「まごわやさしい」食:バランスの良い健康的な食事が簡単にできる方法

つくしいっぱい

「バランスの良い食事」が大切なのは分かっているけれど、どんな食事が良いバランスなのか、いまいち分かりにくい。

そう思われる方におすすめしたい食事法が、簡単にバランスの良い食事ができる「まごわやさしい」食です。

今回は、「まごわやさしい」食についてご紹介しましょう。

バランスの良い食品の語呂合わせ

「健康のためにバランスの良い食事をしましょう」という言葉をよく聞きますが、具体的にどんな食事をすれば良いバランスとなるのでしょうか。そのバランスを、簡単に覚えやすくした語呂があります。それが「まごわやさしい」食です。

「まごわやさしい」食は、医学博士である吉村裕之先生により提唱されたもので、旧来からの和食文化を受け継いだ健康的でバランスの良い食事内容について、語呂合わせで分かりやすく表現されたものです。

食事に取り入れるだけで自然と良いバランスに

「まごわやさしい」のそれぞれの文字は、健康のために取り入れるべき食品の頭文字を表しています。これらの食品を意識して、毎日の食事に取り入れていくことで、カロリーなどの細かい数字を意識しなくても、自然と健康に良いバランスが取れた食事ができように構成されています。

●「ま」は「豆」

最初の「ま」は「豆」です。

豆類には、大豆やあずき、黒豆やひよこ豆などが該当します。

中でも「畑の肉」として知られる大豆は、タンパク質源となるばかりか、良質な脂質やミネラルが豊富に含まれています。毎日の食事の中では、そのままの大豆だけでなく、豆腐、納豆、みそなどの大豆製品も取り入れていきましょう。

●「ご」は「ごま」

2番目の「ご」は「ごま」、つまりナッツ類(種実類)です。

種実類には、ピーナッツやアーモンド、ごま、栗などが含まれます。

これらの食品には、マグネシウムや亜鉛、鉄分といったミネラルや、ビタミンB群など、代謝の働きを整える栄養素がたくさん含まれています。

●「わ」は「わかめ」

3番目の「わ」は「わかめ」、つまり海藻類です。

海藻には、わかめやひじき、昆布やもずく、めかぶなどが含まれます。

海藻は、カルシウムやマグネシウム、食物繊維が豊富に含まれています。また、ヨウ素やクロム、セレンなど体に必要な微量ミネラルの補給源として重要です。

●「や」は「野菜」

4番目の「や」は「野菜」です。

野菜は、食物繊維やビタミンA、ビタミンCを多く含み、体の調子を整えたり、免疫力を高めたりしてくれます。

適量は、1日350g、生換算で両手いっぱいに収まるくらい量です。色の濃い緑黄色野菜(にんじん、ピーマン、トマト、かぼちゃなど)と色の淡い淡色野菜(キャベツ、レタス、大根など)を半々くらいで取り入れましょう。

●「さ」は「魚」

5番目の「さ」は「魚」です。

魚類は、大豆と併せて大切なタンパク質源となります。また、魚に含まれる脂質は肉類と違い、質が良く(不飽和脂肪酸)、とくに、いわしやさばに多いDHAやEPAは、血液をサラサラにし、血管年齢を若く保つ働きがあります。

●「し」は「しいたけ」

6番目の「し」は「しいたけ」、つまりきのこ類です。

きのこ類には、しいたけ、しめじ、えのきだけ、なめこ、まいたけなどが該当します。

きのこ類には、食物繊維やビタミンDが多く含まれます。ビタミンDは、カルシウムの吸収を助けることで、骨を強くしてくれる働きがあります。

●「い」は「いも」

最後の「い」は「いも」です。

いも類には、じゃがいも、さつまいも、やまいも、さといもなどが該当します。

いも類には、糖質とともに食物繊維が豊富に含まれています。そのため、米やめん類の糖質よりも吸収がおだやかで、血糖値が急に上がり過ぎるのを防いでくれます。

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いかがでしたか。
該当する食品を取り入れるだけで、健康に良いバランスが取れる「まごわやさしい」食。
ぜひ、毎日の食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。