用者からの信頼感は格別のものとなります。

最後にこれから介護業界に転職される方が、うまく介護業界への転職を行えるようにアドバイスを行いたいと思います。

自分に適正な介護サービスかどうか

今回のお悩みでは、まず転職する前に介護サービスと自分とのマッチングを十分検討すべきであったのではないかと思います。

介護サービスの自分の持つイメージが強すぎて、本来の介護業務を見つめることができなかったのが、一番良くなかったポイントではないかと思うのです。

自分の適性にあった介護業務とは何かを見つける事によって、うまくキャリアを積んでいくことができます。

例えば今回のようなパターンで言いますと、老人ホームというのはやはり業務量が半端なく多いために、手際の良さや敏速な業務把握が求められます。

自分自身がそのような経験がもしないとしたら、老人ホームではなく別のサービスの選択肢もあったのかもしれません。

介護転職サイトをうまく活用する

介護の業界に初めて転職する人にとって、自分の適性と言われてもなかなか客観的に判断することは難しいのではないかと思います。

そのために第三者にその判断をしてもらうことが一番良いのではないかと考えます。

介護転職サイトでは、担当のコンサルタントに業界の情報を聞くことができ、自分にあった介護サービスの助言を頂く事もできます。

優良な介護サービス事業所を紹介して頂く事も可能ですし、面接などに同行して頂く事もできます。

必要に応じて、休日や給料の交渉をして頂く事もできます。それでいて登録は無料ですので使うほかないと思います。

このようなサービスをしっかりと活用して、うまく介護業界への転職を進めて頂きたいと思います。

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