サービス業からの転職。思いやりの心を介護に活かそう!

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「介護の仕事に興味はあるけれど、未経験の自分が今から飛び込むには不安だよなぁ…」
そういう声をよく耳にします。

確かに今までと違う業種の世界に飛び込む事は勇気が要りますし、それまでの経験を無駄にするようで抵抗もありますよね。

しかし、介護という世界は決して異色な世界ではなく、関わってみると前職のスキルを活かせる面が多々存在しているのです。

介護の仕事もサービス業、思いやりの気持ちが一番大切。

介護職という言葉のイメージを聞くと、「体力がいる」「技術を身につける必要がある」「汚い仕事」という返事が多く返ってきます。

『体力』『技術』『忍耐力』
いずれも確かに介護職に就く上で必要なものだと思います。
しかし、それ以上に必要なものが存在します。
それが『相手を思いやる心』です。

当たり前の話になりますが、介護の対象となるのは人間です。
ですが、介護の仕事を長年続けるうちに、その当たり前を忘れてしまう方が多いという残念な現状があるのです。

例えば声掛けで考えてみましょう。
あなたが初めて出会った方に声を掛ける時、タメ口を使ったり下の名前で呼んだりするでしょうか?
そんな事はとてもできませんよね。
通常であれば敬語を使用し、苗字で話しかけるはずです。

それが介護の現場を覗くと「○○ちゃん!元気~!?」や「ちょっと、それしないでって言ったでしょ!」など、とても目上の方に話すような口調とは思えない声掛けを行う介護スタッフがたくさんいるのです。

そこにはきっと『慣れ』であったり、『してあげてるという感情』が存在しているのではないでしょうか。
そして同時に、周りの介護スタッフも同じような声掛けをしているからという言い訳を胸の中に秘めているような気がしてなりません。

長年勤めて技術があるけれど馴れ馴れしく声掛けを行う介護スタッフと、別業種から転職したばかりで技術は無いけれど心のこもった声掛けを行える介護スタッフがいるならば、私なら迷うことなく後者に親の介護をお願いしたいと思います。

思いやりの心というのは付け焼刃ではどうにもなりませんが、技術や知識というものは時間をかけてゆっくりと習得していけるものですからね。

経験年数だけで見てはいけない介護スタッフの価値

前述したような声掛けの数々を、介護施設の見学や介護の資格を取得する上で必要な実習などで実際に目の前にすると「なぜそんな言い方をするのだろう」と感じるはずです。

その気持ちを絶対に忘れないで下さい。
そして、自分ならどのように接してもらえると嬉しいかを考えて下さい。

そうすれば必ず、経験年数以上に魅力的であり価値のある介護スタッフになれるはずです。

笑顔は笑顔を生み、喜びは喜びを生みます。

思いやりの心と技術、そして知識を持ち合わせた介護スタッフとなり、素晴らしい後輩を育成していけば、いつか施設全体が優しい声掛けで溢れることでしょう。

あなたが今持っているスキルは決して無駄ではありません。
その温かな思いやりの心、ぜひ介護の世界で活かしてくださいね。