畑での野菜作りをレクリエーションに取り入れてみる

高齢者の中には、趣味で野菜作りに精を出しておられる方がけっこうおられます。

庭に小さい畑を作ったり、プランターで家庭菜園を楽しんでいる方もおられます。

野菜の苗は、大きくなっていくのが目に見えてわかるので、成長がとても嬉しく、畑作業はやりがいや楽しみを大きく感じることができます。

これを施設でも取り入れてみるのはいかがでしょうか。

野菜作りは気軽にできる

とはいえ、野菜作りなんてやったことがない!という職員さんの方が多いかもしれません。

「野菜作りの知識なんて全くないし」「野菜作りなんてなんだか難しそう」「手間ひまかかって大変そう」という声が聞こえて来そうですね。

でも、やってみると素人でも、案外ちゃんとした食べられる野菜ができるものなのです。

畑を作る場合、初めの土を耕し肥料をやる段階では、職員がちょっと頑張る必要はありますが、小さな畑であれば短時間で完成します。ホームセンターで、野菜に適した土も売っています。

手間がかかるかという問題ですが、畑を作って苗を植えてしまえば、毎日かじりついて作業しなければならないわけではありません。

適度な量の水やりを行えば、ほっといても実がなるような簡単な野菜がたくさんあります。

水やりなどは、日々のレクリエーションの一部に取り入れることができれば、職員が残業して…なんてこともありません。

畑作りについては、本やネットで素人でもわかりやすい情報がたくさんありますので、参考にしてください。

スペースや作業時間の関係などで畑を作るのが難しい場合は、プランターでもできます。

プランター菜園では、土を耕したり、除草する手間がかからず気軽に取りかかることができます。

高齢者と一緒に野菜のお世話を行う

職員よりも高齢者さん達の方が野菜作りに詳しいかもしれません。野菜作りの経験者がおられたら、ぜひその方にご指導頂くと良いですね。

畑やプランターで土を準備できたら、育てたい野菜の苗を植えましょう。高齢者と一緒に作業を行います。

作業を行うのが難しい方は、見学だけでもいかがでしょう。

屋外で風にあたりながら、昔懐かしい畑の作業風景を見守るのも良いのではないでしょうか。

それぞれのADLに合わせて適材適所で作業を分担して行って頂きましょう。

高齢者の方が、疲れ過ぎず無理なく作業を行える様に、時間や内容を調整する必要があります。

野菜のお世話を日々のレクリエーションに

家庭菜園は、その日限りで終わらないのが良いところです。

水やりや間引きをしたり、成長の様子を眺めに行ったり、実がなったら収穫という楽しい作業もあります。

野菜のお世話が毎日のレクリエーションのひとつになります。

野菜を収穫することができたら、次はその野菜を使って調理実習を計画してはいかがでしょうか。