短期入所生活介護(ショートステイ)ってどんな施設?

ショートステイってどんな所

身体障害や認知症など、何らかの事情によって介護が必要となった利用者様の多くは最初に訪問介護(ホームヘルプ)や通所介護(デイサービス)などのサービス利用を検討します。

この2つのサービスを軸にリハビリなどの医療系サービスを組み合わせることによって利用者様自身のサポートは万全となりますが、日常的な介護で疲れ果ててしまった家族様のサポートまで行うことはできません。

そんな日々の介護で蓄積された家族様の疲れやストレスを解消し、家族様の協力を受けて利用者様がいつまでも自宅で明るい生活を送れるようにサポートしてくれるのが短期入所生活介護(ショートステイ)です。

短期入所生活介護は家族様のためのサービス!?

短期入所生活介護は数ある介護サービスの中でも独自色の強いサービスで、家族様をサポートすることによって間接的に利用者様の生活を支えようという考えの下に運用されています。

そのため、利用目的も「数日続けて家を空けることになってしまった」や「週に数日だけでもゆっくり眠りたい」など家族様視点となっているのです。

短期入所生活介護は介護度1~介護度5の方を対象としており、利用可能な日数は介護認定機関の半分まで、連続利用は最大30日までというルールがあります。

また、先述したように家族様のサポートを重視したサービスであるため、利用する理由はやむを得ない事情に限らず旅行やリラクゼーションといった個人的理由でも可能となっています。

ただし、介護保険サービスはあくまでも利用者様の介護のためのものであり、短期入所生活介護を利用する場合の宿泊費や食費、送迎や娯楽などの生活周辺費は自己負担となっているため注意が必要です。

介護保険が開始された当初は短期入所生活介護を提供している多くが特別養護老人ホームなどの併設施設であったため、普段関わることの少ない施設に戸惑いながら宿泊する利用者様も少なくありませんでした。

しかし、小規模多機能など普段から利用している通所介護で短期入所生活介護を受けられる選択肢が増加したことにより、人見知りの強い高齢者や認知症を患い環境の変化を少しでも少なくしたい高齢者の方にとっても安心できる環境が整っていきました。

短期入所生活介護は間接的に利用者様をサポートする

短期入所生活介護は今までの生活を継続し、最期の瞬間を長年過ごした自宅で迎えたいという利用者様の願いを実現させるために欠かせない重要な介護サービスです。

ですが、短期入所生活介護は他のサービスに比べて知名度がとても低く、自宅介護を長年続けている方々の中にもまだこのサービスの存在を知らない方が多くおられます。

利用者様と家族様が良好な関係を保ちながら日々の生活を送ることができるよう、介護サービスの提供中に短期入所生活介護の必要性を感じた場合には積極的に現場の声としてケアマネージャーへ報告することができる介護士を目指しましょう!