認知症・介護

夜間のトイレ介助は声掛けの仕方がポイント!

投稿日:

介護の仕事といえばどんなイメージがありますか?

本当に様々な仕事がある介護の世界ですが、『食事介助』『入浴介助』『排泄介助』あたりが特に強いイメージとして定着しているのではないでしょうか。

今回はその中の『排泄介助』から、意外と軽視されている夜間起きてこられた方のトイレ介助に注目してみたいと思います。

夜間のトイレ介助は思ってる以上に奥が深い!

日中に行う排泄介助はそれほど難しいものではありません。

ご自分でトイレまで歩ける方であれば、必要に応じて声掛けを行う。

認知症などによって尿意を失ってしまった方であれば定期的に誘導を行う。

寝たきりなどのオムツ使用者の方も尿意があれば希望時に対応、尿意がない方であれば定期的な排尿の確認とオムツの交換となります。

しかし、夜間のトイレ介助となるとこれが大きく変わってくるのです。

夜間のトイレ介助というのは日中のトイレ介助と比べて多くの危険が伴います。

睡眠導入剤を使用されている方であれば、足元のふらつきがみられることもあります。

そうでなくても寝ぼけてしまいフラフラと歩いてしまい、躓いたり壁や扉にぶつかってしまうという事は私達にだって心当たりのあることですよね。

そのため、声掛けによってしっかりと覚醒して頂きたいのですが…

あまりにも覚醒しすぎて再び眠れなくなるというのもまた困りもの。

こういう時はどのような形で対応するのが良いのでしょうか?

ポイントは【優しい声でゆっくりと話してあげる】ことです。

フラフラと寝室から出てきてトイレへ向かう姿を見て「ちょっと!ちゃんと歩かなきゃ危ないでしょ!!」と言ってしまいそうになる気持ちはよく分かります。

しかし、その声掛けはもったいないことだらけなのです。

突然の叱責に腹が立って興奮状態に入り、再び寝付きにくくなる。

興奮のあまり歩行から意識がそれてしまい転倒の可能性が上がる。

施設などの集団生活の場であれば、他の方が目を覚ます原因にもなる。

こういう風に見直してみると、とてもそんな声掛けしたくありませんよね。

これを優しくゆっくりと語り掛ける声掛けに変えてみるとどうでしょうか。

「この人は私を心配してくれているんだ」と利用者様に伝わりやすく、素直に耳を傾けてもらいやすいでしょう。

更には、「この人がいるなら安心して寝ていられる」とトイレ後の再入眠にも効果的なのです。

継続は環境改善の力なり!

安心感というものは利用者様にとっても介護者にとっても本当にたくさんのメリットを与えてくれます。

夜間通しての介護業務というのはとても過酷なものであり、時には複数の利用者様が同時に目を覚まされてしまったり夜間全く眠られない方などが居られるなど、精神的に穏やかでない時だってあるでしょう。

しかし、だからこそ声掛けを丁寧に心掛けてみてください。

声掛けを変えたとしてもすぐに効果は現れないかもしれませんが少しずつ少しずつ、環境が改善される事を願っております!!

-認知症・介護
-, ,

Copyright© 高齢者の介護とレクリエーション , 2017 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.