高齢者の趣味 写真編

紫色のアネモネ

平成24年9月に発表された総務省の統計から見たわが国の高齢者(65歳以上)によると平成24年の人口に占める高齢者の割合は24.1%となています。70歳以上となると17.7%の構成比です。現在わが国の人口は12,753万人です。平成2年の人口は12,361万人 65歳以上の高齢者は12.1%、70歳以上は7.9%でした。
人口は微増ですが、高齢者人口は12%も増加しています。高齢者の増加傾向は今後も続くと思われます。

一方高齢者の就業率(65歳ー69歳)男性が46.2%、女性が26.9%となっており、半分以上が仕事に就いていない高齢者ということになります。

こうしたことを反映して年齢階層別の高齢者の趣味、娯楽の項を見ますと園芸庭いじりの38%をトップに読書、カラオケと続き写真の撮影は11.3%で高位に位置しています。

写真が高齢者に好まれる理由は誰でも簡単に撮影できるようになってきたからでしょう。
気楽に入門でき、その一方でアート性も高く、趣味の1つではありますが、結構奥が深く芸術的な面が強い。

そうして昨今のカメラの機能が向上し、誰でも玄人なみの写真撮影ができるようになってきたことも大きな要素です。

それなりの技術がなかれば記録写真も撮影できなかった時代から大きく進歩して、最新のデジタルカメラではオート撮影モードを使えば誰でも被写体に向けてシャッターを切るだけでフォーカスからシャッタースピード、明るさの補正などすべてを自動で設定してくれます。

これだけの機能があれば、通常の風景写真や日常の生活写真などは十分撮影でき、趣味として楽しむことができます。

さらにアート性の高い写真撮影は高度な撮影技術や各種の付属機材の使いこなしなどが必要でしたが、これも技術の進歩により、背景ぼかし、色調の変化など特殊撮影が安価なコンパクトデジタルカメラ(デジカメ)でも可能になってきました。

誰でもこうした芸術性を追及したような写真が撮れるわけです。

いまや誰でも簡単な入門が可能となってきましたので、それに従い高齢者の趣味の1つとして写真を選ぶ人も増加するでしょう。

写真を趣味として入門する人が増えた理由にコンパクトデジタルカメラの普及が上げられます。現在ではその種類も多く、逆光補正や手振れ補正など、様々な機能を搭載したモデルも売られています。

価格も安く、コンパクトなサイズですので初心者の入門用としてはもってこいでしょう。

すると間もなくデジタル一眼レフなどが欲しくなってきます。この機種はカメラを趣味としている人や、プロのカメラマンが使用するカメラです。

本格的に趣味として行っていくなら必要な機材です。よりハイクオリティーな写真ができます。