介護転職で給料が上がらないのは本当か?転職で給料アップする方法!

介護業界だけではなく、一般の転職市場においても「今は転職しても給料は上がらない」と言われることが多いです。

実際に転職される方について、給料を下げて転職された方が多いのが実情なのでしょう。

そもそも転職市場というものを考えてみますと、介護の業界というのは介護人材の不足から人員ギリギリで運営されているところが多くあります。

それでいて転職が多くみられる業界ですから、誰かが退職すればその穴埋めのために中途採用を行うといったことが一般的であります。

穴埋めのために募集する内容については、基本的に今まで働いていた方よりも多く給料を出すといった事をするはずはありません。

良くて現状維持、悪いと下げてしまう場合もあるかもしれません。

さらにこの介護業界というものは、介護報酬が良いとは言えませんので、介護事業所にとっては介護職員に対して、それほど多くの賃金を出す事もできないのです。

介護報酬については、基本的な報酬については減額されているのが現在の状況です。

そこから加算をしっかりと取れればいいのですが、小さい介護事業所ですと介護報酬において加算を取ることは難しいのが現状ですので、以前と比べて報酬がダウンしているところの方が多いのではないかと思うのです。

さらに追い打ちをかける終身雇用の崩壊

一般企業では終身雇用というものが崩壊しました。

自分自身がいつまで会社に居続ける事ができるかはまったくわからないようになりました。

給料についても保証さえているわけではありませんし、年功序列なんて事もありませんから、人材が流動的になりました。

いま一般企業に勤めていた人が介護を目指されるといったことが少なくないのが現状です。

無資格未経験でも目指す事の出来るよさが、介護業界にはあります。

ということは、そのような転職者を取りこむことができるのであれば、無理に給料を上げる必要もなく、新たな人員をどのように取り込むかという方策さえあれば良いのだというふうにも捉える事ができます。

介護事業所の現状は・・・

介護業界において、一部の元気な介護事業所や大規模事業所などでは安定して報酬を確保したり、雇用を確保したりできているところもありますが、現実問題で言えば介護事業所の倒産を数字で見てみると、2016年では倒産件数は108件と過去最高の数字が挙がってきています。

介護保険収入を柱にして、サービスの展開を行う事がいかに厳しいかわかる数字だと思いますし、介護業界の転職においてもなかなか希望の持てる状況ではないのかという懸念も湧きおこります。

もう介護業界はダメなのでは・・・

暗い話ばかりしてきましたが、介護事業所というものは全国に約6万件以上あると言われています。

その中で倒産が100件超という数字を見てどうでしょう。

多いと捉えるのか、少ないと捉えるのか、その判断は何とも言えませんが、やはり倒産するような介護事業所に転職することは避けるようにしなければなりません。

前半の記事だけみる介護業界自体が希望の持てない業界のようなイメージがあるかもしれませんがそうではありません。

介護業界というものはそもそもすべてなくなるといった業界ではありません。

お年寄りはこれから先もどんどん増えてくる状況ですので、仕事自体がなくなるといった状況はこれからもないでしょう。

ではなぜ介護事業所が倒産するかというと、介護人材が集められないといった事も多くあるようです。

それほど大きくない介護事業所においては、採用にそれほど経費をかけることができません。

大規模介護事業所であれば、普通に広告など出せても個人の事業所などではそうは言えないのが現状です。

また従業員の満足度を高める取り組みを行うなども必要になります。

サービス残業ばかりで給料が安いといった状況が続けば誰だって辞めたくなるのは間違いありません。
資格取得やキャリアアップを目指すことができる職場であるということも大事な要素になると思います。

転職において給料をアップさせようとする場合、目先の給料だけに目をやるのではなく、こういった職員に対する満足度に対してどのような取り組みがなされているかということを見ておくことが大変重要になるかと思います。

そんな中、介護業界の転職において給料をアップする方法はあるの?

ようやく本題に入る事になりますが、そんな状況においても介護業界での転職で給料をアップさせる方法がありますので、述べていきたいと思います。

先ほど「職員の満足度アップ」が重要になるといった話をしました。

職員の満足度を上げることが経営の安定を図れる一番の特効薬であるという事は、真剣に介護経営に携わる経営者であればよく分かっていることです。

職員の満足度を上げる具体的な方策とは、結果的に言いますと利用者に対する満足度を上げる事に繋がってきます。

利用者がその介護事業所のサービスに大変満足されているという状況は、そこで働いている介護職員の働くモチベーションを上げる元になります。

簡単に言いますと、高品質のサービスを提供する介護事業所については、その噂を聞きつけてどんどん利用者は集まってきますし、それだけ高品質なサービスを提供しているとなればそこで働きたいという職員も自然に集まってくる事になります。

これはどんな業界でも言える市場原理です。市場原理の通り、低品質の介護事業所というものはこれからもどんどん倒産していくでしょう。

なので倒産しないためにはまずは利用者に対するサービスをしっかりとしたものにする必要があるのです。

これから転職を考えている人については、この市場原理に基づいて、良い介護サービスを提供している介護事業所を選ぶべきです。

良いサービスを提供している介護事業所は必然的に職員教育に力を入れていると考えられます。

教育した職員に辞めてもらってはいけないので、満足度を高めるための制度なども設けることになります。

したがって、転職で給料をアップさせるには、遠回りのように見えても、目先の給料だけを見るのではなく、こういったサービスの質に対する取り組みや職員教育、職員満足度などに対する取り組みをされている介護事業所に転職することが給料を一番上げる近道となるのです。

あなたが本気で介護業界でやっていくという決意があるとしたら、必ずそのような介護事業所を見つけてください。

それが将来的に給料をアップさせる方法になりますから。

介護求人サイトを活用する

では具体的にそのような介護事業所を見つけていくのかというと、やはり口コミに頼ることが一番早いと言えるでしょう。

特に介護求人サイトを活用することで、その地域にある優良な介護事業所を紹介してもらえます。

自分自身がどのような気持ちで介護事業所への転職を考えておられるかをきちんとお伝えしてください。

あなたにとって優良な介護事業所を見つけてもらえるきっかけとなるはずですから。