認知症で性格が変わるって本当!?

「あの人は認知症になって性格が変わった…」

皆さんも1度はそういう話をあるのではないでしょうか。

認知症を患ってしまうと絶対に性格が変わってしまうのか。

そして、以前と変わってしまった要介護者の方とどのように接していけばよいのか。

そのあたりについて考えていきたいと思います!

認知症で性格が変わることもある!

まず始めにはっきりとさせておきたいのは、

認知症によって性格が変わるという事は本当にありえるのかということ。

これは残念ですが実際にありえるのです。

しかし、全員が全員というわけではありません。

認知症と一言にいっても、

『アルツハイマー型認知症』
『脳血管性認知症』
『レビー小体型認知症』
『前頭側頭型認知症』

など

認知症となった原因によって種類があり、その症状も実に様々。

その中でもピック病と呼ばれる『前頭側頭型認知症』に大きな性格変化を伴う症状がみられるのです。

では、他の種類の認知症であれば性格の変化が全くみられないのかといえばそうとも言えないのです。

認知症というのは簡単に言ってしまえば、それまで出来ていた事が出来なくなったり分かっていたはずの事が分からなくなってしまうという病気。

今まで当たり前だった日常が自分にとって当たり前でなくなったとしたら…

誰だって気が動転したり、心配になったりするものでしょう。

こういった不安によってこれまでとは違う言動を行う、そのような姿を見て、前とは違うと感じることは少なくありません。

では実際に介護の現場で認知症を患っている利用者様と関わりを持つ時にはどのような事に心掛ければ良いのでしょうか!?

答えはとても簡単。

【少しでも良い方に受け取ってあげること】です。

認知症の症状の中には若い頃の自分に戻るというものもあります。

若い頃に戻るという事と、以前と違う自分になるという事、この二つは真逆の現象となっていますよね。

それならば、目の前にいる利用者様が穏やかであれば『この方はきっと昔から穏やかな方だったのだろう』と。

そして、もしも乱暴であったり暴言を口にする利用者様であれば『きっと病気のせいでこのようなことを口にしてしまっているのだろう』と。

これならば、その日からでも実行できそうな気がしませんか?

お互いに気持ちの良い介護を目指して

介護士というのは利用者様のこれまでの生活背景まで正しく理解し、受容してあげる介護を必要とされています。

しかし、その人の持つ性格をこうだと決め付ける必要などないのです。

誰だって意図的に誰かを傷つけたいなどと思っていない。

そう考える事は、介護側である自分達の心のケアにも繋がります。

あの人に決して嫌われているわけじゃない。

そう思えるだけで、きっとこれまで以上にコミュニケーションを取るのが楽しくなるのではないでしょうか。

前向き解釈で楽しく介護、ぜひ実践してみてください!