老人ホームを探すと決めたら-特別養護老人ホームについて④

枝に花咲く梅の花

こんにちは。
ここ最近100%外食でコーヒーの量も増えていたところ、次第に胃が痛くなってある朝起きたら舌が真っ黄色だった朝です。すんごい驚きました。
胃薬と必死のベジタリアン生活でなんとか健康を取り戻しました。この私が胃薬とか、なんか屈辱…
今回も引き続き特別養護老人ホームについて書きたいと思います。
私が特養の現場を初めて見たのは、専門学校1年生の実習の時でした。
もう10年近く前の話になります。具体的な話しはここでは避けますが、たまたまそのような施設に当たったのか、今思い出しても到底人が生活する環境とは思えないところでした。その時のことを思い出すと正直今も“悲惨”という言葉しか浮かびません。その1ヶ月に渡る実習の印象があまりにも強烈だったため、就職先を決めるときに特養で働こうという気持ちは、正直1ミリもありませんでした。

なぜこんな話をするのかというと、特別養護老人ホームを第一の選択肢として考えている方は、よくよくしっかり見てきてほしいのです。(有料老人ホームやその他の老人ホームなら安心というわけではありません。)
慎重に検討し、待機中に新しくできる特養がないかアンテナを張り、もしあれば面倒がらずにそちらも見に行ってほしいのです。
だからこそ、老人ホームを選ぶときは切羽詰まった状況になってからではなく、ある程度余裕のあるうちから検討してほしいのです。

資金の問題で特養を第一選択肢とする方は多いと思います。
私の大叔母も某県の特養で最期までみていただきました。
あの実習から10年ほどたった今、特養も色々なタイプができています。
世の中の老人ホームへの関心も高まり、制度も変わって特養も昔のままではないはずです。

さて、それではいくつかの視点から特養選びを考えてみましょう。
まずは従来型かユニット型かです。
従来型とは分かりやすく言えば学校の寮生活のようなものでしょうか。二段ベッドというわけにはいきませんが、多くの場合数人相部屋で食事時にはみんなが一斉に食堂に集まります。その規模100人クラスのところも珍しくありません。

若い人の寮生活ならば自分のことは自分ででき、時間になったら食堂でおばちゃんがご飯を用意してくれているので食堂に行き、同部屋の友達とおやつを交換しあったり遊んだり、たまには規則を破るスリルを味わったりしながらも結構楽しい生活かもしれません。

しかしここで考えなければならないのは、特養に入所するのは皆が介護度3以上の要介護者だということです。自分1人では食堂にたどり着くこともできない人が大勢います。しかも8割以上は程度の差はあれ認知機能に障害が出ています。
それを100人収容し、8時と12時と18時に食事が食べられる状態に持っていくとはどういうことでしょうか。少し考えてみましょう。

特別養護老人ホームについて⑤へ続く

ABOUTこの記事をかいた人

主な経歴は約6年の介護付き有料老人ホームの介護スタッフで、現在3ヵ所目の有料老人ホームで相談員として働き始めたところです。 有料老人ホーム以外にも特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、グループホーム、ショートステイ、デイサービス、デイケア、お泊まりデイの現場も見てきました。 半年間ではありますが、介護老人保健施設の相談員も経験しています。