老人ホームを探すと決めたら-介護老人保健施設について⑤ ~番外編 ショートステイ

シャクヤクの花

こんにちは。朝です。
先日のケアマネ研修で、講師の先生が「頭部」を「ずぶ」と読んでいました。
高校生の頃、先生に当てられて教科書を音読した時唐突に「留学」が読めなくなったことを思い出しました。

さて、老健利用の次のステップはショートステイです。
(ステップと言いましたが、別にこの段階を踏まなくてはいけないというものではありません。)
ショートステイとは在宅サービスのひとつで、1泊から数週間施設に泊まるサービスです。
老健のショートステイとほかのショートステイの違いは、やはりリハビリがあること、夜間看護師さんがいることです。看護師さんがいる分、夜間の痰吸引が必要などの理由でほかのショートステイは利用できない人も利用できる場合があります。
また、多くの老健はデイケアと同じ建物の中でショートステイをしています。フロアは入所と同じだったりもます。デイケア、ショートステイ、入所共に同じリハビリスタッフがリハビリをしていることもありますのでデイケアに通っていればショートステイを利用した時に顔見知りに会えるかもしれません。全く知らないところに行って泊まるよりはご本人の抵抗感も少ないように思います。
ショートステイも在宅サービスなので要支援から使えるサービスです。
ただ、泊りのサービスなので介護保険の点数を喰います。
要支援の場合、限度額を全部ショートステイに使ったとしても月に一週間行けないくらいでしょう。老健のショートステイはリハビリがあったり看護師さんがいる分、普通のショートステイより更に点数も喰いますので、介護度が低いうちは利用できる期間も短くなります。
要介護3以上になれば月に15日ほどショートステイに行っても家にいるときにほかのサービスを使う余裕が生まれます。
介護度が低いうちはご本人に泊りのサービスを使うことに慣れてもらう、ご家族が法事などの用事で家に帰れないときに使う、将来的にその施設に入所するかどうかのお試しで泊まってみるなどの目的で、早めに、少しずつ使うといいかもしれません。

次に、ショートステイは最長何日間使えるかという疑問ですが、これもなかなか難しい問題です。要介護5であれば、限度額だけを見ればひと月丸々ショートステイをすることも可能なはずです。
しかし、そうは問屋(国)が下ろしません。ショートステイは在宅サービスです。在宅サービスとはつまり自宅にいる人のためのサービスです。
丸々1ヶ月ショートステイしてしまったらそれは在宅サービスではありません。
そこで、次のような決まりがあります。

①月に30日を超えての連泊は許されない。
かつ
②介護保険証にある認定期間の(大体)半分以上をショートステイの利用にあててはいけない。

です。
つまり、保険証の有効期間が1年であれば、30日ショートステイ→家に1泊→30日ショートステイという繰り返しが約半年間できるということになります。が、その後の半年間はショートステイは全く使えない、ということでもあります。
そして上記のような極端な使い方は、あまり現実的ではありません。施設側もケアマネージャーさんも難色を示すでしょう。上記②の決まりを月々に均して、ショートステイは毎月の半分くらいにするのがバランスの良い使い方だと思います。

以上で番外編を終わります。次回より、老健の入所の話に戻ります。

介護老人保健施設について⑥へ続く

ABOUTこの記事をかいた人

主な経歴は約6年の介護付き有料老人ホームの介護スタッフで、現在3ヵ所目の有料老人ホームで相談員として働き始めたところです。 有料老人ホーム以外にも特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、グループホーム、ショートステイ、デイサービス、デイケア、お泊まりデイの現場も見てきました。 半年間ではありますが、介護老人保健施設の相談員も経験しています。