認知症・介護

認知症の方が夜中に大声!?理由を知って安心して介助しよう!

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認知症の方の場合、夜中に突然大きい声を上げて家族や他の利用者様、介護スタッフをビックリさせることがあります。

理由が分からない状態で奇声にも似た叫び声を耳にすると恐怖すら感じてしまいますよね。

しかし、当然そこにはちゃんとした理由があり、理解してあげることも可能なのです。

今回は認知症の方が大きな声を上げてしまう行為に対しての理解を深め、苦手意識を克服するとともにより効果的なケアの実現を目指しましょう!!

大声を上げてしまう理由は想像以上にたくさんある!

大声を出してしまう理由、そんなものは本当に存在するのでしょうか。

「ボケてしまって何も分からないからただ声出してるんじゃない?」

そんな風に自分だけが納得するために処理してしまうことは簡単です。

しかし、少しでも正しく要介護者の思いを理解しようとすることは、要介護者と向き合う上で一番大切な基本中の基本の姿勢。

様々な可能性の中から、どの理由が当てはまるのか、またはいずれも当てはまらないのかを検討する必要があるでしょう。

夜間に大声を出してしまう理由として、具体的には以下のような可能性が考えられます。

  • 眠気がなく、暗い室内で一人で過ごす事に不安や恐怖を感じている
  • 夜間不穏や夜間せん妄と呼ばれる状況になっており、不安な気持ちが増幅している
  • 生活環境の大きな変化(施設に入った、退院して自宅に戻った等)により不安を感じている
  • 記憶が混乱してしまい、今自分がどこにいるか分からずに恐怖を感じている
  • 夢と現実の狭間が分からなくなり(寝ぼけているような状態)起きた後も恐怖が続いている
  • 寒い、熱い、痛い、痒い、苦しい、喉が渇いた等の何らかの体調不良が起きている
  • 幻視により寝室内にいるはずのない人の存在が見えてしまい恐怖を感じている
  • 前頭葉の萎縮によって自分の意思とは関係なく衝動的に叫んでしまう

見ての通り、本当に様々な理由を考える事が出来るのです。

これを、ボケているからという理由だけで片付けてしまうのは可愛そうですよね。

夜間の興奮状態や大声というのは一緒に住んでいる家族や他の利用者様の睡眠にも妨害を与えますが、何よりご本人の寝不足に直結してしまいます。

ぜひ一つ一つの可能性と向き合い、その方の思いを理解してあげることで安心して休める環境を提供してあげて欲しいと思います。

癒しと安心感を与えられる介護士を目指して

今回は夜中に大声を上げてしまうという認知症介護を行う上で絶対に遭遇する状況について、様々な理由を紹介してきました。

一つ一つの理由に対して対応の仕方が異なり、難しく感じる方もおられますが、それこそが介護職の専門性であり、やりがいにもなるのではないでしょうか。

自分の言動によって誰かの心が穏やかになり、安心して笑顔で休んでもらえる。

それって本当に凄いことですし、多くの満足感をあなたにも与えてくれるはずです。

今後、順番にそれぞれの詳しい説明と対処法について説明していきたいと思います。

しっかりとマスターして、多くの利用者様を安眠に導ける癒しの介護士を目指してくださいね!

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