介護技術より大切なもの

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介護技術がないと介護は出来ないとか介護の仕方がわからないと思っている人、そんなことは全くありません。

介護とは誰でも簡単にすぐにでも出来るのです。それは“コミュニケーション”です。

これは技術がなくても簡単に出来るので少し掘り下げて解説していきましょう。

介護とは「人と人」の繋がりで成り立っている

さて、介護は誰でも出来ると記載しましたが、これは本当です。

例えば介護施設に入社したときにまず最初に行う仕事は排泄や食事介助ではなく必ずコミュニケーションです。

これは介護が「人と人」の繋がりで成り立っている仕事だからです。

ここで自分が介護される側だと仮定してみましょう。

初めて会う介護士にいきなり入浴介助や排泄介助をしてもらいたいと思いますか?

仕方ないとわかっていても妙に恥ずかしくて、気分はよくありませんよね?

それは高齢者にとっても全く同じです。

コミュニケーションが取れていない人に身の回りのことを手伝ってもらうことは凄くストレスになるのです。

ですから初めはみんな高齢者とのコミュニケーションから始まるのです。

高齢者の話に耳を傾ける“傾聴”というのも重要な介護技術の一つなのです。

高齢者が今何を想い、どんな欲求があるのかを感じ取って不快な思いをさせることなく介護を行うのが本当の介護士です。

これはベテランの介護士でも新人の介護士でも誰でも差がなく出来る介護技術の一つなので介護が初めての人でも臆することはありません。

相手は認知症で自分と話したことを覚えていないかもしれません。しかし心から向き合って話をすることで認知症の方でもしっかりと伝えることが出来ます。

そこで諦めてコミュニケーションを怠ると介護に入れないなどといった弊害が出てくることもあるのでしっかりと向き合って高齢者と話してみてください。

私たちの人生の先輩です。貴重な話もたくさん聞くことが出来て皆様が思っている以上に楽しい時間になると思います。

笑顔を引き出すことを目標にしよう

人という生き物はとても繊細です。

特に子供や高齢者は言葉一つで体の調子が悪くなってしまったり、逆に良くもなります。

特に高齢者はコミュニケーション不足により引きこもってしまい、廃用性症候群などといった精神的な疾患になることもあります。

ですからまずは1つの笑顔を引き出すことを目標にしてみてください。

何でもいいので高齢者を笑わすことが出来たならばあなたは介護士としてとても優秀だと胸を張ってよいでしょう。

そんな笑顔に溢れる毎日を提供していくことが私たち介護士の仕事であり、誇りなのです。

ですからこれから介護業界で働きたいと思っている方はどんどん高齢者と話をしてコミュニケーションをとってみてください。