高齢者に多い骨折

シャクヤクの花

高齢者の体は一見、特に変わったところが無いように見えていても、体の衰えが進んでいたという状況は出てきますので注意が必要です。
いくつかある注意点の中に「骨折」があります。
高齢者になると今まで一度も骨折なんかした事がないという人、普段からカルシウムの多い食事をしているという状況の人でも突然、骨折してしまうということがあります。
何故、高齢者の人は骨折をしやすくなってしまうのでしょうか。
これにはいくつかわかっていることがあります。

このような原因の骨折が多い!

まず、体内の水分が少ないという事がわかっています。
人間の体のほとんどが水分で構成されているのですが、体の水分量は若い時にもっとも多いといわれています。
ですが、年齢を重ねるごとに体の水分量が徐々に減っていってしまうという事がわかっています。
赤ちゃんの時に70%ぐらいあったのに高齢期には50%と大幅に減ってしまうのです。
そして高齢になると共に筋肉の量も減っていってしまいます。
運動量が減るという事もありますが、代謝も落ちていってしまう事もあり、ある程度運動していたとしても思うように筋肉はつきません。
筋肉は骨を守るという役割もあるのですが、この筋肉が減っていってしまう事が原因で今までに問題が無かった程度の力がかかっても骨折してしまうという事が起こってしまいます。

そして骨の方に栄養がうまくいきわたらないで骨密度がスカスカな状態になって知らない内に骨折してしまうという例も多いです。
特に注意してほしいのが女性です。
生理が終わってしまった後の女性はこの状態になりやすいといわれています。
「普段からカルシウムの多い食事もして適度に日光浴もしているのに」という人でも骨折してしまう事が多いのがこのパターンです。

骨折にどう対処するべきか?

高齢者の骨折の場合、食生活に気をつけていてもなってしまう可能性が高いので、生活上でいつもと違う動きをしているといった異変を感じ取る事で早めに骨折を見つけて対処する事が出来ます。
以外に高齢者は痛みを我慢する人も多いので、一緒に生活している家族が気づいてあげるようにしましょう。
高齢者に多い骨折は
・大腿骨の内側
・腕の上の辺り
・手首付近
・肋骨
・脊髄の圧迫骨折
あたりです。
特に脊髄の圧迫骨折の場合、腰痛と思って我慢してしまう高齢者も多いので注意が必要です。
特にぶつかった、転んだといった身に覚えが無い場合でも、痛みがある場合は医師の診察を受けて検査をするようにした方が良いでしょう。