介護マニュアル「食事介助のスムーズな行い方」

101920

食事介助のスムーズな行い方

食事介助は介助の中でも重要なものです。食事を自分で摂れない方に対して行いますが、ポイントを押さえておかないと、喉に詰まってしまったりなど命の危険もありますので注意しましょう。
食事は高齢者にとっても楽しみの一つですので、安全に美味しく食べてもらうようにしましょう。

①むせない食事介助

食事中にむせてしまう場合がありますが、できるだけむせないような食事介助を行いましょう。
むせてしまいますと肺に食材が入ってしまって肺炎になってしまったり、最悪の場合は命にかかわることもあります。

むせないポイントとしては、焦らない、ゆっくりと食べてもらう事です。食事介助をしているとどうしても時間が気になってしまうところですが、ゆっくりと食べてもらうことによってある程度むせることを抑えることができます。

また、飲み込みをきちんと確認することも大切です。口の中にまだ残っている状態で次々と入れてしまうと飲む込みが止まり、口の中に溜まってしまいます。
調整が難しい場合、確認が難しい場合は小さめのスプーンや、箸で掴めるぐらいの量で食事介助をするようにしましょう。

時々早く食事介助が終わるからといって大き目のスプーンで食事介助をする場合がありますが、それはむせやすくなる原因となりますので注意しましょう。

②トロミ剤の注意点

お茶やお汁ものなどの水分系は、サラサラとしておりむせやすいものです。その為、トロミ剤と呼ばれるものを使用して、トロトロとした水分に替えて食事介助を行います。

しかし、そのトロミ剤の使用方法を間違えると反対にむせてしまいますので注意が必要です。

人によってトロミ具合は違いますが、おおよそ200ccの水に対して小さじ1杯のトロミ剤を使用します。ほとんど変わりはないように思いますが、少しのトロミでもムセは防ぐことができます。

間違った行い方とは、トロミ剤を入れ過ぎる事です。ついつい入れてしまいがちになりますが、トロミを使用しすぎると反対に喉に詰まってしまうかのうせいがあります。

また、しっかり混ぜないとダマになってしまい、それがむせる原因にもなりますのでかき混ぜながら少しずつ入れるようにしましょう。

食事介助は毎日行うものですので、しっかりとポイントを押さえて食べてもらうようにしましょう。むせてしまうと食欲も無くなって食事量が減ってしまう傾向にありますので、そういったことも理解して食事介助を行いましょう。