アロマテラピー アロマオイルを使って手浴・足浴 ・ハンドマッサージ

アロマテラピーを取り入れる高齢者施設が増えてきていることをご存知でしょうか。

最近では、介護福祉士の専門学校でもアロマテラピーについての講義が行われるところがあるようです。

アロマオイルを使用するにあたって注意しなければならない点もありますので、それも併せて紹介したいと思います。

アロマテラピーは高齢者にとってどんな効果がありますか

リラクゼーション

好きな香りを嗅ぐことで脳がリラックスします。

アロマオイルを用いてハンドマッサージなどをすると、相手の肌の温もりを感じることで心がほぐれます。

認知症予防

香りを嗅ぐと嗅覚神経が刺激され脳が活性化します。

脳が活性化されることで認知症の予防や進行を遅らせる効果が期待できます。

介護者もリラックスできる

アロマオイルを使用していると部屋中がよい香りに包まれます。

介護者自身もその香りを嗅ぐことで、ストレスや疲れた体が癒やされ、リラックスした状態で高齢者と接することができます。

アロマオイルの使い方

アロマオイルは薄めて使用します。高齢者は皮膚が弱い方も多く、原液のままでは刺激が強く肌荒れを起こす可能性があります。

手浴、足浴 、ハンドマッサージ

洗面器やバケツ、タライなどにお湯をはり、そこへアロマオイルを数滴たらして手浴や足浴を行います。

また、気軽にできるのがハンドマッサージです。介護者がお湯で薄めたアロマオイルを手にとって、片手ずつマッサージしてきます。マッサージの特別な知識がなくても大丈夫です。やさしくゆっくり手のひらから指先をマッサージします。

マッサージしながら、高齢者とおしゃべりをしてゆったりとした雰囲気を作りましょう。音楽をかけるのもオススメです。

アロマオイルの選ぶときの注意点

100%植物から抽出された信頼できるメーカーのものを選びます。100円などの価格が安すぎるものは、本物の精油ではなく、化学合成されたものですので、肌あれやシミを引き起こす可能性があります。

香りには様々なものがあり、色々な効能があります。しかしまずは好みの香りを使うことが大切です。嫌いな香りを無理に嗅いでも、その効能を生かすことができませんし、気分が悪くなってしまうこともあります。

まずはラベンダーがオススメ

好みの香りがよくわからない方も多くおられると思います。

そんなときは「ラベンダー」です。ラベンダーは最も使い道が広く万能と言われている香りです。リラックス、安眠に効くのは有名ですが、抗菌、抗ウイルス、鎮痛、ストレスや怒り、不安な心を癒やしてくれるなどその他にも調べるとたくさんの効能がわかります。

高齢者と介護者をともに、癒やしてくれるアロマテラピー。レクリエーションとして行うにも大掛かりな準備が要らず、思い立ったときにサッとできるのが魅力です。

アロマの香り漂うお部屋で会話もはずみ笑い声が聞こえてくるような、そんな時間を作ることができると良いですね。