2月にちなんだ高齢者のレクリエーション

2月のおすすめレクリエーション

2月は、寒さが厳しくなる季節で、冬の深まりを感じることができます。高齢者の方々にとっても、季節感を感じることは健康維持や生きがいの維持につながります。2月は、節分やバレンタインデーといったイベントがあり、また、鍋やおでんなどの温かい料理が美味しい季節でもあります。また、スキーなどのウィンタースポーツも楽しめる季節です。季節感を楽しむレクリエーションを通して、高齢者の方々が心身ともに健康的な生活を送ることができるようになります。
以下では、2月の季節にちなんだ高齢者向けのレクリエーションをご紹介します。

目次

2月のレクリエーション

2月は、バレンタインデーをはじめ、節分や恵方巻きなど、楽しいイベントが盛りだくさんです。高齢者の方たちにも、一緒に楽しめるアクティビティを提供することで、季節感を感じながら、コミュニケーションを深めたり、新たな思い出を作ることができます。

バレンタインデー

2月14日はバレンタインデーです。

高齢者は、なかなかバレンタインデーについて馴染みがないかもしれません。

しかし、1年に1回は甘いチョコレートを作って、誰かにプレゼントしたり自分で食べたりしても良いのではないでしょうか。

溶かしたチョコレートをさまざまな型に流し込んで冷やすだけで簡単に作ることができます。

デイサービスであれば、午前中に型に流し込み、午後にラッピングする作業をすることもできますね。かわいらしいラッピンググッズを用意すると、目でも楽しむことができます。

自分の住んでいる場所にお土産を持って帰ることで、本日のレクリエーションの内容を思い出せますね。

恵方巻き

2月3日には、恵方巻きを食べる習慣があります。

利用者さん全員で長〜い恵方巻き作りに挑戦してはいかがでしょうか。

机をつなげ、一列に座っていただき、のり、ご飯、具を盛り付け、「せーの」の掛け声をしながら巻く作業は笑顔が生まれ、写真映えもしそうです。

でき上がったものを利用者さんに切っていただくのも、昔の生活を思い出すきっかけになるりそうです。

自分たちで作ったものは、感想を言い合いながら食べることができるので、コミュニケーションも生まれますね。

節分の鬼退治

節分の定番と言えば鬼退治のレクリエーションが定番で、2月が来たと感じることができます。

そこで、ストラックアウトを使った鬼退治レクをしてみましょう。

段ボールでイチから鬼の絵を作り、好きなところにマジックテープをつけ、同じくマジックテープをつけた豆代わりのボールを投げます。本当は年齢の数の分、豆を食べる風習がありますが、それでは数が多いので、ボールがくっついた分豆を食べるようにしても良いのではないでしょうか。

ストラックアウトが元々ある施設では、この時期だけ後ろに大きな鬼を用意しても雰囲気が出ますね。点数制にしても楽しめることでしょう。

2月のイベント・行事

  • 初午(2月最初の午の日)
  • 節分(せつぶん)(2月3日ごろ)
  • 立春(りっしゅん)(2月4日ごろ)
  • 春一番(立春から春分まで)
  • 針供養(はりくよう)(2月8日)
  • 建国記念の日(2月11日)祝日
  • バレンタインデー(2月14日)
  • 天皇誕生日(2月23日)祝日
  • 旧正月(1月下旬~2月中旬ごろ)
  • うるう年(4年に1度、2月29日)

2月の花「工作レクリエーション」

2月を象徴する花

  • ツバキ(椿)
  • フリージア
  • ウメ(梅)

2月から咲く花

  • デイジー
  • ミモザ
  • オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)
  • ナズナ(薺)
  • ジンチョウゲ(沈丁花)

2月に見頃の花

  • フクジュソウ(福寿草)
  • ナノハナ(菜の花)
  • スノードロップ
  • デンドロビウム
  • パンジー

2月のカレンダー

2月は、冬の寒さがピークを迎える時期です。

寒さ対策を万全に、インフルエンザ予防もしっかりとしておきたいですね。

2月3日の節分は、豆まきをして無病息災を願う年中行事です。

豆まきを家族で楽しんだり、その年の恵方に向かって太巻き(恵方巻き)を食べる習慣も全国に広がっていますね。

2月11日は、国民の祝日「建国記念日」です。

2月14日のバレンタインデーは、恋人や夫婦が男性にチョコレートを贈っていましたが、最近はさまざまなカタチでチョコレートを贈っていますね。

令和4年 2月のカレンダー
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祝日

建国記念の日(11日)
天皇誕生日(23日)

音楽療法(音楽レクリエーション)「雪山讃歌」指のグーチョキパー体操

「雪よー岩―よ 我らーが宿りー♪」という「雪山讃歌」に合わせてグーチョキパーと指を動かしていきます。この「雪山讃歌」は2月の寒い時期にぴったりだということに加えて、三拍子なので、リズムに合わせてグーチョキパーという動作が行いやすいのが特徴です。またもともとテンポもゆったりとしていますので高齢者の方の音楽療法で使うのにとてもしやすい曲です。

導入や演出としては、模造紙に雪山の景色を描いて見えるところに貼ってもいいですし、綿や発泡スチロールを置いて雪の塊に見立てた小道具をおいてもいいでしょう。

あと、指先を動かしながら余裕のある方には歌ってもらえるように「歌詞カード」も作りましょう。

手の動かすタイミングですが、「ゆー(グー)きー(チョキ)よー(パー)」「いー(グー)わー(チョキ)よー(パー)」いうふうに三拍子に乗せてグーチョキパーを繰り返します。

次に「俺たちゃ町には住めないからにー」ですがここでグーチョキパーの順番を変えてやってみるのもいいでしょう。例えば「俺(パー)たー(チョキ)ちゃ(グー) 町(パー)に(チョキ)はー(グー)住め(パー)ない(チョキ)(グー)か(パー)ら(チョキ)にー(グー)」というふうに繰り返していきます。このように手先を動かすリハビリになります。

慣れないはじめはスタッフが前に出て見本を見せながらゆっくり始めましょう。

節分の豆まき

2月にちなんだ季節のイベント節分の豆まきをレクリエーションをとして取り入れています。

スタッフや職員の方が鬼の面をかぶって、登場してもいいでしょう。豆は本物ですと踏まれてつぶれるとぐちゃぐちゃになり、掃除が大変ですので、ラッカセイを使うと皮を剥いてそのまま食べられますし、たくさん散らばりませんから便利です。

「鬼はー外」「福は内―」と言いながら、元気に豆まきをしましょう。

2月のレクリエーションとしては節分の豆まきがスタッフも仮装をしたりするので盛り上がるでしょう。2月の情景が表れる歌でみんながよく知っているものですと「津軽海峡冬景色」や「北風小僧の寒太郎」などがあります。こうした冬の歌をみんなで元気に歌いながら体を温めましょう。

2月のレクを聞いてみました。

2月のイベントといえば節分です。 そこで、赤、青、黄、緑などのカラフルな色画用紙を使って、皆で鬼のお面を作ると楽しめます。 誰でも参加しやすいように、あらかじめ目、口、鼻、髪、ツノなどのパーツは何パターンか作っておき、貼るだけにすると簡単です。 また、出来上がったお面は、壁などに飾ると賑やかで喜ばれます。 余裕がある人には、福の神も作ってもらうとより楽しいと思います。

2月の身近なイベントといえば、節分です。そこで、職員が思い切って鬼の扮装をして、豆を投げてもらうと盛り上がり、また、良い運動にもなります。 福の神が一緒に出てきて、ちょっとしたおやつや折り紙で作った小物などを配っても喜ばれると思います。 職員が鬼役をするのが難しい場合には、壁にフェルトなどを使って大きな鬼を作り、ところどころにマジックテープを切って貼っておきます。 そして、布で作ったお手玉サイズの玉にもマジックテープを貼っておきます。 すると、玉を投げれば、壁の鬼にくっつくようにできて、楽しめます。

バレンタインを行事に入れてみました。友チョコが若者の間で流行っているので、それを真似て女性の方へもチョコを渡しました。そして、結婚をしている利用者の方から、旦那様との馴れ初めなどを発表してもらうなど、ちょっと恥ずかしいのではありますが、恋愛話に進展させていけるように工夫しました。意外と受けが良くて、恋愛話が盛り上がりました。

2月と言えばバレンタインデーということで、「ハートを作ってプレゼント」というレクをやったことがあります。幼稚園生のお子さんがいるスタッフがお子さんが得意にしている折り紙の「ハート」からヒントを得て企画したものです。 当日は、折り紙でハートを作り(幼稚園生でもできる簡単だけどそこそこ可愛いものでした)、その上に簡単なメッセージを書いて、意中の方にプレゼントとしたら・・・・・一応こちらの企画的にはおうちの方へということを想定していたのですが、意外にスタッフにくださるかたが多く、こちらもとてもうれしいレクになりました。 こちらの企画は男性も女性も両方でやらせていただきました。

節分豆まきを行います。豆の代わりに、新聞紙を丸めてテープで止めて作るボールを使用します。先ずは、作成可能な利用者様にボール作りを手伝っていただきます。作り終えたら、利用者様に円を描くようにスタンバイしてもらい、赤鬼青鬼に扮した職員が登場!鬼にめがけ、思いっきりボールを投げ厄祓いをします。声を出せる方には思う存分『鬼は外福は内!』と発声してもらいます。車椅子に座ったままでも参加でき、意外と上半身の良い運動になるのでお勧めです。

2月の行事の節分は、レクリエーションとして豆まきをみんなでします。鬼役、福役を順番に決めて、それぞれ鬼とおたふくさんのお面を付けます。豆はバラでまくと掃除が大変ですし、後でみんなで食べることができるように小袋に入れてまくようにすると良いです。楽しい豆まき会は、良い運動にもなります。車椅子の人なども参加できるように、のんびりペースでの豆まき会です。

バレンタインのレクリエーションとして、おやつのトッピングを行いました。一人一人にカップケーキをお渡しし、トッピングはカラフルなチョコスプレーやクリームなどを準備しました。間違えて食べてしまう危険性も考え、飾りは用意していません。女性の方が主として意欲的に取り組まれていましたが、甘党な男性も楽しんで自分で作ったおやつを召し上がっていました。

2月はバレンタインデーがあるので、チョコレート祭りを開催したいです。世界一の長寿記録を持つ日本人女性が好きな食べ物の一つにチョコを挙げており、健康寿命に有効なのではないかと研究されている程です。甘いものからビターなものまで、健康を願って皆で食べ比べ出来たら楽しそうです。又、しょっぱい揚げせんべいやポテチも交互に食べ、たまにはジャンクフードも悪くないと思って頂きたいです。

2月といえば節分、豆まきに鬼退治をモチーフとした鬼への的当て(的入れ)ゲームを企画しました。本物の豆だと認知症の方は異食の危険もありますし、万が一体に当たってしまうと痛いというリスクも踏まえて検討しました。 的となる鬼は大きな模造紙に鬼の顔を描き、特に目と口を大きく開けた表情にしました。その絵を大きな段ボールに貼り付け、目と口の部分を絵に合わせて段ボールごとくり抜き、その穴目がけてお手玉を投げ入れる遊びです。 これはある程度、上肢や手の動きが可能な方が対象となりましたが、目に入れたら何点、口に入れたら何点と点数を決めてチーム戦をすることで競争意欲を掻き立てられました。また点数も数えやすいゲームですので、利用者にもわかりやすかったようです。以前は鬼に扮した職員に豆やボールを投げつけるゲームも行いましたが、これには気が引けるという優しい利用者の方もいらっしゃいましたし、当たりにくい、自分の投げたものが当たったのかわからないと実感が得られない場合もあり、また興奮しすぎて利用者間でぶつけ合うトラブルもありました。こちらの的当てゲームに変えてみたら以前より好評でした。

節分の豆まき大会とミニ運動会をミックスしたレクリエーションを行いました。先ずは、赤い紙と青い紙を丸めてテープで止めてボールを作ります。作業が可能な利用者様にも手伝ってもらいます。出来上がったら、利用者様をホールの両端一直線に(赤グループ、青グループに分かれて)配置します。そこへ、職員が扮した赤鬼青鬼が登場!背中にはそれぞれカゴを背負っています。走り回る鬼のカゴを目がけ、ボールを投げ入れます。カゴにボールが多く入ったグループの勝ちです。とても盛り上がります。

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