介護離職を救え!介護士が日本経済を支えている!?

皆さんは介護離職者という言葉をご存知ですか!?

介護離職者とは自宅や施設で介護が必要となった家族をサポートするため、退職する事を余儀なくされてしまった方々の事を指します。

この問題の深刻さと現状を伝えると共に、私達介護士に出来る事をお伝えしていきたいと思います!

介護離職は日本経済を後退させてしまう!?

介護保険制度が開始されて約15年。

当時は介護保険制度によって介護の力が隅々まで行き渡れば、介護離職問題は簡単に解決すると考えられていました。

しかし、現状はそんなようには変わっておらず、今現在も毎年10万人前後の方々が介護を理由に退職されています。

日本全国で働いている人数は2016年2月時点で6351万人と言われており、630分の1の人達しか辞めてないじゃないかと思う方もおられるかもしれません。

ですが、10万人もの人が自分の意思とは違う形で職を捨てなければならないということは本当に大きな問題なのです。

  • 技術職の先任者が次の世代の技術者を育てる前に退職してしまい、職人がいなくなってしまう
  • 日本全体の労働者が減る事により景気が後退していく
  • 一度退職した後は再就職が難しく、介護が終わった後も働くことが出来ないこともある
  • 世帯収入の減少や消失によって生活保護などの支援が必要となる場合もある

たかが介護による一時的な離職、というような認識は無くなりましたか?

このように、その人の人生計画を大きく狂わせてしまい、さらには国にとっても大きな損失となってしまう大問題なのです。

介護保険制度によってなぜこの問題が解決できなかったのかを考えることで根本的な問題解決に向けて進みだすことが出来るのではないでしょうか!?

確かに介護保険制度によって多くの要介護者やそのご家族様が救われる事となりました。

しかし、その反面で介護保険に頼る事を悪い事だと考えてしまっている方々や、制度そのものをよく理解できておらず利用されていない方も多くいるのです。

よくメディアで騒がれている介護人材の慢性的な不足もこの問題に拍車をかけていますよね。

つまり私達介護士に出来ることは、

  • 介護保険の必要性とサポート力を正しく知ってもらう
  • 家族だけで支える事だけではなく、外部の人間が関わることで変えられることがある事も理解してもらう
  • しっかりと介護士としての技術と知識を磨き、素晴らしい後輩を育成していく

という事なのではないかと思います。

介護士の私達に出来ることはたくさんある

介護士の仕事といえば、排泄や入浴の介助をするといったイメージが強いのですが、実はそれ以上に多くの必要性や役割を持っているのです。

だからといって特別な事をしなくてはいけないのかと気を張る必要はありません。

一人一人の利用者様に真摯に向き合い、あなたの周りにいる人たちの介護士に対するイメージを向上させていくだけでも大きな価値があるのです。

あなたの技術を、笑顔を、多くの方々が待っています。

これまで以上に介護という仕事に自信を持ち、全力で活躍してくださいね!!