老人ホームを探すと決めたら-介護老人保健施設について⑥

花開く百合

こんにちは。朝です。
今日は寒さの底だそうです。春が待ち遠しいですね。

前回までの番外編では、老健で使える在宅サービスについてお話ししました。今回からは本題の、入所のお話に戻ります。

老健の入所の使い方ですが、私は大きく2つに分けて考えています。
一つ目は、自宅での生活を続けるための利用、二つ目は、家には帰らず次の施設につなげるための利用です。

まず一つ目は、普段はショートステイやデイサービス等を使いながら自宅で生活していて、これからもそのつもりでいるけれど、真夏や真冬などの気候が厳しい季節に避暑などもかねてリハビリをし、ご家族の休養もかねて利用するという使い方です。
老健は、入所して3ヶ月経つとリハビリの回数が減ってしまうのですが、退所して自宅に帰った後、3ヶ月経つと週に3回以上のリハビリのある入所が再びできるようになります。このため、期間を空ければ同じ老健に何度も入所することができるのです。

ご家族はゆっくり休む期間に、ご本人はガッツリとリハビリをして身体機能の維持を目指します。生活の中で難しくなってきた動きを伝えておくとそれに沿ったリハビリをしてくれたりもしますし、同じ老健に何度も入所・ショートステイをしていれば、同じリハビリスタッフや介護・看護スタッフに継続してみてもらえるので安心です。なじみの関係もできてご本人の安定につながります。
家かいつもの老健、という環境を確保することで、ご家族も他の施設を探さなくて済みますし、泊りの施設に対するご本人の抵抗感も少なくて済むでしょう。

ですが、このときの期間はあまり長くない方がいいかと思います。在宅のケアマネージャーさんは3ヶ月経つと契約が切れてしまいますし、あまり長い間ご本人がいない状態が続くとその状態に慣れてしまい、帰ってきたときにご家族がキツいです。
お勧めは冬であれば本当に寒い時期の1ヶ月~2ヶ月くらいでしょうか。退所が近づいてきたらケアマネージャーさんと止めていた在宅サービスの再開の調整を相談します。

ご家族の介護負担をなるべく少なく、かつ費用を安く施設を利用しながら自宅で生活するには、
老健の入所(リハビリで身体機能維持)→ショートステイやデイケア(デイサービス)などの在宅サービスを使いながら自宅で3ヶ月(この間に病院受診をして持病の調整)→老健の入所(リハビリ)を繰り返しながら特養の順番を待つ。というのがいいと思います。

次回は二つ目、家には帰らず他の施設につなげる場合の使い方をお話しします。

介護老人保健施設について⑦へ続く

ABOUTこの記事をかいた人

主な経歴は約6年の介護付き有料老人ホームの介護スタッフで、現在3ヵ所目の有料老人ホームで相談員として働き始めたところです。 有料老人ホーム以外にも特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、グループホーム、ショートステイ、デイサービス、デイケア、お泊まりデイの現場も見てきました。 半年間ではありますが、介護老人保健施設の相談員も経験しています。