高齢者の嚥下や誤嚥について

昼下がりの庭園

高齢者が注意したい病気の中に肺炎がありますが、ウィルスの感染による発症だけではありません。
嚥下や誤嚥が元で肺炎になってしまう事もありますので、この2つは極力おこさないように注意しなくてはいけません。
そこで嚥下障害や誤嚥についてある程度知識を得ておく事で肺炎の予防にもつながっていきます。

誤嚥はおこさないようにする事が必要

誤嚥というとあまりピンとこないという人もいるかもしれませんが、食事の時の食べ物、飲み物、そして唾液などが気管の方に入ってしまって咳き込んでしまったという経験、ありませんか?
それが誤嚥です。
気管に入ってしまった飲食物、唾液などに菌やウィルスが入り込んでしまうことが原因で誤嚥製肺炎を起こしてしまうケースが多くなります。
飲食時の誤嚥だった場合はすぐに咳き込んで平気な場合もあるのですが、高齢者の場合は気がつかないところで誤嚥が起きてしまう可能性もあります。
それは寝ている時です。
寝ている時に無意識に唾液を誤嚥してしまっている事もありますので注意をしなくてはいけません。
なので前日に特に体調に問題が無かったのに朝、起きた時に何か体調が悪いなと感じる場合もあります。
後になって誤嚥性肺炎だったという事もありますので、ちょっとでも体調の不調があった場合には医療機関に行くようにしましょう。

嚥下障害について知っておきましょう

食事をする時に噛んだ食べ物を飲み込みますよね。
この行動を嚥下と言います。
嚥下障害は飲み込みにくくなってしまっている状況をいいます。
一般的に脳神経に問題があったり、筋肉の障害があった時に出てくる症状です。
口が渇きやすくなったり、飲み込みにくい、飲み込むときに咳き込みやすくなったり、飲み込んだ後に声が変わるという人もいます。
食事中にうまく飲み込むことが出来ずに吐き出してしまう事もあるのです。
これらの症状が出た時には医療機関に受診をして嚥下障害かどうか、他の疾患が無いかなどを調べてもらい、誤嚥性肺炎を起こさないように対処する必要があります。

誤嚥性肺炎を起こさないように覚えておきたい事

スムーズに食事をする為にポイントとしては前かがみ気味な姿勢になるように座って食事をするようにすると飲み込みやすくなります。
椅子に寄りかかってやや上向き気味になると飲み込みにくくなるので姿勢は注意して下さい。
他に誤嚥性肺炎を防ぐ為にも口の中の菌を増やさないようにする必要があります。
歯磨きを良くするようにして肺炎の予防につながります。
また、食後にすぐに横になってしまうと胃液などの逆流が起きてしまう可能性がありますので、食後、2時間ぐらいは起きて座るようにして肺炎を予防するようにして下さい。