在宅介護をしていて苦労した事や辛かった事

木蓮の花

自宅で介護をするのは本当に大変だと思います。

家族や周りの環境、金銭的な問題、介護される方の状況など様々な要因が重なって介護の仕方も色々変わってきますし、
介護度が低いから、認知症が軽いからといっても症状は人によって違ってきますので傍から見ているだけでは分からない部分が多いと思います。

そこで

実際に在宅で介護を行っている方に苦労したことや辛かったこと等を聞いてみました。

曾祖母の在宅介護を私たち家族で行っていたのですが、曾祖母は寝たきりで認知症だったので普段室内の移動は全て車椅子でした。
ただ我が家は床に段差はないのですが、廊下の幅やトイレなどそこまで広くはないので車椅子を移動させるのは実に大変でした。
特に入浴は車椅子で浴室に入るわけにもいかず、家族で曾祖母を抱えて移動させていたのですが、湯船に浸けてあげる時がもっとも気を使いました。
介護を必要とするようになった高齢者の体は腫れ物に触るように扱わなければなりません。
ちょっとしたことですぐに脱水は起こすは、尿路感染になるは、毎日気が抜けません。
赤ん坊と同じですが、赤ん坊には成長という未来があります。
高齢者には「死」が隣接しているという恐怖と絶望しか感じられないことが多いです。
在宅で寝たきりの高齢者を介護していて1番きついのは、介護の先に「死」しか見えないのを感じることです。
自分は何のために心身ともに擦り減らしているのだろうという虚しさが辛いです。
母親とはいえ、女性なので買い物の時に下着類を購入するときに、慣れるまで抵抗がありました。
食事やトイレ、お風呂などにしても、異性であるが故に、お互いが気を使ってしまうのが大変でした。
昼間からスーパーのレジにならんでいると、周りの視線を冷たく感じてしまうような被害妄想もありました。
まだまだイメージとしては、男性は外に仕事に出て、両親の介護は妻が受け持つというような雰囲気があるのです。
耳が遠くなっているので、こちらの言っていることが理解できないのです。
仕方がなく大きな声で話すことになるのですが、女性と違って男性の声は、時として怒っているように周囲に聞こえてしまっているのではないかと気にしてしまいました。
認知症が少しずつ進んでいくので、これからどんなに頑張っても良くなることがないという思いに苦しめられました。
家では私の母の介護を、私と妻とで行っています。
平日は妻が、休日は私が主に介護をしています。
私の母は若い時はシャキシャキと自分で何でもこなしていた人なのですが、膝と腰を痛めてからはそれが出来なくなり、私たち夫婦が母の介護をするようになったのです。
今は私たち夫婦で母の介護が出来ていますが、私たちが年を取って体の自由がきかないようになって、しかも母が寝たきりにでもなったらどうしようかと、今から心配しています。
介護をしていて大変だったのは、認知症を患っていたので、隣の家が電気を盗んでいるという被害妄想に受け答えしなくてはいけないのがつらかったです。
仕事で留守にしている間に、トイレでころんでしまって、そこから身動きができずにずっと放置状態になってしまっていました。
帰ってきてびっくりしてしまって、生まれてはじめて救急車を呼びました。
介護をしている私が独身なので、どうしても人の手を借りたいと思うことがありました。
公的サービスを利用しなかったのですが、利用のための手続きが最初全くわからなかったので苦労しました。
介護と仕事の両立にも悩みました。
いくら介護のためとはいえ、そんなに度々仕事を休めるものではないからです。
介護のために安定した収入を諦めなくてはいけませんでした。
90歳の祖母の介護を手伝っています。母が主に日頃のケアをしていますが私の仕事が休みの時などには母の代わりに介護をしています。祖母は軽い認知症があるので日によって混乱があったり、怒りやすかったり色々な症状が出ており、一番身近な家族に対しての反発や暴言が増えているので私たち家族もかなり精神的に参っています。高齢者の介護は、実際にやった事が無い人には絶対に分かってもらえない程の苦労があり、このストレスをうまく発散しながら介護を行っていかないと介護人自体が病気になってしまう可能性が高いということを実感しています。
高齢者を介護していて一番大変なのは、やはり精神的な部分が一番大きい気がします。
そもそも単純な病気などとは違い、これ以上よくなっていくという事はほとんどないので、希望があまり感じられないです。
あと何年続いてしまうんだろうなどと考えると、精神的にかなりきつくなってしまうので、そういう事は出来るだけ考えない様にするのが大変ですね。
デイサービスにスムーズに行くことが無いので困ります。週に二回木曜日と日曜日に行くことになっていますが、毎回悶着があります。
行きたくないと行くことを拒否します。特に最初のころは行きたがらなくて迎えに来ても頑張って行かないことがありました。帰ってきても楽しくない行きたくないと言っていました。慣れてきたら楽しいまた行きたいとこの頃言うようになり、行った次の日なども今日迎えに来るから準備して、などど言っているのですが、当日になるとまた行きたくないと始まるのです。
介護をしていて、一番大変だったのは、なんといっても三度の食事です。
ただでさえ忙しいのに、介護をしている父の分だけ、別メニューで作らなければいけません。
細かく刻んだり、柔らかく煮込んだり、味付けを薄くしたり、色々な努力をして食事を作るだけでなく、その食事を一口一口食べさせなければいけないのです。
一度の食事に、作るところから食べさせるところまで2時間以上かかるのが、一日三回です。
それを続けるのが一番大変です。
総ての時間を介護に費やすことになるので、旅行などには一切行けなくなります。
買い物のちょっとした不在時にも心配の種はつきません。
会社の介護休暇は、ほとんど意味をなしませんでした。
男の場合は、たとえ介護であっても頻繁に早退、休暇をとっていれば出世コースから外れてしまいます。
人工肛門になっていたので、下の世話が大変でした。
在宅介護というのは大変なものですが、特に大変なことは寝たきりの高齢者の下の世話です。
私は曾祖母の在宅介護を行っていますが、寝たきりなのでトイレにも自力で行くことが出来ません。
なので介護用オムツを使用しており、定期的に交換をしなくてはなりません。
その時床ずれ防止に体の向きを変えたりとするのですが、それも含めて寝たきりの人の体を動かしたり下の世話をしたりというのは本当に大変です。
在宅介護には切りがありません。
介護される高齢者も、他人の世話になる時には憚りがありますが、家族相手だと要求は止まることを知りません。
夜中でも5分おきに起こされます。
高齢者の体調は夜に変化することが比較的多いので、わざとそうした行動に出るのではないと分かっていても、昼間もすることが多いこちらとしては、夜中に5分おきに呼びたてられるのは大きな負担です。
通院に付き添うのは当然としても、良くならないと拗ねて通院を嫌がり、毎回宥めすかすのに苦労します。
今まで仕事一筋だったので、家事の問題が大きかったです。
自炊などほとんどしたことがなかったので、お米の炊き方から困っていました。
そのような状況なのに、介護がはじまっていきなり家事全般をこなさなくてないけなくなりました。
急遽、遠方から結婚している娘にきてもらって、すべておしえてもらわなくてはいけませんでした。
80歳になる父の介護を自宅でしていますが、いろいろと大変です。
トイレななんとか自分で行くことができるのですが、トイレに入るとトイレが汚れてびたびたになりますし、お風呂も入ると汚れでゴミがたくさん浴槽に浮いてしまいますので次の人がそのまま入ることはできません。
起きているときは独り言をずっとしゃべっていますので、聞きたくなくてもそれを聞かないわけにはいきません。
とてもわがままな父ですので介護するのは本当に容易ではありません。
介護のために仕事を辞めたので、人との付き合いがなくなり孤立してしまいました。
そのために、介護の状況がつらくても誰にも相談することができませんでした。
いざ、相談する方とお会いしても、何を言っていいのかわかりませんでした。
社会で自立してやってきていたというプライドが邪魔してしまって頼るということができませんでした。
自宅介護をしていて、私が一番気になるのは、自宅の臭いですね。
部屋にポータブルトイレを置いても、おむつをしても、匂いがちょっと大変ですよね。
どんなに消臭剤を置いても、換気をしても、独特の臭いが日々介護をしている部屋にこもったり、使用済みのおむつをゴミに出すまでの間などに、自宅に臭いがこもってしまう事が本当に大変でした。
在宅での高齢者介護で大変だった時は、自分が体調を崩した時です。
そんな時は介護業者にお願いをしたいのですが、電話すれば即日で来てくれるというわけでもありません。
今はケアマネージャーの人たちもスケジューリングでかつかつのようで、とてもお願いできません。
自分自身が吐きそうになりながら、老廃物の世話や移動の補佐をする時は、くじけそうになりました。
母の介護をしていたのですが、外に散歩に連れて行く時に、化粧をしてあげなくてはいけなかったので大変でした。
いままで全く化粧というものに縁のない者が、化粧水や乳液といったものが、どういった役割を持つのかということを一から学ばなくてはいけなかったのです。
介護保険の制度がどうなっているのか理解するのにも苦労しました。