介護転職の面接時において、その人がデキル人なのか見極めるポイントとは!

介護業界への転職を希望されている人は多くおられると思います。

介護業界への転職を突破する大事な関門であるのは「面接」です。どんなに良い人であっても、どんなに介護業務の知識が高い人でも、面接を突破できなければ介護業界で働くことができません。

では介護転職における面接で、注意しにくいが実は注意すべきであるという重要なポイントについてお伝えしていきたいと思います。

面接で重要なのは質問の答えだけではないという事実

一般の採用面接でも同じことが言えると思いますが、介護業界の採用面接の場において大事なことは、実は面接担当者からの質問の答えの内容だけではないという事を知っておきましょう。

もちろん質問に対する答えの内容が重要ではないと言っているのではありません。もちろん大事です。しかしどれだけ立派な事を言っていても採用を断られるという事も十分にあり得るからです。

そもそも質問に対する答えなんて、みんな良い事を言うでしょう。採用してほしいと思うならば、絶対に採用されるための答えを用意しているはずです。大学生の新卒者の採用などでは、大学が徹底してこの練習をしているはずです。それでも採用されないということは、採用には違う要素も隠されているという事を知っておかねばなりません。

採用担当者からすれば、そんな用意されたような答えを聞きだしたくはないのです。その採用面接から、その採用希望者の本音を引き出す事にあるのですから。

どのようにして採用担当者は面接で本音を見抜くのか

採用担当者によって、そのテクニックは様々ですが、出来る限り限られた面接時間の中で、決められた答えを聞くのではなく、自分自身の本音や性格を見抜けるように、質問を工夫している方が多いです。

例えば何気ない雑談を投げかけたり、趣味の話を聞き出そうとしたりする中で、自分自身の言葉や態度を引きだそうとします。
転職希望者からすれば、ものすごく緊張する場面で採用担当者がなごませてくれようとするのは、とてもありがたいようにも感じます。正直、緊迫している中でほっとする瞬間だと思います。

しかしこれが実は仕掛けになります。
そのホッとして、本音が出る瞬間を採用担当者は見逃すことがありません。特に歴史のある優良施設などにおいては、採用担当者をして数十年という大ベテランもおられますので、気を緩ますような言葉があったとしても、決して相手のペースにはまりすぎないようにして頂きたいと思います。

さてその際に採用担当者はどういう部分を見ているのでしょうか。

姿勢・態度・目線・言葉づかいなど

面接中の姿勢や態度、言葉づかいなどは、言われなくてもこれは常識的なマナーであるために、あえてここで言わなくてもみなさんご理解頂いているものかとは思います。

当然ですが、姿勢を正して、採用担当者の方を向いて、丁寧な言葉で話をするということが大前提となります。「ここに転職したい」という気持ちがあれば、なおさら普段よりもきちんとしておこうと思うものです。

しかし趣味の話や雑談など、転職希望者がほっとするような内容を仕向けると、緊張感がほぐれるのか姿勢や態度、言葉づかいが崩れる方がおられます。その内容について楽しく伝えてもらうのは結構な事ではありますが、やはり節度というものが大事になりますし、緊張感を維持しながら面接に臨むことが大事です。

また気を付けてほしいのが、前の仕事を退職した理由です。
例えば、ディサービスに勤めていた人が、また同じようなディサービスへと転職希望があるということであれば、「以前の職場で何があったのだろう」と採用担当者は思うわけです。

ここで絶対に言ってはならない事が、「悪口」です。以前の職場に対する不満は絶対に言ってはなりません。仮にブラックな企業であったとしても避けるべきです。嘘でも感謝の意を伝えましょう。退職理由なんて、なんだって良いと思います。「さらに他のディサービスで勉強したいと思いました」と伝えておけば無難だと思います。以前の職場とトラブルを起こしたような場合、やはりまた繰り返してしまうのではという思いは少なからず起きてしまうのものです。

言葉や相槌など

介護業界の仕事が初めての人であっても、経験者であっても重要な事は、介護のお仕事が人に対するお世話をするという事であって、人に対して役に立とうという気持ちがなければできない仕事です。

その思いは業務中だけでなく、普段から持ち合わせておかなければ、いざ介護業務においてそれができるかと言えばできません。

例えば面接においても、採用担当者に対する返答は、当然ながら相手に聞こえるように、分かりやすいように、また丁寧に話をしなければなりません。緊張感からかもしれませんが、下を向いてぼそぼそ言っているような事があれば、やはり利用者に対してもそのような態度で仕事をされるのではないかと危惧してしまいます。

たとえ面接シーンであっても、これは人に対するマナーではないかと思うのです。利用者も高齢者で判断力などが鈍っている人も多いですから、相手に聞こえるように、理解しやすいように、ゆっくりと丁寧に話をするのが当然ながら大事になってきます。そんな事も気付かないということであれば、このお仕事は難しいのではないかと思ってしまいます。

また採用担当者が話している時には、目線は話をしている採用担当者の方を向いて、目を見て聞くことが必要です。目を見てしまうと緊張してしまう人は、相手の鼻やおでこなど、目の周辺で良いと思います。目を見ていないと覚られるかもしれませんが、それでも緊張しないように工夫しているという部分をむしろ評価されると思います。

さらに「相槌」が大事です。ひとつひとつの言葉に反応して返事をするという事も良いのですが、連続して話を聞くような場合には、しっかりとうなづいて相手の話をしっかりと聞いて理解しているというアピールが良いですね。

この相槌を見ている採用担当者は多くいます。介護業界だけでなく一般の企業の採用担当者でもこれは同様だと思います。相槌がうまくできる人というのは、コミュニケーション能力の長けた人の証です。何気ない話でも相槌されていれば、人は気分良く話ができるでしょう。相槌がなければ興味がないのかとも思ってしまいます。

ようするにこの相槌は、その人のセンスになります。コミュニケーションにおけるセンスです。この相槌を普段から誰に対しても出せるようにしておきたいものです。