12月にちなんだ高齢者のレクリエーション

12月のおすすめレクリエーション

12月は、年末の訪れを感じる季節で、寒さも増してきます。高齢者の方々にとっても、季節感を感じることは健康維持や生きがいの維持につながります。12月は、クリスマスや年末年始といったイベントがあり、また、年賀状の準備や大掃除など、年末に向けての準備も忙しくなります。季節感を楽しむレクリエーションを通して、高齢者の方々が心身ともに健康的な生活を送ることができるようになります。
以下では、12月の季節にちなんだ高齢者向けのレクリエーションをご紹介します。

目次

12月のレクリエーション

12月は、クリスマスや年末年始など、楽しいイベントがたくさんありますね。特に高齢者の方々にとっては、冬場の寒さや体調管理にも気を配りながら、楽しい時間を過ごすことが大切です。そこで、今回は年賀状作成やクリスマスの飾りつけ、音楽レクリエーション、歌合戦大会など、楽しい12月のレクリエーションテーマをご紹介しました。また、12月の行事やイベントも合わせてご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

年賀状作成

年初めに届くように、年賀状を作成してはいかがでしょうか。

家族や友達の他、自分、職員宛でも構いません。ハガキサイズの画用紙(イラストを印刷しても良いですね)、色ペン、スタンプを用意するだけで簡単にできます。

字を書くことが難しくても、スタンプを何種類か用意するなどの工夫を行い、とにかく自分が好きなように作成することが大切です。

年賀状を書くことは、大切な人を思い出し、脳に良い刺激を与えることにもつながります。

また、自分宛の年賀状が届くことやお返事を待つことはきっと利用者さんの楽しみにつながるでしょう。

クリスマス

12月といえばクリスマスですね。

クリスマスでは、クリスマスツリーの飾り付け、職員サンタクロースのプレゼント、豪華な食事を用意したクリスマスパーティーなどさまざまなレクリエーションが考えられます。

利用者参加型では、ハンドベルの演奏はいかがでしょうか。職員も利用者さんの間に入ってゆっくり演奏することで素晴らしい演奏が完成するでしょう。

曲名としては、クリスマス定番の「きよしこの夜」や「ジングルベル」が考えられますが、「きらきら星」など音が6つのみ(「ド」から「ラ」まで)でできる簡単なものから挑戦してみると難易度は下がります。

動画に収めて、後日鑑賞会を開くのも利用者さんに喜ばれそうです。

歌合戦大会

12月と言えば、「紅白歌合戦」などさまざまな歌番組がテレビで流れますね。

それを元に施設内でも歌合戦大会を開催してはいかがでしょうか。

歌いたい人を事前に募集したり、応援者も決めたりしておき、プログラムや応援道具を作っても良いですね。

歌番組の録画を普段流しておいたり、事前に練習を重ねたりすることによって、参加者も当日に向けてワクワクする気持ちが出てくるのではないでしょうか。

点数を表示して、対抗戦にしても盛り上がりを見せるでしょう。

12月のイベント・行事

  • 赤い羽根共同募金(10月1日~12月31)
  • お歳暮(地域によって異なる)
  • 針供養(はりくよう)(12月8日)
  • 正月事始め(しょうがつことはじめ)(12月13日)
  • 大掃除(12月中旬~下旬)
  • 歳の市(としのいち)(12月下旬)
  • 冬至(とうじ)(12月22日ごろ)
  • クリスマス(12月25日)
  • 大晦日(おおみそか)(12月31日)
  • 紅白歌合戦(12月31日)
  • 除夜の鐘(じょやのかね)(12月31日)
  • 年越しそば(12月31日)

12月に歌いたいカラオケレク

12月にぴったりの曲を紹介します!

  • ジングルベル
  • あわてんぼうのサンタクロース
  • 冬景色
  • お正月

12月の花「工作レクリエーション」

12月を象徴する花

  • ポインセチア
  • シクラメン
  • クリスマスローズ

12月から咲く花

  • ツバキ(椿)
  • デンドロビウム
  • キンセンカ(金盞花)
  • オドントグロッサム
  • シネラリア

12月に見頃の花

  • スイセン(水仙)
  • パンジー
  • シンビジウム
  • プリムラ
  • サザンカ(山茶花)

12月のカレンダー

12月はなにかと忙しい時期ですね。

忘年会やお歳暮、クリスマスや大掃除、正月の準備などお金がかかる時期でもあります。

12月上旬は、お歳暮を贈る時期になります。

年賀状は、12月15日からポストに投函できます。

年始までに年賀状を届けるには早めの印刷と投函を心がけたいですね。

12月25日はクリスマスです

クリスマスには、プレゼントを贈ったりパーティーをするなど、家族や大切な人と楽しい時間を過ごすことが多いですよね。

お正月の準備をする時期

12月下旬になると、年末年始のお休みに入るお店が増えてくるため、早めの準備をしておきましょう。

12月31日は大晦日です

大晦日(おおみそか)には、皆さんいろいろな過ごし方で年越しをします。

令和4年 12月のカレンダー
123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
-------
祝日

なし
 

音楽レクリエーション 「たきび」の歌と回想法

「かきねの かきねの まがりかど たきびだ たきびだ おちばたき

 あたろうか あたろうよ きたかぜ ぴいぷう ふいている」

この童謡の歌詞は3番までありますが、この歌を音楽に合わせて高齢者の方全員で歌ってもらいましょう。歌詞の中でする手拍子や足踏みなどの動作は特にありません。

今回はこの歌を用いて回想法を取り入れて楽しんでみましょう。例えば、歌詞の中に出てくる情景を思い浮かべたりしてみましょう。たき火について、「今どんなところでたき火を目にしますか?」や歌詞の中に出てくる「さざんか」の写真を出して全員に見せてまわり「この花、実はこの歌詞の中に出てくる花ですが、何だかわかりますか?」などと聞いてみるといいでしょう。

民謡当てクイズ 

12月に限ったレクリエーションではないのですが、クリスマスの歌で使われているような鈴やタンバリンなどを使ってにぎやかな年末ムードを感じてもらえる遊びです。昔の民謡の一部を紙に書き、スタッフが持って立ちます。例えば盆踊りなどでもよく使われている「炭坑節」の「サノヨイヨイ」の部分から連想できる民謡を歌ってもらって当てるクイズ形式です。歌詞から連想するということで、脳の活性化などにもつながります。

民謡ですから、一人ひとつ、タンバリンや鈴、マラカスなどの楽器を持ってもらうと、体も動かせますし、リズムに乗って楽しく歌いだしてもらえるでしょう。

他には「ハアードッコイショ ドッコイショ」(ソーラン節)など、現代でもよく知られている民謡をいくつか見つけてクイズにしてみましょう。民謡は最後まで歌う必要はありません。ある程度のところで区切りをつけ、次のお題に進みましょう。

画用紙などを使ってクリスマスカードを作る

画用紙を使って作る簡単な二つ折りのクリスマスカードです。折り紙を貼ったり、布や綿などで飾りや雪を表現してみるのもいいでしょう。カードでなくても画用紙でクリスマスツリーをかたどったものを用意し、そこへ折り紙やビーズなどで飾りつけしてもらうのも楽しいでしょう。

12月のレクを聞いてみました。

高齢者施設のクリスマス会に呼んでいただき参加しました。ハワイアンソングでのフラダンスから始まり、ウクレレを使ってクリスマスの曲を歌いました。サンタの帽子をかぶって歌ったので賑やかな雰囲気になり喜んでいただけました。参加してくださった方々の年代に合わせた曲も取り入れたので、フロア全体で笑顔があふれるレクリエーションになりました。

12月といえばお正月の準備です。 力強く杵を打ち付ける姿に「よいっしょ~、よいっしょ~」と威勢のいい掛け声も出て、いいお餅が出来ました。 そして、くる年が皆様にとって幸多き一年になりますように。 と願いを込めて出来上がったお餅は鏡餅や木の枝にお餅をつけて繭玉飾りも準備しました。 お年寄りの方々は職員にお餅のつき具合など指導してくださったりとても生き生きとした表情でした。

12月のレクリエーションではクリスマス会を行いました。簡単ではありますが、スタッフで劇を用意して楽しんでもらった後に、プレゼント交換を行いました。プレゼントは事前に皆で用意していた折り紙です。好きな物を折って、プレゼント交換用の箱も作り、それで皆で交換をしました。その後はケーキを食べながら楽しく談話していき、笑顔の多い日になりました。

12月といえば、クリスマスを思い浮かべる方が多いと思うのでクリスマス会がおすすめです。 職員がサンタやトナカイに扮して、ハンドベルを演奏するなどして、場を和ませ、その後、クリスマスソングメドレーなどを歌えば盛り上がると思います。 世代的に歌詞までは覚えていない方も多いと思うので、ジングルベル、あわてんぼうのサンタクロース、きよしこの夜など、有名な曲をチョイスして、模造紙に歌詞を大きく書いておくと参加しやすいと思います。 また、クリスマスソングのCDをかけ、タンバリンや鈴などを用意して、演奏で参加してもらうのもいいと思います。 最後は、お菓子や折り紙などのプレゼントがあっても喜ばれます。

12月と言えば一大イベントの一つ、クリスマスがあります。体が自由に動かせない方もいらっしゃるので、簡単なお菓子作りと、クリスマス会をしました。お菓子は、タコ焼き機でベビーカステラを作り、トッピングは個人でしてもらいました。はちみつや、チョコ、メープルシロップをかけ、楽しんで頂きました。クリスマス会では、職員が仮装をして、簡単なダンスを披露しました。ダンスに合わせて、高齢者の方も思い思いに手拍子をしてくれたりしていて、ちょっとした運動にもなるので良いと思いますし、とても楽しい会になりました。

12月は、テレビの大晦日の紅白歌合戦を施設内でもしようということで、赤組と白組に分かれて得意な歌を披露し合いました。いつもは大人しいおじいちゃんが、とても歌が上手でみんなびっくりしたり、元気なおばあちゃんが振付をしながら若いアイドルの歌を披露したりして、とても楽しい時間が過ごせました。 歌を歌うことは腹筋も使うしストレスも解消になり、聞く側も楽しいですし、良いレクリエーションだと思います。

12月といえば、世間は忘年会シーズンです。そこで、高齢者の方がみんなで盛り上がれる忘年会として、ビンゴゲーム大会をすれば喜ばれます。 景品は少し豪華にブランケット、クッション、エコバック、収納ボックス、ぬいぐるみなど複数あってもあまり困らない物を選ぶと良いと思います。 1位から3位ぐらいまでの方には、景品を受け取る際に「今年一年でうれしかったこと」などを一言インタビューしてみても案外盛り上がります。

12月に行なっていたレクリエーションです。 日々の介護の中で指先の運動を兼ねて、壁に掛ける予定のツリーへの飾り付け作りです!指先の器用な人や、指先の運動が必要な方には折り紙で作成してもらい、鋏を使用できる方は、折り紙や画用紙にクリスマス用の飾りをコピーした物を切って頂く作業をして頂いていました!紙テープ(15センチほど)をクルクル丸めた物で立体的にツリーを作り、そこへ利用者様に作って頂いた飾りをつけると、手作りながらなかなかステキなツリーが出来上がります!静かに黙々と皆さん作業してくれるので、盛り上がりはしませんが、素敵な時間になります!

12月といえばやっぱりクリスマスですね。クリスマス気分を高めるレクリエーションを紹介します。 まず、緑色の色画用紙で三角を三つ切り出し、それをのりでつなげてツリーを作ります。そのままではペラペラなので壁にはるか、段ボールで裏張りして安定させます。 利用者にはマスキングテープか、ガムテープを配ります。 そのテープを粘着面を外側にして丸めてもらい、少し離れたところからツリーに向かい「えいっ!」と投げます。そうすると、うまくツリーについたものが飾りになるんです!何回でも、何個でも挑戦してみてください。 さらにおしゃれにしたい場合はマスキングテープやシールをみんなでツリーに張ってもいいですね。

12月といえば、クリスマスがあります。そこで、施設内にツリーを飾るのも綺麗ですが、高齢者の方ご自身にクリスマスツリーを制作してもらうのもおすすめです。 例えば、まつぼっくりに様々な色のビーズ(扱いやすいように少し大きめがおすすめ)を用意して、ボンドでつけていくだけでも綺麗に仕上がります。 また、難しい方には、あらかじめツリー型に切っておいた色画用紙に、カラフルな折り紙を小さく切ってのりで貼ってもらったり、百均で売っているようなお花紙を小さくまるめて貼ってもらうだけでも作れます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次