高齢者の趣味 絵を描いてみよう スケッチ編

風にそよぐ(桜)

高齢者の方は健康であれば、旅行を趣味にしている人は大変多いです。

今までに色々な観光地に行かれたでしょう。そしてたくさんの感動があったでしょう。そのな時、誰もが、その感動の一瞬や風景をカメラで写し撮ります。
その風景を背景にして記念写真も撮ります。

しかし、そんな時、ちょっと見渡して見ますと、小さなスケッチブックに一生懸命、その風景をスケッチしている人がいます。数人固まって描いている集団もいます。

それを見て、自分も絵が描けたらいいなー、と思いませんでしたか。
これが絵を描く原点です。スタートです。

自分には絵を描く才能がないと、勝手に思ってあきらめている人が大部分です。

風景を見て、感動した経験のある人でしたら誰でもできます。
この感動が大事です。感動がなければ何も進めません。
いい風景だな、気持いい風景だな、落ち着く風景だな。こんな心の琴線に触れる場所があったら迷わずスケッチブックを出して描きとめましょう。

その描いた構図もカメラに撮っておきましょう。

どんな描き方でもいいです。鉛筆かサインペンか、身近なもので問題ありません。
自由に好きなように描きましょう。

スケッチは感動を絵に置き換える作業です。決まった描き方はありません。
ただ遠近法と透視図法は覚えておいた方が、便利です。

手前のものは大きく、遠くに行くに従い小さく描いていく、これが遠近法。
手前のものは線が太く、後方に行くにしたがい細く、あるいは手前は濃く、後方は薄く。これだ透視図法です。

構図の取り方というのもあります。絵は自由に描く、が大原則です。
その表現をさらに豊かに描けるための、お助けマンが構図です。

大体初心者の人は欲張りですから、スケッチブックの紙の大きさにいっぱい、色々なものを詰め込んで描く場合が多い。

あれも描きたい、これもいいな、というような感じです。
その風景を見て、何に感動したのか、よく対象を見て、突き詰めてください。
できれば言葉に表してみてください。

感動の正体を見極める作業が必要です。テクニックとしては対象の範囲をぐっと、絞るとはっきりしてきます。

なんとなく感動した、では絵になりません。

スケッチの対象は観光地だけではありません。身近な地元の何気ない風景や街角、公園や小川などいっぱいあります。

こんな場所でも意外と小さな感動が得られる場合があります。

雨の日には屋内で、室内にある台所用品、なべ、やかん、急須、ビンや骨董品などをスケッチしてみてください。すごく勉強になります。

なべでも結構難しいです。光の当たる明るい部分と影の部分、夢中になります。

絵は右脳を鍛える作用があります。高齢者になると、どうしても右脳を使う機会が減少するため、どんどん退化します。頭脳を退化させないため絵を描く行為は極めて有効です。