高齢者向けのレクリエーション「お隣さんへ宅急便!」

rekuorigami

お隣さんへ宅急便!

少しマンネリしがちなレクですが、「人へ物を渡す」レクはどの施設でも行われているのではないでしょうか。

同じレクでも、少し手を加えるだけで全然違う印象が出て楽しくなります。

今回は物を人へ渡す伝達ゲームのお急ぎ版をご紹介します。

対象者

上肢がある程度動けば可、高齢者の間を職員が繋いでも尚可、認知症がある場合職員が声を変え「急いでいる雰囲気」を作る

用意する物

宅急便用の品物(新聞紙、お手玉、ボール等、比較的大きくない物)を5点、かご4つ※品物の数は6点以上となると、ゲームの収集が付かなくなる

レクの進め方

・2チームに分かれ、向かい合って2列に座ります。かごの2つに品物を全て入れ、各チームのスタート側に1つずつ置きます。各チームの反対側の端には空のかごを置き、ゴール地点とします。

・スタート地点にいる人が、かごの中から品物を1つ取り出し、ゴールの人まで順に隣の人に手渡します。

・ゴールの人が品物を受け取ったら、その品物を空のかごの中に入れ片手を上げてスタートの人に知らせます。

・ゴールの人の合図を見て、スタートの人が次の品物を手渡していきます。

・全てが先にゴールのかごに品物が入ったチームが勝ちとなります。

※必ず各チームの列には「常時一つの品物」があるようにします。
※送り方として、ラケットのような「直接手と手にならない」工夫も面白いかもしれません。
※品物にひと工夫足して「少し渡しにくい物」を追加しても良いでしょう。例えば、皿に入ったピンポン玉等ですね。

注意するポイント

高齢者のレクという事ですから、「安全第一」という事で品物は割れにくい物を選択しましょう。
競うレクはついつい熱くなり、椅子から体が動いてしまいます。そのため、足場と椅子を置いてある地面が滑りにくいような対策が必要です。

レクを実施しての感想

デイサービスでやってみました。一番は「競い合う」場面が高齢者にも面白みであったと思います。ゲーム自体は時間はかからず準備も簡単です。施設の時間の流れにもよりますが、比較的時間が少ない午前中でも出来ます。手が空いている職員が各チーム3名ずつ集めるなどして、もっと少人数で行うと益々簡単です。やはりヒヤッとする場面が、熱くなりすぎて椅子から腰が浮く瞬間です。定番ゲームとなり、現在は進行役と各チームに一人ずつ職員を配置して計3人で対応しています。
入所系施設で実施させて頂きました。やはり介護度が気にはなりましたが、出来る高齢者だけでやってみました。通所系の利用者ではないので、1ゲームに5分くらいかかります。認知症の利用者にはスタッフがついて少し「せかす」ような声かけをしています。やってみないと「出来るかどうか、やりたいか」が分からないですが、やり始めると意外と?楽しいようです。競う事はある程度高齢者にも必要かと思います。
通所施設の職員です。レクのバリエーションが必要との事で参考にさせてもらっています。通所では新規の利用者が取っ付きやすいゲームが必要で、既存のゲームでは常連さんがどうしても強くなりがちです。ですから、数を多くして「やり慣れていないゲーム」が多い方が毎回考える必要があり、割と公平にゲームが進んでいきます。「相手チームのズル」を指摘する利用者もいて面白いです。

高齢者の方が体を動かして行うレクリエーションの種類