在宅介護の限界

広がる赤い薔薇

家庭の中の高齢者

30年前は核家族化が社会問題となり、世代間で協力する事が少なくなったと言われていました。
今では高齢化が進み、各家庭でも親類の高齢者の割合が増えています。
おじいちゃん、おばあちゃんだけでなく、ひいおじいちゃん、ひいおばあちゃんの存在も珍しくはなくなってきました。

在宅介護の限界

自分の両親、おじいちゃん、おばあちゃんに介護が必要になってきた時、多くの場合先ずは一番近くに居る家族でお世話をするのではないでしょうか。
お勤めの前後にちょっとお世話をしていたのが、だんだんと症状が進んで日中も手助けが必要になってくると家族の中で誰かが仕事を辞めてお世話に専念しなければいけなくなります。
働き手が複数居る場合、金銭的にはなんとかなりますが働き手が一人しか居ない場合在宅では難しくなります。

在宅介護と介護施設にかかる費用

在宅で、用品のレンタルや訪問看護、訪問ヘルパーなどのサービスを受けた場合の自己負担額は1万円前後から8万円未満の方が多いようです。
どちらも要介護の度合いによって料金が決まります。
在宅でも食費などかかってきますから、費用的には大差はありません。

心身ともに家族の健康が一番大事

加入している保険やなどによっても受けられるサービスや料金が変わってきます。
実際にどれくらいの費用がかかるのか住んでいる市の役所に尋ねてみましょう。
介護は10年20年と長く続くので家族全員が無理のないような役割分担を相談することが大切です。
ご本人の希望としては、高齢になるほど住み慣れた家から離れたくない方が多くなるようです。
施設に預けると普段の生活の中の危険から守ることができたり、日常的にプロのケアを受けられたりします。
介護する側が安心して生活できるというのも大きなメリットの一つです。
在宅では介護する側、される側、お互いの心のゆとりを失う危険性もあります。
「施設に預けるのは親不孝」と言うのは一昔前の建前です。
お世話する側が元気に働いて経済的にも余裕があり、明るく広い心で接してあげられる事が最期に後悔を残さないひとつの方法ではないでしょうか。