高齢者施設で利用者さんと一緒にどうやって恵方巻を作っていますか?

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高齢者施設でレクリエーションとして、恵方巻を作るところから利用者さんと一緒に楽しまれるところも多いでしょう。そのとき、どの程度のお手伝いをして頂いていますか?ということをお伺いしました。

恵方巻きは、もともとは関西の習慣。江戸時代から明治時代にかけて節分の日に商売繁盛を祈ったりするのに登場していたようです。

当時は「丸かぶり寿司」や「太巻き寿司」と呼ばれていたこの恵方巻。具は七福にちなんで七種類入れるのが基本だそうです。

具を七種類も入れたら、ずいぶんと太い太巻きが出来上がりそうです。

これではお年寄りは食べにくいかと思いますし、食べにくいということは飲み込みにくいということなので、危険です。

七種類にはこだわらず、予算内で出来る限りの材料で行うのが、お互いに良さそうですね。
色々な具を用意して、好きなものを巻く…というのも、楽しみながら出来そうでいいですね!

恵方の方角を向いて、無言でもくもくと食べるのが恵方巻きのルール。独特の光景ですよね。
歳徳神(としとくじん)という神様のいる方角が恵方と呼ばれる方角で、その方角は毎年変わります。事前にチェックしておいてくださいね。

酢飯や中に入れる具材(きゅうり、卵焼き、かんぴょう、しいたけ、ホウレンソウ、さくらでんぶなど)は、あらかじめ用意しておきました。
恵方巻を切った断面図を大きく画用紙に描き、図の具材を見ながら「次はこれをのせようか」と相談しながら、具材を酢飯にのせていきました。
具材をのせる所を少しへこませておくと巻くときに巻きやすいです。
また、巻いた後にラップでくるんでしばらく置いておくと、切りやすいです。切るときはラップも一緒に切ると、包丁に米粒が着きにくく切りやすいです。
恵方巻は本来1本のまま食べるのでしょうが、食べづらいし喉に詰まってしまってはいけないので、切りました。
結構みなさん普通にやっていただいてます。
女性の方は特にご自分で作ったことがある方も多いので職員より上手な方もちらほら。
本当に作るのが難しい方にはきゅうりをおいてもらったり卵をおいてもらったり、出来る限りご自分で作った恵方巻を食べていただきたいのでがんばってもらいます。
みなさんわいわいしながら楽しく作って完成したときはとても嬉しそうです♪
私は、以前高齢者の施設でボランティアをしていたことがあります。
節分の行事として、恵方巻を食べます。恵方巻は、節分の日の当日に、施設のキッチンで作っていました。
海鮮などの具材を用意し、利用者さんと一緒にまきすの上にのりやご飯具材をのせながら巻いたり、一緒に切ったりしながら、会話を楽しんで作っていました。
その方一人一人にあった作業工程をお願いしています。包丁が使える方は具材の切り方。具材をのせたり、巻いたりできる方はその作業を。道具を準備したり、片付ける作業も調理活動の一つです。一から自分でできなくても職員が手伝う等して参加してもらっています。中にはその日活動に参加したくないという方もいると思います。その方には見て雰囲気だけでも味わってもらっています。
のりをまく作業は息が合わないと出来ない作業なので順番に具材を飯の上に載せていく作業をしています。棒状に切った卵やキュウリやカニかまぼこ、大葉などを大きな声を掛けながらをしていきながら順番に乗せていきます。この手順は少々置き間違いをしても皆が同じでなくてもいいものです。切り口がこうでなければならないという規定は設けていないので乗せるだけなら楽しむことができます
高齢者の利用者さんは、初めから全部作るのは難しいため、自分でできることは、やってもらうようにしています。なので、人それぞれできる範囲が違うので、その人にあった方法を選ぶようにしています。また、固いごはんで喉を詰まらす可能性がある方には、なるべく柔らかめのごはんで、恵方巻きの長さも短めにするなどをし、誤嚥防止にもつとめています。
たくさんの具を揃えるのは大変ですが、食べやすい具、鮮やかな色のものを使います。テーブルに卵焼き・デンブ・かんぴょう・きゅうりをならべ、みんなで手分けして楽しく巻きます。しっかり巻けていないものは、ちょっと手直しします。本当は一本のままかぶりつくのがいいのですが、高齢者ということもあり、輪切りにして、切り口の鮮やかさを見ながら、食べるようにしています。
私が働いていた施設では手先がまだうまく動かせる方に限りやっていただく感じでした。特に具材などの準備は厨房職員にお願いしました。のりを敷いた上にご飯と具材を入れて巻く作業は入居者の方にお願いしました。特養施設でしたので皆さん自分が自宅で料理をしていた頃を思い出され楽しく和気あいあいと作業をこなされていました。
ご飯にこちらで計った分量の酢を入れてもらうとか、すし飯をウチワであおいでもらうとか、用意した具をすし飯の上に乗せるとかしてもらっています。手を添えてもらって一緒にマキスで巻いてもらいます。実際はウチワで扇いでもらっても全然角度が違っていてご飯の上を扇げない方がほとんどだと思います。ほぼ職員がしてるようなものですが雰囲気だけでも楽しんでもらっています。
私なんかより所謂海苔巻きを作るにあたり経験豊富な利用者さんが多いので教えて頂くようなスタンスで一緒に作業をするようにしています。大抵の方が「恵方巻は作った事が無いわ~」などと言いながら、とてもイキイキとされて張り切って教えてくださり、毎年綺麗な恵方巻きが出来上がります。関西出身の方は恵方巻きについて説明もしてくださったりしますので、こちらもとても勉強になります。

節分の日に行う高齢者向けのレクリエーション 

2016.01.11