介護施設の年間行事 春 (3月から5月)

ピンクの梅の花(雨)

春の季節行事

3月
ひな祭り
苺狩り

4月
お花見

5月
菖蒲(しょうぶ)湯
こどもの日
つつじの花見

女性入居者様にお化粧を!
3月のひな祭りには、外部よりヘアメイクさんに来て頂き、女性入居者様にお化粧をしていただいていました。
普段、毎日の日課としてご自身で綺麗にお化粧なさっている入居者様も、ヘアメイクの方にお化粧をしていただいて、「すごいのね!若返ったみたいだわ」と喜んでおられました。
中には、「お化粧してもらったから、外食にいこうかしら」と、普段はこちらからの外食のお誘いに消極的な入居者様が、外食への意欲をみせられたりと、思わぬ効果もありました。
いくつになっても女性らしく居たいという気持ちがあることを、私達スタッフが忘れずに、入居者様にこのようなサービスを提供する事は大切なことだと実感しました。
苺狩り
毎年3月頃に、いくつかの同じ会社の施設の入居者様が集まって、苺狩りに行く行事を行っていました。
外に出て、自分達で苺をもぎ取り、その場で食べられるという事もあり、参加される方はとても多かったです。
介護用のバスで大人数で参加し、スタッフは各施設から5人ほどの付き添いでした。
ご家族様も参加していただけるので、ご家族の方と苺狩りを楽しまれる入居者様も多く見られました。
お手洗いなどの介助はスタッフが行い、その他は自由に好きなだけ苺を食べていただけるので、参加される入居者様はそれぞれの楽しみ方をなさっていました。
季節の行事として定着しているものだった為、何ヶ月も前からカレンダーにメモしておられる方もみえました。
お花見
桜が好きな高齢者の方は多く、私が勤務していた施設でも、皆様桜の季節になると「今年もお花かねえ」と仰る方が多くみられました。
何日かに分け、入居者様5名ずつで近くの大きい公園に行き、お花見をして、スタッフ手作りのお菓子を食べて頂き、お話をして楽しみながら写真を撮って帰るという行事を行っていました。
中には、屋台で食べ過ぎて、夕飯が食べられなくなってしまった方もおられ、ご本人様も、「いやあ食べ過ぎちゃった」と笑顔でおられました。
お出かけする季節行事は、入居者様にも大変人気が高かったように思います。
お花見
桜が満開になる頃で、比較的暖かいお天気がいい日に、施設のスタッフが付き添ってお花見に行きます。
事前に一人一人の健康状態をみます。
高齢者なのでだいたいの人が車いすか杖、中には簡易ベッドに寝ている人もいます。
一般のお花見と違って、ほとんどお弁当等を食べることなく短時間でのお花見ですが、スタッフが個人個人の写真を撮ったり、笑顔で話しかけたりして高齢者の気分を盛り上げています。
菖蒲湯
菖蒲湯といえば子供の息災を願うものですが、昨今では高齢者介護施設でも催されています。
菖蒲湯には季節感を思い起こさせる効能があるためです。
季節感が失われつつ有る昨今において、重要な催し事です。
菖蒲湯には殺菌効果が有り、香りも落ち着くものです。
ともすれば乾きがちなご老人の素肌を潤して健康を保つためにも、菖蒲湯は大事な行事なんです。
こどもの日
お孫さんがおられる入居者の方にはお孫さんに来て頂いて子供の日の行事を一緒に楽しんでもらっています。地域コミュニティ内の小学生や幼稚園保育園児などに訪問してもらい一緒にケーキ作りを楽しんだり、こどもの日をお祝いする企画をしています。高齢者は日頃小さな子供達に接する機会が限られているので、この行事の時には施設内が子供達の声で溢れ、にぎやかになるので首を長くして待っておられる方も多いです。
ツツジの花の鑑賞会
私の母がお世話になっている介護施設では、4月の桜の花見に続いて、5月にはツツジの花の鑑賞会があります。
たまたま施設の近くで車椅子を押しても10分程度の所に、市の水道局が管理する給水場があり、この給水場の周囲にツツジが植えられており、それが5月に満開を迎えるのです。
ツツジの見頃の1週間は、近隣の町内会の協力を得て、この給水場が花見のために一般開放されるのです。このタイミングに合わせて、家族と入居者が一緒にツツジを鑑賞する催しです。
鑑賞後は、用意されたお茶を一緒に楽しむと言うものです。どうしても日頃は家族との会話が少ない入居者にとっては、楽しいひと時なのです。